映画『パージなナイト ブラックさん家の史上最悪の12時間』の概要:サスペンス映画「パージ」のパロディ作品。盗んだお金で高級住宅街に越してきたブラック家に、あらゆる犯罪が許されるパージの夜が迫りくる。主演のマイク・エップスが製作総指揮も務めた。
映画『パージなナイト ブラックさん家の史上最悪の12時間』の作品情報
上映時間:93分
ジャンル:コメディ
監督:デオン・テイラー
キャスト:マイク・エップス、ゲイリー・オーウェン、ズライ・エナオ、ブレシャ・ウェッブ etc
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映画『パージなナイト ブラックさん家の史上最悪の12時間』の登場人物(キャスト)
- カール・ブラック(マイク・エップス)
- シカゴで配線請負会社をしていた黒人男性。キー・フローの大金とドラッグを盗み、ビバリーヒルズへ引っ越した。アリーとジュニアを生んだ最初の妻は死んでいる。家族に裕福な暮らしをさせるために、借金やローンを踏み倒している。ビバリーヒルズに住む裕福な白人はパージをしないと思い込み、暢気に構えていたせいで、パージに巻き込まれる。白人と黒人の配線方法は違うと言い、家族の前では配線を行わない。アフリカ系の黒人ではない事を自慢している。
- ロレーナ(ズライ・エナオ)
- カールの2番目の妻。派手なメキシコ人で、スタイルも良い。アリーとジュニアから距離を置かれ、クローナットからいやらしい目線で見られているのが苦痛。カールの悪事に関しては何も知らないが、急な高級住宅街への引っ越しに疑問を持ち、大金の出どころを怪しく思っている。
- アリー(ブレシャ・ウェップ)
- カールの娘。思春期真っ只中の、いまどきの女の子。シカゴにフリーズという彼氏がいるが、浮気を疑っていて、フリーズ自身の性格にも危うさを感じ取っている。ロレーナを母と認めていない。ロレーナの母の形見のネックレスをお守りとして渡されるが、安上りに済ましたと考える。
- ジュニア(アレックス・ヘンダーソン)
- カールの幼い息子。本名はカール・ジュニア・ブラック。自分の事をヴァンパイアだと思い込んでいて、死んだ実の母からは気味悪がられていた。ロレーナを母と認めず、ラジコンヘリなどを使ってイタズラを仕掛けている。
- クローナット(リル・デュヴァル)
- カールのいとこ。頭に巻いたバンダナの下は、禿げかけているらしい。服役していた過去があり、ギャングを気取っているが強くはない。カールのおかげで刑務所から出られたが、あまり感謝している様子は見られない。ロレーナに対して性的欲求を持っているが、ロレーナ本人からは気味悪がられている。
- キー・フロー(チャーリー・マーフィー)
- やり手のドラッグの売人。カールに防犯装置の配線を依頼した時に警察に逮捕され、大金とドラッグを盗まれた。報復のために老人や牧師を平気で殺す悪人。長髪に派手な服を身にまとい、カールをパージするためにビバリーヒルズに現れる。
映画『パージなナイト ブラックさん家の史上最悪の12時間』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『パージなナイト ブラックさん家の史上最悪の12時間』のあらすじ【起】
どんな犯罪も許されるパージの夜。
安全に過ごしたい国民は家に籠り、刺激を求める人々は犯罪を犯す、政府が定めた特別な12時間。
シカゴで配線請負会社を経営していた、黒人のカール・ブラック。
ドラッグ売人キー・フローの家に仕事に行った時、大金を残してキー・フローは逮捕された。
大金を盗んだカールは借金を踏み倒し、家族を連れてシカゴから逃げた。
そして偽装書類を使い、ビバリーヒルズの高級住宅街の一軒家を手に入れた。
カール、メキシコ人の妻ロレーナ、思春期の娘アリー、変わり者の息子ジュニア、いとこのクローナットは新天地で暮らし始める。
しかし、引っ越した日はパージの日だった。
アリーの彼氏フリーズがシカゴから来るが、アリーはカールに紹介出来ずにいた。
仕方なく、フリーズを匿うことになるアリー。
クローナットは、カールが金庫に隠していた大金と大麻を見つけ、盗んでしまう。
近所に住むジム・スミスと妻メアリーは、ブラック家の前の住人が、パージを生き残れず死んだと教える。
そしてパージが始まった。
映画『パージなナイト ブラックさん家の史上最悪の12時間』のあらすじ【承】
金持ちはパージしないと信じ込むカールは、ひとつも対策をしていなかった。
周囲が騒がしくなり、家族全員で避難部屋に逃げ込む。
しかし、ジュニアとアリーは自分の部屋に戻った。
フリーズとイチャイチャしていたアリーは、ロレーナが様子を見に来て大慌て。
カールはクローナットから、キー・フローが釈放されたと知らされる。
キー・フローが、自分を裏切った人々を殺していると聞かされ、カールは動揺する。
そしてクローナットが大金と大麻を盗んだと知ったカールは、クローナットを家から追い出す。
突然フリーズが、カールに銃を向ける。
しかもフリーズの浮気が発覚し、激怒したアリーはフリーズを殺してしまう。
近所に住む白人たちが、ブラック家を追い出すためにパージに来る。
家を封鎖し、避難部屋のカメラで様子を見ていると、追い出したはずのクローナットが戻ってくる。
裏口は封鎖できていなかったのだ。
電気も切られ、カールとクローナットは家の中を見て回る。
ジュニアは自分の部屋の隠れ場所に閉じこもった。
映画『パージなナイト ブラックさん家の史上最悪の12時間』のあらすじ【転】
キー・フローが家に侵入していた。
大金とドラッグを盗んだ犯人がカールだと知るキー・フローは、盗んだものを返すよう脅し、カールをパージしようとする。
しかし、運悪くキー・フローは死んでしまった。
カードローンを踏み倒された男性が、アリーをパージしようとする。
ロレーナが助けに来るが反撃され、アリーは男性を殺してしまった。
ジュニアの誕生日パーティーの料金を踏み倒された男性も、カールをパージしに来る。
助けにきたクローナットは、男性を殺した。
車で逃げ出そうとするブラック家。
しかしカールの保護観察官が、カールをパージするためにやって来た。
だが保護観察官は運悪く銃弾に倒れ、カールは段ボールの中の荷物に助けられた。
窓から侵入してきた人々に、クローナットは攫われてしまう。
人影に驚いたジュニアは2階へ逃げ、アリーとロレーナは後を追う。
黒人を嫌う自治会長の白人男性ラリーは、カールに恨みを持つシカゴの人々を集めた事を教え、カールに襲い掛かる。
逃げる事に成功したクローナットは、カールの配線ミスで店が爆発したレストラン店主に気絶させられる。
映画『パージなナイト ブラックさん家の史上最悪の12時間』の結末・ラスト(ネタバレ)
警察に通報するカールだったが、パージ中に警察は動かない。
ジュニアを探すロレーナとアリーは、カールのストーカー、ショランダに襲われる。
アリーとジュニアに助けられ、ようやく母親として認められたロレーナ。
クローナットは、レストラン店主と共に、ビバリーヒルズ・KKKのメンバーに捕まっていた。
偶然その現場に遭遇したカールは、クローナットを助け出した。
ブラック家全員が合流し、車で逃げ出そうとする。
しかし車の借金取りが車の中に潜んでいた。
車から追い出されたブラック家だったが、エンジンをかけたとたん車は爆発。
借金取りは車と共に燃えた。
車の爆発音を聞いたラリーが、ジムとメアリーと一緒に車庫に来る。
ジムとメアリーはラリーをパージし、ブラック家に銃口を向ける。
監視人ホルヘがジムとメアリーをパージして、パージ終了のサイレンが鳴った。
しかしホルヘがブラック家を殺そうとしたため、カールはホルヘを殺害。
パージを生き延びたブラック家は、キャビンハウスに引っ越した。
しかしそこにはジェイソンが潜んでいて、生き延びたキー・フローも見張っていた。
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