この記事では、映画『いつかの君にもわかること』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『いつかの君にもわかること』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0085440
製作年 | 2020年 |
---|---|
上映時間 | 95分 |
ジャンル | ヒューマンドラマ |
監督 | ウベルト・パゾリーニ |
キャスト | ジェームズ・ノートン ダニエル・ラモント アイリーン・オヒギンズ |
製作国 | イタリア ルーマニア イギリス |
映画『いつかの君にもわかること』の登場人物(キャスト)
- ジョン(ジェームズ・ノートン)
- 30代のシングルファザー。現在は清掃員をしている。体調に不安があり、ソーシャルワーカーに一人息子の今後について相談している。優しい父親。
- マイケル(ダニエル・ラモント)
- ジョンの息子。4歳。ロシア人の母は去ったが、細かくは誰にも問わない。父の愛情を感じており、父が帰宅すると一緒の時間を満喫する。
映画『いつかの君にもわかること』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『いつかの君にもわかること』のあらすじ【起】
ジョンは30代の清掃員で、窓拭きを担当している。
息子のマイケルは4歳で、ジョンの仕事中はベビーシッターがマイケルの面倒を見ている。
ジョンの妻は、故郷のロシアに帰っており、現在、彼女がジョンとマイケルのもとに戻る予定はない。
ジョンはマイケルに与えられる限りの愛情を与えつつ、日々の生活をこなしていた。
ジョンには、福祉施設に相談して活動していることがあった。
それは、マイケルの里親を探すことだ。
ジョンは難病で余命宣告を受けており、母親に去られたマイケルが父親を失った後、どう生きていくのかを心配していた。
ジョンが病気のことを打ち明けたソーシャルワーカーは、親身になって相談に乗ってくれるが、里親探しは人柄や相性の問題で難航している。
また、ソーシャルワーカーから、マイケルに渡すようにと託された「死を理解するためのパンフレット」も、ジョンはマイケルに渡せずにいる。
映画『いつかの君にもわかること』を無料視聴できる動画配信サービスと方法については、以下の記事をご覧ください。
映画『いつかの君にもわかること』のあらすじ【承】
ジョンは窓拭きの仕事を続けながら、窓の内側の人々の生活を垣間見て、その人たちと自分の生活の違いを見つめるようになった。
妻は帰らず、独りで息子を育てる日々に不満はなかったが、息子の気持ちはどうなのか。
ジョンはマイケルに、率直に「どんな家で暮らしたいのか?」と訊ねてみたが、マイケルは「今のおうちがいい」と答えた。
ジョンの病状は進行し、ジョンはマイケルの里親探しを急ぐ。
マイケルは犬が好きだったが、犬を毛嫌いする里親、言葉遣いが乱暴な里親。
教育熱心な里親もいたが、心優しく頼れそうな里親は、夫とは離婚しており、妊娠が不可能な状態の女性で、ジョンは不安を覚えた。
ジョンは自分が去った後、マイケルが安心して暮らせる家庭とはどんなものなのかが分からなくなった。
一方、ソーシャルワーカーはジョンの体調を鑑みて、法規を犯してでもマイケルの里親探しに乗り込もうとしていた。
映画『いつかの君にもわかること』のあらすじ【転】
ジョンの体調は悪化の一途をたどっていた。
マイケルはジョンの誕生日に、ジョンと一緒にケーキとろうそくを準備し、祝った。
ジョンはマイケルの用意したろうそくの本数を数えて、自身の余命を意識した。
また、ジョンは、マイケルと過ごす中で、マイケルが精神的にも成長し、感情の表出を始めたと理解していた。
ジョンのソーシャルワーカーは、ジョンの余命を意識して、ジョンにどのようなケアや支援ができるかをいつも考えていた。
ジョンはマイケルに、ソーシャルワーカーから受け取った「死を理解するためのパンフレット」を渡そうと考え始めている。
ジョンは、社会的に協力を受けたことに感謝し、マイケルに何を遺すかを前向きに検討するようになった反面、体調面の不安定さから、心を許したソーシャルワーカーにつらくあたるなど、失礼な態度を取ってしまう。
映画『いつかの君にもわかること』の結末・ラスト(ネタバレ)
ジョンの体調はさらに悪化し、仕事を続けることは難しくなった。
ジョンは、車の運転も難しくなることを理解し、車の中の片付けを行った。
しかし、車の片付けの最中に、彼の元から去った妻の手袋を見つけ、彼はマイケルに、自分がもうすぐ去ることや、妻のことを説明しなくてはいけないと決心した。
マイケルに読み聞かせることを拒んでいた「死を理解するためのパンフレット」を、マイケルに読み聞かせ、マイケルが「それは悲しいこと?」と訊ねると、ジョンは「姿は見えないけれどマイケルのそばにいる」と説明した。
ジョンは、マイケルを託す里親を決めていた。
マイケルに優しく接してくれた、独り身の女性だ。
ジョンは、将来のマイケルへの手紙やマイケルの母親の写真、マイケルと共に祝った自分の誕生日のろうそく、自身の仕事道具である窓拭きワイパーなどを箱に詰めて、里親に渡した。
ジョンがマイケルを里親の家に送り届けると、マイケルはあまり事情を分かっていない様子で、ジョンが去るのを見つめていた。
映画『いつかの君にもわかること』の感想・評価・レビュー
この映画の感想・評価・レビューはまだ投稿されていません。
映画『いつかの君にもわかること』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『いつかの君にもわかること』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
映画『いつかの君にもわかること』を見逃した人やもう一度見たい人のために、以下の記事では映画『いつかの君にもわかること』を無料で視聴できる動画配信サービスと方法について紹介しています。
ぜひ、以下の記事もご覧いただき、映画『いつかの君にもわかること』を視聴してみてはいかがでしょうか。
みんなの感想・レビュー