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映画『おもいで写眞』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『おもいで写眞』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『おもいで写眞』の作品情報


出典:https://www.video.unext.jp/title/SID0060504

製作年 2021年
上映時間 110分
ジャンル ヒューマンドラマ
監督 熊澤尚人
キャスト 深川麻衣
高良健吾
香里奈
井浦新
製作国 日本

映画『おもいで写眞』の登場人物(キャスト)

音更結子(深川麻衣)
母に捨てられ、祖母が唯一の家族だった。メイクアップアーティストになるという夢を抱いて上京し、夢を叶えるも突然解雇される。そこへ祖母の訃報が入り、故郷の富山へ戻る。カメラの心得とセンスがある。嘘が嫌いで真っ直ぐな性格。
星野一郎(高良健吾)
結子の幼馴染で同級生。現在は富山のある町役場で働いている。結子の部屋に勝手に入るので、結子に怒られるが、気にするでもなくマイペースで結子の世話を焼きたがる。のんきで優柔不断。
山岸和子(吉行和子)
結子が「遺影写真を撮らせて欲しい」と一軒一軒回った団地の一室に独居する80歳。結子の話を傾聴し、自らの想いを優しく語りかける。また、「おもいで写真」のアイディアを結子に与える。
柏葉雅俊(古谷一行)
結子に「おもいで写真」を依頼した足の悪い男性。希望の撮影場所は、事情があって離れて暮らしている妻が経営する写真館の前。重い過去を背負っている。

映画『おもいで写眞』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『おもいで写眞』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『おもいで写眞』のあらすじ【起】

29歳の音更結子は、たった一人の家族である祖母の訃報を受け、故郷の富山に戻った。

結子は、メイクアップアーティストになるという夢を追って高校卒業後、上京し、専門学校に通った。
そして夢を実現させたものの、ある日突然解雇されてしまい、失意の中にいた。

孤独死した祖母の葬儀の中で結子は、参列者から「なぜ一緒にいてやらなかったのか」と責められた上に、祖母の遺影はピンボケで、気持ちは沈む一方だったが、幼馴染の星野一郎はそんな結子を密かに心配し、結子のもとを訪れては励まし続けた。

東京での職を失った結子は、祖母の四十九日が終わった後も故郷に留まったが、再就職先を探す気にもなれない。
町役場に勤める一郎は、そんな結子に遺影の撮影という仕事を紹介した。

結子の実家が写真館を営んでいたことも、高校時代に結子が写真のコンクールで受賞したことも、そして結子が、祖母の遺影がピンボケであったことを悔やんでいることも、一郎は知っていたからだ。

一郎の押しと励ましを受けて、結子は仕事を引き受けることにした。

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映画『おもいで写眞』のあらすじ【承】

結子の仕事には「営業」も含まれていた。
すなわち、遺影の撮影対象を、結子自身が見つけてこなければならないのだ。

結子は、独り暮らしをする高齢者が多い団地へ出向き、一軒一軒回って、遺影写真を撮らせて欲しいと声を掛けたが、住人たちは「縁起でもない」と怒り出すなど、断られてばかりいた。

一郎は結子に、団地でホームヘルパーをしている樫井美咲を紹介し、結子は、住人と顔見知りの美咲と一緒にもう一度、独り暮らしの高齢者宅を訪れた。

独り暮らしの高齢者で、美咲に手伝いを依頼している山岸和子は、行きたい場所に連れて行き、そこで撮影するという条件付きで、遺影撮影に応じると返答した。

和子が撮影を希望した場所は、若い頃の和子が勤めていた仕立て屋で、撮影の際結子は、メイクアップアーティストとしての経験を活かして和子のメイクを整えた。

その後、完成した遺影を見た和子は大いに満足し「これは遺影写真ではなくおもいで写真だね」と言った。
結子はその言葉から「遺影写真」ではなく「おもいで写真」という呼び方にすることを思いついた。

映画『おもいで写眞』のあらすじ【転】

一郎の協力のもと、結子は「おもいで写真」撮影についてのチラシを作り、団地の一軒一軒に配った。
一郎は町役場内に「団地カフェ」を設置し、住民たちのふれあいの場として提供した。

和子が「団地カフェ」で同席した高齢の住民たちに、結子の「おもいで写真」の素晴らしさを語ったこともあり、結子のもとには「おもいで写真」撮影の依頼が次々と舞い込んだ。

一郎は、「おもいで写真」が地元住民の輪を広げたと、結子に感謝していたが、結子は「自分は何もしていない」と言って沈んだ表情を見せたので、一郎は「おもいで写真」を撮影した住民が100人に到達したら、団地カフェで「おもいで写真」の展覧会を開こうと提案し、励ました。
そのとき、「おもいで写真」を撮影した住民は50人を突破したところだった。

結子を応援し続け、励まし続けた和子だったが、ある日転倒して怪我をしてしまい、その姿を結子には見られたくないと言って、結子に会うことを避けるようになった。

その後、和子は老人ホームへの入居が決まり、結子に別れを告げて、団地から去った。

映画『おもいで写眞』の結末・ラスト(ネタバレ)

結子のもとに、柏葉雅俊という足の悪い男性から「おもいで写真」の依頼が入った。
柏葉は、事情があって別々に暮らしていた妻の経営する写真館前での撮影を希望した。
結子と柏葉がその写真館に赴くと、そこは更地になっており、結子は近隣の住民から話を聞くことにした。

柏葉の話は嘘で、事実は、柏葉が別の女性と駆け落ちし、その後連絡が途絶えていたことが分かった。
結子は、怒って柏葉を置き去りにした。

柏葉は再度結子のもとを訪れ、妻に謝りたいと話した。
柏葉の妻は写真館を畳んだ後、弟と暮らしていると聞いていたので訪ねたところ、柏葉の妻は既に亡くなっていた。
妻の墓前で泣き崩れる柏葉の姿を見て、結子も落ち込んだ。

結子は、一郎が買ってきてくれたたい焼きを持って柏葉を訪ね、そこで柏葉の妻の写真を見た。
写真の中で、柏葉の妻は手話で「あなたを待っています」とメッセージを残していた。

「おもいで写真」が100枚を突破し展覧会が開かれ、和子も駆けつけてくれた。

一郎は東京への栄転の話を断り、これからも結子の「おもいで写真」を見守りたいと話した。

映画『おもいで写眞』の感想・評価・レビュー

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映画『おもいで写眞』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『おもいで写眞』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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