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映画『恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム』あらすじとネタバレ感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム』の概要:シャー・ルク・カーン主演の恋と輪廻転生をテーマにしたラブストーリー。共演は、ディーピカー・パードゥコーン、アルジュン・ラームパール。ファラー・カーン監督の2007年のインド映画。169分に歌&ダンスが満載。

映画『恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム』 作品情報

恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム

  • 製作年:2007年
  • 上映時間:169分
  • ジャンル:ラブストーリー、ミュージカル、サスペンス
  • 監督:ファラー・カーン
  • キャスト:シャー・ルク・カーン、ディーピカー・パードゥコーン etc

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映画『恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム』 評価

  • 点数:80点/100点
  • オススメ度:★★★★☆
  • ストーリー:★★★★★
  • キャスト起用:★★★★★
  • 映像技術:★★★★☆
  • 演出:★★★★☆
  • 設定:★★★★☆

[miho21]

映画『恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム』 あらすじ(ストーリー解説)

映画『恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム』のあらすじを紹介します。

1970年代。脇役俳優のオーム・プラカージュ(シャー・ルク・カーン)は、女優のシャンティプリヤ(ディーピカー・パードゥコーン)に想いを寄せるが、彼女は売れっ子俳優。なかなか近づけない。ある日、映画の撮影スタジオで炎にまかれるシーンを撮影中、火事が起きてしまう。
その火災で、オームがシャンティプリヤを助けたことで2人は急接近します。ところが、シャンティプリヤには秘密があった。ムケーシュ(アルジュン・ラームパール)というやり手の映画プロデューサーと極秘結婚していたのだ。妊娠したシャンティプリヤは、事実を公表したいと言うのだが、彼は聞き入れない。
そしてムケーシュは美しい妻シャンティプリヤを亡き者にしようと、撮影所で殺します。シャンティプリヤを助けようとした、オームも車の事故に巻き込まれて死んでしまう。

”僕の愛は不滅だ!彼女ためなら死んでもいい。”と願うオームが30年後に転生。生まれ変わったオーム・カプール(シャー・ルク・カーン)は、売れっ子俳優になります。ある日、30年前の記憶を取り戻し、愛と復讐のために動き出す。そして、シャンティプリヤの生まれ変わりのサンディ(ディーピカー・パードゥコーン)。
再び、めぐりあった2人の愛の奇跡。豪華絢爛な衣装とミュージカルシーンに酔いしれる、169分!

映画『恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム』 感想・評価・レビュー(ネタバレ)

映画『恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム』について、感想・レビュー・解説・考察です。※ネタバレ含む

観れば踊りたくなる!豪華絢爛なミュージカルシーン!

国民的スターのシャー・ルク・カーンと、ヒロインを演じる美女・ディーピカー・パードゥコーンのコンビで踊りまくる映画です。マサラ・ムービーが大好きな人におすすめ。急に歌とダンスが始まるのではなく、物語の流れに沿って自然に始まるのでインド映画初心者でも、違和感なく楽しめます。

本作で映画デビューのディーピカー・パードゥコーンの美貌と堂々とした存在感に釘付けになりますよ。インドには、美男美女が多くて本当に羨ましい!インドの映画界、ショービジネスの世界を舞台にしたせいか、華やかでドロドロした展開もありますが、それも含めて本作の魅力です。
ミュージカルシーンでは、数回の衣装替えと背景チェンジで、飽きることなく楽しめます。特にテニスラケットを振るシーンは、ラウンドワンのCMでも使われているほど印象的です。特筆すべきなのは、フィルムフェアの授賞式シーン。ミスコンの優勝者から往年の名優まで約40名の俳優たちが勢ぞろいしました。

授賞式後のダンスシーンでは、名優たちの歌&ダンスが素晴らしい!オーム・シャンティ・オーム~♪と一緒に手を挙げて歌いたくなっちゃう!どんな名優たちが出演しているかは、「恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム」の公式サイトを確認すると分かりますよ。

ハッピーじゃないとエンドじゃない!

お寺巡りが趣味なので、”輪廻転生”とか聞くと反応してしまう。禅の教えに、”不立文字”という言葉があります。「悟りは文字や言葉を持って伝えることができず、心から心へ伝えるものである」という。(広辞苑より意味を抜粋)禅は経典ではなく、仏像や絵画、庭などで世界を表すのだ。

インド映画も言語を外せば、ダンスと音楽で独特の世界を創造している点では似ていると思う。インドは地方によっては言語も違うから、映画というシステムが何かを伝えるにはいいのだ。日本人の死生観と違って、インド人の死生観のほうが明るく、生命の流れに逆らっていない。

そう感じるのは、主人公が”ハッピーじゃないと、エンドじゃない!”という言葉です。どんなに憎しみあっていても、愛し合っていてもいつかは必ず終わりが来るのだ。ただし、ポジティブな思考として。インド映画を観るとハッピーになれるのは、きっとそんなポジティブ思考を持てるからだと思う。

本作を気に入って、映画のサントラ盤を聴いた人もいるだろう。ぜひ、サントラ盤もおすすめしたい。また聴きながら踊ろうかな。


インド映画に漲っているパワーって本当に力強くて元気を貰えます。ミュージカル映画が苦手な私ですが、インド映画の歌って踊ってハッピーな感じは大好きなんです。
この作品もまさにそう。輪廻というタイトルの通り、愛した人のもとへ生まれ変わる主人公なのですが、最初から最後までアクセル全開でストーリーが展開していくのでとにかく熱量が凄い。軽い気持ちで見ると圧倒されてしまいます。
悲しいラストかと思いきや、しっかりハッピーな気持ちで終わらせてくれたので見ているこちらまで力が漲ってくる気がしました。(女性 30代)

映画『恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム』 まとめ

愛と輪廻転生と復讐のテンコ盛り!これぞインドのエンターティンメントにふさわしいマサラ・ムービーです!これで楽しめなきゃ、インド映画好きとはいえないかも。美男美女カップル、シャー・ルク・カーン&ディーピカー・パードゥコーンの素晴らしい美声とダンスに酔って下さい。

特筆すべきなのは、映画デビュー作にして、ヒロインを演じたディーピカー・パードゥコーンの美貌とたまらない腰つきです。生まれてはじめて女神を見たようなセクシーな女優さん。シャー・ルク・カーンもいいが、敵役の売れっ子プロデューサー、ムケージュ役のアルジャン・ラムパールもイケメン!ダンスシーンに注目です。

本作の見どころは、全編に渡っているミュージカル・シーン。豪華絢爛な衣装と背景チェンジなど細かいところを絶対に見逃さないで!またテニスラケットを振るシーンもかわいらしくておすすめ。筆者が好きなのは、キャバレー風のダンスシーン。小悪魔ガール風なディーピカー・パードゥコーンの魅力にメロメロになっちゃう。

まだインド映画を体験したことがない人は、人生を損しちゃったなぁと思う前に観てほしい。

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