映画『手裏剣戦隊ニンニンジャーVSトッキュウジャー THE MOVIE 忍者・イン・ワンダーランド』の概要:伊賀崎天晴は仲間と共に、「伝説の忍者ランド」というアドベンチャーランドに行くため、列車に乗っていた。だが、駅を通過するごとに、仲間達が1人ずつ姿を消してしまう。それは、妖怪の仕業だった。
映画『手裏剣戦隊ニンニンジャーVSトッキュウジャー THE MOVIE 忍者・イン・ワンダーランド』の作品情報
上映時間:64分
ジャンル:アクション
監督:中澤祥次郎
キャスト:西川俊介、松本岳、中村嘉惟人、矢野優花 etc
映画『手裏剣戦隊ニンニンジャーVSトッキュウジャー THE MOVIE 忍者・イン・ワンダーランド』の登場人物(キャスト)
- 伊賀崎天晴 / アカニンジャー(西川俊介)
- 猪突猛進。仲間思いの熱い男。闇博士マーブロの手に落ち、闇赤ニンジャーと分離して、いつ消滅してもおかしくない不安定な姿になってしまう。
- 手裏剣戦隊ニンニンジャー<加藤・クラウド・八雲 / アオニンジャー(松本岳)、松尾凪 / キニンジャー(中村嘉惟人)、伊賀崎風花 / シロニンジャー(矢野優花)、百地霞 / モモニンジャー(山谷花純)、キンジ・タキガワ / スターニンジャー(多和田秀弥)>
- 伊賀崎天晴の仲間。風花は天晴の妹。忍術を使い、悪と戦っている。
- 烈車戦隊トッキュウジャー<ライト / トッキュウ1号(志尊淳)、トカッチ / トッキュウ2号(平牧仁)、ミオ / トッキュウ3号(小島梨里杏)、ヒカリ / トッキュウ4号(横浜流星)、カグラ / トッキュウ5号(森高愛)、虹野明 / トッキュウ6号(長濱慎)>
- 世界を闇で包もうとする悪の路線、シャドーラインと戦っている。シャドーラインに対抗する夢の路線レインボーラインの烈車に乗り、色んなところを旅しながら敵と戦ってきた。
- 闇博士マーブロ(山里亮太)
- 闇留学から戻ってきた悪者。忍者が大好き。「闇忍者ランド」を作り、天晴達忍者を連れ去ろうと画策する。
映画『手裏剣戦隊ニンニンジャーVSトッキュウジャー THE MOVIE 忍者・イン・ワンダーランド』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『手裏剣戦隊ニンニンジャーVSトッキュウジャー THE MOVIE 忍者・イン・ワンダーランド』のあらすじ【起】
伊賀崎天晴は仲間の八雲・霞・凪・キンジ・妹の風花と共に、「伝説の忍者ランド」という場所まで遊びに出かけるため、列車に乗っていた。「伝説の忍者ランド」は服部半蔵や風魔小太郎など、伝説の忍者と時空を超えて会いに行けるアドベンチャーランドだった。
目を覚ました天晴は、風花達との会話に「デジャブ」を感じた。しかも、車両には5人しかいないにも関わらず、駅弁が6つ用意されていた。天晴達は気付いていなかったが、キンジの姿がなかった。駅を通過するごとに、仲間達が消えていた。
天晴は目を覚ますと、風花しかいないことに疑問を抱く。だが、調査する前に、「夢の結婚式駅」を通過してしまう。風花はウェディングドレスを着て、結婚式を挙げていた。だが、新郎(トカッチ)の顔に見覚えがなかった。風花が戸惑っていると、女性(ミオ)が突然乱入してきて外に連れ出されそうになる。天晴がミオ達を制止しようとしていると、敵が襲ってきた。天晴はアカニンジャー、風花はシロニンジャー、トカッチはトッキュウ2号、ミオはトッキュウ3号にそれぞれ変身して戦った。アカニンジャー達が戸惑っていると、トッキュウ2号達はここが妖怪の作り出した幻の中であることを話した。その時、妖怪ワニュウドウが現れ、天晴達は列車の中に弾き飛ばされてしまう。
風花は改めて何が起こっているのか、ミオ達に尋ねた。ミオは現在乗っている列車が「妖怪烈車」であることを話した。その時、天晴は風花達と共に妖怪ワニュウドウと戦い、列車の中に閉じ込められたことを思い出す。ミオ達は世界を闇で包もうとする悪の路線、シャドーラインと戦っている烈車戦隊トッキュウジャーだった。一方、八雲達もミオの仲間に助けられ、天晴達と同じ話を聞いていた。
映画『手裏剣戦隊ニンニンジャーVSトッキュウジャー THE MOVIE 忍者・イン・ワンダーランド』のあらすじ【承】
ミオ達は最近シャドーラインを闇に返すことに成功したのだが、闇博士と呼ばれる人物が闇留学から帰ってきてしまう。その闇博士が「闇忍者ランド」を作り、天晴達忍者を連れ去ろうとしたのだ。
ミオ達の仲間であるトッキュウ1号(ライト)がレインボーライン(列車)に乗って助けに現れる。天晴達が乗り移ろうとしていると、敵が行く手を阻むために襲ってきた。風花達は窓から外へと逃げ出すが、天晴がバナナの皮に足を滑らせて転んでしまい、敵に捕まってしまう。
天晴は「闇忍者ランド」に連れて行かれた。そこにいたのは、「闇忍者ランド」の支配者である、闇博士マーブロだった。天晴はアカニンジャーに変身してマーブロを倒そうとするが、突然現れた忍者達に阻まれてしまう。その忍者とは、伊賀忍者の頭領である服部半蔵、北条氏の風魔一党の頭であり荒くれ者の風魔小太郎、甲賀流忍者で素早さが自慢な猿飛佐助。彼らは全て、マーブロが作った伝説の忍者達の闇クローンだった。
アカニンジャーは戦うが、服部達に敗れてしまう。マーブロは服部達とアカニンジャーを組み合わせ、闇アカニンジャーを作り出した。その闇アカニンジャーで、世界を闇で包もうとしているのだ。だが、闇アカニンジャーから、天晴が分離してしまう。しかし、闇アカニンジャーが本体となった今、天晴は消える運命であったため、マーブロは特に気にしなかった。怒った天晴はマーブロに殴り掛かるが、怪人の姿に変身したマーブロに殴られてしまう。闇アカニンジャーに止めを刺されそうになったとき、トッキュウ1号が現れ助けられる。
映画『手裏剣戦隊ニンニンジャーVSトッキュウジャー THE MOVIE 忍者・イン・ワンダーランド』のあらすじ【転】
天晴の体は消えかかっていたが、マーブルを止めに行くつもりだった。ライトもそんな天晴と共に行くことを決める。一方、風花達もまた、ミオ達と共に天晴を助けに向かうことを決める。
マーブロは「闇忍者ランド」の入り口に、闇クローンで作り出した番人(石川シュバルツ五右衛門・望月ノア千代女・霧隠ネロ才蔵)を配置した。「闇忍者ランド」の建設に手を貸した十六夜九衛門は、それを見届けた後妖怪ワニュウドウと共に立ち去った。
天晴とトッキュウ1号は「闇忍者ランド」に到着し、闇アカニンジャーと戦った。マーブロが闇アカニンジャーに手を貸そうとしたとき、明がトッキュウ6号に変身して目の前に立ちはだかった。一方、風花やミオ達も忍術を使い、番人を突破しながら「闇忍者ランド」に向かった
十六夜九衛門は世界を闇で包むため、妖怪ワニュウドウに「恐れ」の力を集めさせることにした。だが、そこに偶然、正義のヒーローであるジュウオウジャーの5人が現れる。ジュウオウジャーのメンバーは、妖怪ワニュウドウが自分達が追っている敵ではなかったことに戸惑った。だが、妖怪ワニュウドウも悪者だと知り、戦うことにした。ジュウオウジャーの5人は力を合わせ、妖怪ワニュウドウを倒した。だが、最後まで、妖怪ワニュウドウが悪者であること以外何も分からなかった。
映画『手裏剣戦隊ニンニンジャーVSトッキュウジャー THE MOVIE 忍者・イン・ワンダーランド』の結末・ラスト(ネタバレ)
天晴達の元にシロニンジャー達が駆けつけた。シロニンジャー達はトッキュウ1号達が使っている武器、レンケツバズーカを使って闇アカニンジャーに赤ピーマンを撃ち込んだ。それは、天晴の嫌いな食べ物だった。闇アカニンジャーがふらついている瞬間を狙い、天晴は腹を殴りつけた。闇アカニンジャーは消滅し、天晴も消えてしまう。シロニンジャー達は悲しみに暮れた。だが、ライトは天晴が戻ってくると、確信していた。
天晴は暗闇の中に立っていた。そこに、祖父の好天が現れる。好天は天晴を鼓舞し、イマジネーションの力を使えとアドバイスした。天晴はイメージについて考えた。すると、周囲が光に包まれ、風花達の姿が見えた。天晴は皆のところへ帰ることをイメージしながら駆けだした。すると、現実の世界に戻ってこられた。
天晴達はそれぞれニンニンジャーとトッキュウジャーに変身し、マーブロと番人達と戦った。そして、協力しながら番人達を倒していった。マーブロは自分の大切なコレクションが壊されたと嘆き悲しみ、全てを闇で埋め尽くそうと力を振るった。アカニンジャーとトッキュウ1号は力を合わせ、マーブロと戦った。
マーブロは奥の手として、クライナー(列車)を呼び寄せ、乗り込んだ。ニンニンジャー達も巨大ロボ・シュリケンジンに乗り込み、バイソンキングに変身した。さらに、トッキュウジャーもレインボーラインに乗り込み変身しようとするが、マーブロに邪魔され水に沈められてしまう。
マーブロは2体のロボットと合体し、超超クライナーロボとなった。ニンニンジャー達もロボットを覇王シュリケンジンに変身させて戦うが、全く歯が立たなかった。そこに、レインボーラインが現れ、覇王シュリケンジンと合体して覇王トッキュウダイオーとなった。そして、ニンニンジャーとトッキュウジャーは力を合わせ、超超クライナーロボを倒した。
天晴達はライト達を笑顔で見送った。すると、ライト達は子供の姿になった。天晴達が驚く中、レインボーラインは走り去った。
映画『手裏剣戦隊ニンニンジャーVSトッキュウジャー THE MOVIE 忍者・イン・ワンダーランド』の感想・評価・レビュー
山里亮太が悪役・闇博士マーブロを演じていることに驚いたのだが、意外と演技が上手くて役に嵌っていた。闇クローンで作り出した番人の種類も豊富で、色んな悪役が見れたのがおもしろかった。
手裏剣戦隊ニンニンジャーと烈車戦隊トッキュウジャーが共闘して悪と戦うことになるのだが、武器や戦い方などお互い良い部分を引き出しながら戦っていたところが良かったと思う。どちらの作品のファンも楽しめる内容になっている。(女性 20代)
ニンニンジャーとトッキュウジャーの二大戦隊が登場する本作品。設定などは、ニンニンジャー側がメインとなっている。ゲストの敵役には南海キャンディーズの山里がマーブロというキャラを演じている。マーブロは闇博士という肩書きで、山里のいやらしい人格表現がもってこいの敵キャラと言える。お決まりの各戦隊の巨大ロボの限定合体なども楽しめるが、ニンニンジャーは忍者だけに元々必殺技を豊富に用意している為、ニンニンジャー+トッキュウジャーのコンビネーション必殺技が多数見れるので、なんともお徳感もある。アカニンジャーのニンタリティーを奪われ、存在毎消えかける天晴を、トッキュウ1号お得意のイマジネーションで復活させるという二つの戦隊の軸テーマが垣間見えるシーンもなかなか面白い。(男性 30代)
戦隊モノにゲストとして登場する俳優は、歴代のヒーローを演じた人だったり、その時人気の俳優が出ることが多いですが、今作は悪役マーブロを南海キャンディーズの山里亮太が演じています。彼は芸人としてだけではなく、ナレーションや司会としても才能を発揮していて今作のマーブロも悪役らしさが光る素晴らしい演技だったと思います。
かなりニンニンジャー寄りのストーリーなのでトッキュウジャーはあまり出てきませんが、子供が最高に楽しめる作品になっていると思います。(女性 30代)
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