映画『ネイバーズ2』の概要:セス・ローゲンとザック・エフロンが共演した、下品なコメディ映画の第2弾。家を売るために30日間だけ静かに暮らしたい家族と、隣の家で毎日パーティー騒ぎをする女子大生たちとの戦いの日々を描いた。
映画『ネイバーズ2』の作品情報
上映時間:92分
ジャンル:コメディ
監督:ニコラス・ストーラー
キャスト:セス・ローゲン、ザック・エフロン、ローズ・バーン、クロエ・グレース・モレッツ etc
映画『ネイバーズ2』の登場人物(キャスト)
- マック(セス・ローゲン)
- ケリーの夫でステラの父。緊張するとお腹を下してしまう癖がある。同僚のジミーと妻ポーラとは、家族ぐるみでの付き合いがある。郊外に新居を購入し、今住んでいる家は売り出し中。預託の意味を理解していなかったため、家の売却が確定する30日間、隣人シェルビーたちと戦争しあうことになる。
- ケリー(ローズ・バーン)
- マックの妻。2人目の子供を妊娠中。オーストラリア出身。大人のおもちゃを見つけ出してしまう娘ステラに手を焼いているが、諦め気味で、自由にさせている。
- テディ(ザック・エフロン)
- マックとケリーの家の隣人だった青年。フラタニティと呼ばれる男子社交クラブ“デルタ・サイ”メンバーとして生活していたが、今は就職して、ゲイの親友ピーターとルームシェアしている。何かと人の役に立ちたがる。マックとケリーに通報され、逮捕歴のせいで良い仕事につけない。
- シェルビー(クロエ・グレース・モレッツ)
- マックとケリーの隣の家に越してきた大学生。ソロリティと呼ばれる女子社交クラブ“ファイ・ラムダ”に入会するが、パーティーを開く事もドラッグも禁止と知り、ベラ、ノーラと共に“カッパ・ニュー”を開設。厳しい父に夜遊びを禁止されていたため処女で、それを気にしている。
- カッパ・ニュー<シェルビー(クロエ・グレース・モレッツ)、ベス(カーシー・クレモンズ)、ノーラ(ビーニー・フェルドスタイン)>
- フラタニティに頼らず、自分たちでパーティーを開ける、女の子のための自由なソロリティ。シェルビー、ベス、ノーラは設立メンバーで、テディは設立の際に相談役になっていた。決して頭がいいとは言えず、冴えない外見の女の子の集まり。一生の姉妹を作ろうとしている。女性の人権を声高らかに宣言しているが、相談役のテディをおじさんだと言って追放するなど、無神経な部分が多い。隣人マック夫婦と、派手に喧嘩することになる。
映画『ネイバーズ2』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『ネイバーズ2』のあらすじ【起】
マックとケリー夫婦は、娘ステラと3人で平穏に暮らしていた。
そしてケリーは、2人目の子供を妊娠。
4ヶ月後、郊外に新しい家を買ったマックたちは、今住んでいる家を売ることにした。
買い手が決まり喜ぶマックたちだが、30日の預託期間があった。
預託期間の間は、買い手の夫婦はいくらでもマックたちの家を調べる事ができるのだ。
大学に入学したシェルビーは、女子社交クラブ“ファイ・ラムダ”に入った。
しかし、大麻もパーティーも禁止と知って落ち込む。
フラタニティが開くパーティーに招かれるのが常識らしい。
パーティーに招かれたシェルビーは、ベス、ノーラと意気投合。
寮に戻って話し込むうちに、自分たちでソロリティを作ればいいと思いつく。
友人たちと集まったテディは、ゲイの友人ピーターとダレンの婚約を祝う。
しかしピーターとルームシェア中のテディは、ルームシェアを解消する事になった。
シェルビーたちは、ソロリティ活動のための家を借りようとするが、お金が足りずに困っていた。
そして、偶然テディと出会う。
昔、その家でフラタニティ“デルタ・サイ”をやっていたテディは、シェルビーたちに知恵を貸すことになる。
映画『ネイバーズ2』のあらすじ【承】
ソロリティ“カッパ・ニュー”を始めたシェルビーたちは、毎晩のようにパーティーを開いて大騒ぎ。
隣人のマックとケリーは、シェルビーたちと話し合いをしたが効果は無かった。
しかも“カッパ・ニュー”の相談役は、マックとケリー夫婦に因縁のあるテディ。
仕方なく、シェルビーの父を呼び出して注意してもらう。
それをきっかけに、“カッパ・ニュー”とマックたちの戦争が始まった。
庭に侵入して騒いだり、タンポンを投げるという嫌がらせを行うカッパ・ニュー。
視察が迫る中、友人ジミーとポーラがシラミに悩まされていると知り、シラミがついた衣類を投げ入れたマック。
害虫駆除をせざるを得なくなったカッパ・ニューは、家を空けた。
その間に視察は無事終了。
ルームシェアを解消したテディは、仕事を辞めてまでカッパ・ニューの家に越してきた。
親友たちは、テディの行動のおかしさを指摘するが、それが原因で仲間割れ。
シェルビーたちは、害虫駆除のせいで資金問題を起こしていた。
残ったお金で大麻を買い、売人たちを警察に売り、学園祭で大麻を売って稼ごうとする。
それに反対したテディは、シェルビーたちから追放される。
映画『ネイバーズ2』のあらすじ【転】
マックとケリーの側に乗り換えたテディは、カッパ・ニューを潰す手伝いを始める。
学園祭で売る大麻を盗めば、カッパ・ニューは空中分裂すると考えたテディ。
テディ、マック、ケリー、ジミー、ポーラの5人は、学園祭に侵入。
テディがダンスを踊ってカッパ・ニューの気を引いている間、マックは大麻を盗む。
しかし途中でテディにハプニングが起こり、大麻を盗んでいるのも見つかってしまう。
大麻を持って逃げ切ったマックたち。
テディが無職で住むところもない、と知ったマックとケリーは、しばらくテディを住まわせることに。
カッパ・ニューの反撃が始まる。
マックとケリー、それぞれの携帯の連絡先をカッパ・ニューメンバーのものにして、夫婦仲を引き裂こうとする。
ジミーの携帯からマックに電話すると、マックはケリーの実家オーストラリアにいた。
ようやくカッパ・ニューにはめられたとわかる。
しかもマックたちの家に不法侵入し、家具を盗んで勝手に売ってしまった。
だがマックたちは、大麻を盗んだことがネックになっていて、警察に通報できない。
映画『ネイバーズ2』の結末・ラスト(ネタバレ)
カッパ・ニューを追い出さなければ、家の買い手は契約解消すると言ってくる。
一方、シェルビーたちは家賃を滞納していて、立ち退きを求められていた。
仕方なく、男に媚びたパーティーを開く事になった。
テディは、このパーティーを潰せば解決すると見抜く。
パーティーに侵入したテディ、ジミー、ポーラは、家を停電させようとするが失敗。
シェルビーは、通報を防ぐためにマックの家の電話を使えなくして、携帯も盗む。
マックとテディはガレージに閉じ込められるが、エアバックを使って脱出。
男からのセクハラだらけのパーティーに嫌気がさしたベスとノーラは、シェルビーと大喧嘩。
それを見たケリーたちは、家よりも仲間が大切だろうと説得。
男たちを追い出したシェルビーたちは、女の子だけの楽しいパーティーをやり直した。
そこには、ファイ・ラムダのメンバーも集まった。
パーティー中に破水したポーラは、ジミーと一緒に病院に急いだ。
テディは、ピーターたちと仲直りした。
メンバーが増えて家が必要になったカッパ・ニューは、マックたちの家を借りる事になった。
テディは、ゲイ専門のウエディングプランナーとして起業。
新居に引っ越した後、ケリーは次女ミルドレッドを生んだ。
関連作品
前作 ネイバーズ(2014)
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