この記事では、映画『望み』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『望み』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0055823
製作年 | 2020年 |
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上映時間 | 108分 |
ジャンル | サスペンス |
監督 | 堤幸彦 |
キャスト | 堤真一 石田ゆり子 岡田健史 清原果耶 |
製作国 | 日本 |
映画『望み』の登場人物(キャスト)
- 石川一登(堤真一)
- 一流建築士。息子の事件をきっかけに仕事と家庭のバランスを崩していく。
- 石川貴代美(石田ゆり子)
- 一登の妻。息子の事件を受け精神的に乱れていくが無実を信じている。
- 石川規士(岡田健史)
- 行方不明となった石川家の長男。元サッカー部でその関係性が事件に関与しているらしい。
- 石川雅(清原果耶)
- 石川家の長女。兄の事件で受験や進路に不安を覚える。
映画『望み』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『望み』のあらすじ【起】
建築士の石川一登は商談中の客を隣接する自宅へと案内する。妻の貴代美が作業の手を止めて出迎える。2階には子供たちがおり、高校生の規士は迷惑そうに対応し、妹の雅は対照的に愛想よく振舞っていた。
その夜、一登はケガでサッカーをやめて以来ゴロゴロしている規士に向かって説教をする。テーブルをたたいて規士は自分の部屋にこもってしまう。
数日後。帰ってきていない規士を心配して貴代美はスマホにメッセージを送る。すぐ既読にはなるが電話は留守電になってしまい、メッセージだけが送られてくる。高校受験を控えた雅が塾から帰宅する。3人でピザを食べていると、パトカーが通り過ぎていく。夜遅く、近くで起こった男性の遺体が発見された事件のニュースがテレビで流れていた。不安になった一登は警察に電話をする。
石川家に刑事の寺沼らがやって来る。出て行った経緯を説明すると、被害者との関係などを聞かれる。行方不明届を出してはどうかと言われ、貴代美はまるで犯人であるかのような扱いに抗議する。しかし一登は届けを出すことに決める。
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映画『望み』のあらすじ【承】
ひとりになった貴代美のもとへ週刊誌の記者が現れる。警戒していると、逃げている少年が2人いることを彼から聞く。
一登が帰宅すると家の前にはマスコミが押しかけてきていた。隣人から苦情が入り、一登は仕方なくマスコミの取材を受けることに。一登や貴代美は様々な誹謗中傷が溢れるネットをチェックする。
石川家には貴代美の母がやって来る。母からはどんな結果でも受け止める覚悟をするようにと助言される。
一登は高山から突き放されてしまう。事件の関与を疑っていたのだ。事務所にいる従業員からはメールや電話が止まらず、ホームページを閉鎖するという報告が来る。
その夜、塾から帰ってきた雅はこのまま犯人の家族だったら第一志望には受からないだろうと友人から言われたと話す。なだめようとする一登と家族として受け止めるように語る貴代美に雅は声を荒げ、自分の部屋に閉じこもってしまう。一登は雅をなだめる。
貴代美には家の外にいる記者から電話が来ていた。今後インタビューを受ける代わりに情報を提供するという取引を貴代美は受諾する。主犯格の少年の情報や警察の動きを聞く。
映画『望み』のあらすじ【転】
それからというものの石川家の門にはスプレーで落書きがされ、生卵もぶつけられていた。顧客からのキャンセルも相次いでいた。そこへ主犯格の少年が捕まったというニュースが入る。
テレビでは被害者の通夜のニュースが流れていた。貴代美は料理作りに没頭し、そんな妻を一登は見つめていた。
翌日。主犯格の犯人が、もう1人の殺害をほのめかしているというニュースが流れる。
学校から早々帰ってきた雅は引きこもってしまう。一登は何気なく規士の部屋に入る。リュックの中にリハビリテーションの本が見つける。
一登は被害者の告別式へと向かう。入口で止められ高山によって一登は外に出される。彼に殴られてしまいそれはマスコミのカメラに撮られていた。一登は犯人ではないと信じるが高山は取り合ってくれない。一登の携帯に着信が入る。彼は一目散に走り出す。妻の貴代美は警察車両に乗っていた。
2人は警察の遺体安置所に辿り着く。そこには冷たくなった息子の姿があった。
映画『望み』の結末・ラスト(ネタバレ)
寺沼によると、被害者は規士のチームメイトだった。規士にケガを負わせた先輩に対し少年AとBと3人で懲らしめようと提案したらしい。怒りが抑えられなくなった倉橋は先輩に殴りかかるが、そちらも悪い仲間を呼んでいた。金銭を要求された彼らは殴り合いを繰り広げながらも話し合いへとシフトする。そこで小競り合いが起こり、倉橋が持っていたナイフが規士に刺さり殺されてしまったのだった。
寺沼は規士を優しい息子さんだと語り、遺族に想いを伝えようとしてくれていた。
規士の葬儀会場で雅は泣いており、貴代美は傍に寄り添っていた。一登のもとには高山らがやって来る。高山は土下座する。顔を上げるように一登は答える。
雅は無事第一志望に合格した。貴代美が家で仕事をしていた。記者から電話が来る。インタビューの必要が無くなったという報告だった。
一登は病院に来ていた。規士が借りていた本を返すためだった。リハビリ科の職員から息子の話を聞く一登。
帰宅した一登は元通りきれいになった門の前から、規士の部屋のあった2階を見上げていた。
映画『望み』の感想・評価・レビュー
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映画『望み』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『望み』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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