「お姉チャンバラ THE MOVIE」のネタバレあらすじ結末と感想

お姉チャンバラ THE MOVIEの概要:近未来の日本、D3コーポレーションの研究員・杉田が作り上げた死体蘇生の薬のせいで今や世界はゾンビが蔓延していた。日本刀片手にビキニ姿でゾンビを狩る謎の美女、彩はそんな杉田と何より倒さなくてはいけない復讐相手のため今日も刀を振り続ける。

お姉チャンバラ THE MOVIEの作品情報

お姉チャンバラ THE MOVIE

製作年:2008年
上映時間:80分
ジャンル:ホラー、アクション
監督:福田陽平
キャスト:乙黒えり、橋本愛実、脇知弘、中村知世 etc

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お姉チャンバラ THE MOVIEの登場人物(キャスト)

彩(乙黒えり / 木下綾菜)
テンガロンハットにマントを羽織りその下はビキニ姿のセクシー美女。クールでほとんど感情を表に出さず、圧倒的な身体能力で日本刀片手にゾンビを倒し続ける。真の目的は復讐相手を倒すことのようだ。流れている「血」が特殊らしい。
咲(中村知世)
マッドサイエンティスト・杉田の右腕的存在。まるで殺人マシーンの如く無表情で刀を振るう。彩の妹で、また彩が復讐すべき相手でもある。姉と同じく特殊な血を持つ。
勝春(脇知弘)
彩と行動を共にしている肥満体型の青年。妹・麻美を杉田とその一味に攫われてしまった。妹には2人の写真が入ったネックレスを持たせてある。
レイコ(橋本マナミ)
二連式のショットガンを武器に操るライダースジャケット姿の女性。過去に娘をゾンビに殺されたことが原因か、道中出会う少女・マリアに娘と姿を被らせる部分も。
杉田玄太郎(諏訪太郎)
全ての諸悪の根源。彼が作った薬品が原因でゾンビが生まれることとなった。

お姉チャンバラ THE MOVIEのネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『お姉チャンバラ THE MOVIE』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

お姉チャンバラ THE MOVIEのあらすじ【起】

西暦20XX年、ゾンビがはびこり人々に襲い掛かっていた。襲われた人間もゾンビとなり人々を襲う――世はまさに混沌としていたのだった。

ある夜、若者らがゾンビを銃で殺し楽しんでいる所へ現れた、ローブを纏った謎のゾンビ。いくら銃弾を撃ち込んでも死なない。他の若者らは廃墟のような場所で、ファイトバトルをしながら盛り上がっていた。優勝者と思しき屈強な青年がバトルに勝利し、腰かけた所でそのローブのゾンビは乗り込んでくる。それも大勢で。先程の屈強な青年含め、ゾンビと生存者らが争っている所へと現れたのは、テンガロンハットにマントを羽織り、そして日本刀を持った謎の美女。と、その連れの太めの体格をした青年・勝春。美女の名は彩、隠れて成り行きを見守る勝春。彩の猛攻で次々ゾンビ達は倒れていき、いよいよボス格のローブゾンビとのタイマンバトルへと移行する。本気モードの彩はマントを脱ぎ捨て、セクシーなビキニ姿へと変わりボスへ戦いを挑む。ボスも両手に刃物を装備しており、夜空の下で刃と刃がぶつかり合う。

勝春が隠れている間にもゾンビの数は増え続け、そこへ突如参戦したのはバイクに乗りフルフェイスのヘルメットを被った女。女は二連式のショットガンをぶっ放し、ゾンビ達を葬っていく。一方で彩とボスゾンビとの勝負は彩が勝ち越し、トドメの直前で問いただす――「女の行方を追っている。名前は咲……」聞き出そうとした矢先にボスはバイクの女の手によりショットガンで殺されてしまう。バイクの女はレイコ、目的は不明だが彩と戦闘が始まった。すかさず止めに入り、無駄な争いを避けるよう窘める。刀を収めその場を去ろうとする彩に、レイコはその咲(さき)という女を知っていると言う。勝春が問いただすと、レイコは元々杉田というD3コーポレーションの研究員を追っていた。ゾンビ蔓延の要因を作った張本人である。その杉田の元に咲も右腕としているらしい。レイコは杉田らの首を必ず取ることを条件に、彩達を案内してくれることとなった。

マッドサイエンティストの杉田は「神をも凌駕する発明」だとその薬品を死体に投与し、立ち上がったゾンビが襲い掛かってくると、出来損ないだとしその場で殺処分する。彼の研究に必要なのは若く強靭な肉体を持った死体だという。

お姉チャンバラ THE MOVIEのあらすじ【承】

彩、勝春、レイコの旅が始まるが道中、野営をしている時のこと。勝春は彩と長い付き合いで彼女の過去について少し話す。彩は幼い頃に腹違いの妹である咲に父親を殺されてしまい、それ以来あらゆる感情を見せなくなってしまったという。笑顔も涙も1度も見たことがないという勝春。妹への復讐のためだけにその刀を振るう彩と、そして勝春自身も妹・麻美(あさみ)を杉田と咲に攫われているらしい。話を聞きながらレイコも、自分の娘を杉田らに殺されたためにその後を追っていることを語る。途中、それぞれ眠りに就こうとした矢先自身でバリケードを作っているカップルに出会う。カップルは生存者ならいいが、これ以上自分達の守りには入って来るなと警告する。そして夜の色が濃くなり始めた頃、カップルが性行為に耽っている最中に襲い掛かってくるゾンビ達。彼女だけでも逃がそうとする彼氏だったがゾンビの群れによりもみくちゃにされ殺され、ゾンビ化してしまう。助けようとした彼女もまたゾンビに襲われる。ゾンビの魔の手は彩達にも迫っていた。すかさず応戦する彩とレイコ。一方、立ち小便中の勝春には先程のカップルゾンビがそれぞれ挟み撃ちで襲い来るが、間一髪でレイコに救われる。

とある研究所のような場所で、杉田はチューブに繋がれたセーラー服の少女に餌を与えていた。杉田は少女を自分の最高傑作だと愛でようとするが、拒まれ激怒し、少女を蹴り飛ばし暴行を加える。その後、杉田は咲から血を抜き少女に与える。咲の血を与えられた少女は強化されたゾンビとして蘇るのだった。

翌朝、彩達一行は廃資材置き場で不審な気配を察知し戦闘態勢に入る。息を殺しながらそれぞれ周囲を見渡しているとレイコが地面に落ちている人形を見つけ拾い上げる。一方彩は、その気配の正体でもあった1人の少女・マリアと出会う。人形の落とし主あったマリアにレイコは人形を渡し怯え切った彼女に優しく話しかけ抱擁してやる。レイコが少女に娘の身に着けていたというブレスレットをあげると、少女は笑顔を取り戻し嬉しそうにする。微笑むレイコだったがマリアの傍にゾンビが迫り、すかさずショットガンで追いやる。

2人からは離れ食料を調達中の勝春だったが、突如背後に姿を見せたのはセーラー服のゾンビ。その少女ゾンビは鎖で繋がれたトゲ付き鉄球をモーニングスターのように振り回し、立ち塞がる。咲の血を得た、あのセーラー服の少女ゾンビだ。器用に武器を操りながら襲い来る少女ゾンビだったが、身に着けていたネックレスを見て勝春は悟る。そのゾンビは変わり果てた彼の妹・麻美だったのだ。必死に兄だと訴えるも既に正気を失った彼女に、その言葉は届かない。

一方レイコは逃げ出したマリアを追いかけるが、その先には例の少女――咲がマリアを捕らえ刀を携え冷たい眼差しを向けていた。

お姉チャンバラ THE MOVIEのあらすじ【転】

麻美のゾンビに追い詰められながら必死に訴えかける勝春だったが、攻防の末窮地に立たされ死を覚悟する勝春。麻美の一撃が彼を仕留めようとした矢先、飛び下りてきた彩が刀による一閃でその攻撃を薙ぎ払う。彩と麻美の争いを見つめながら、彩に妹を攻撃しないでくれと懇願する勝春。その言葉を無視できず、彩の動きも鈍る。守るより他なくなってしまい、追い詰められていく彩。葛藤の末、勝春が下した決断は……持参していたナイフを持って走り、麻美を苦しみから解放してあげるという選択肢だった。背後から麻美を刺し「助けてやれなくてごめんな。こんな姿になって……何とか言えよ……」と息を引き取る彼女をそっと横たえる勝春。同時にショットガンの発砲音が響く。レイコだ。彩はすぐに駆け付けるが、咲は拘束していたマリアを切り捨て、彩の一撃をまずは防ぐ。やがて彩と咲の宿命の対決が始まった。しかし寸での所で咲は姿を消してしまい、決着はつかずに終わる。レイコは切り捨てられたマリアを介抱するのだった。

無人の病院で瀕死のマリアを寝かせ、勝春は薬を探し部屋を出る。その間にも病院へと迫るゾンビ達の群れ。マリアの傷口から言って重傷であるのには違いなく、彩は彼女はもう無駄だと刀を向ける。レイコは「この子だけは絶対に死なせない」と彩に銃を突き付け必死でそれを止める。その頃、ナース姿のゾンビに襲われていた勝春の声を聞きつけ、一旦その話は保留となる。悲鳴を聞きつけ彩はナースゾンビを切り捨てるが、病院に続々と押し寄せていたゾンビの群れに退却し病院からの逃亡を図ろうとする一同。しかしレイコだけは、マリアに娘の姿を重ねてしまい彼女の傍を離れたくないと言い張る。レイコはかつて、娘が殺されゾンビになってしまったのを自らの手で殺していた。もうあんな思いはしたくないと言うが、勝春はゾンビになった家族はもう家族ではないのだと諭す。だから自分は覚悟を決め妹の麻美を殺したのだと言い放つ。このままではレイコもゾンビの仲間入りをしてしまう。死んだ奴らを眠らせる――それが俺たちの戦いだ、それでいいのかと勝春は彼女を叱咤する。それでも動こうとしないレイコに、彩はマリアの人形を置き勝春と共に病院を脱する。

やがて「ママ」と呟いた後、マリアは息絶えてしまう。すぐ背後まで押し寄せていたゾンビの群れとゾンビとして立ち上がったマリアを撃ち殺し、その寂寥感にしばし立ち尽くすレイコ……再び彼女は、娘の時と同じ顛末に打ちのめされるのであった。

お姉チャンバラ THE MOVIEの結末・ラスト(ネタバレ)

やがて杉田博士の本陣へと乗り込む彩と勝春。杉田は彩を待っていたと言い、研究のためには彩達の一族の血が必要なのだと言う。正当な血を持っていた彩を杉田は手に入れたかったが、彩の父によりそれを阻止されたため殺したのだ。

やがて杉田の指示により大量のゾンビが発生。いつものことながらコソコソと裏方に回る勝春と、信じられない程の数にも圧倒的無双攻撃を見せる彩。その光景をモニターでうっとりと見入る杉田の背後に忍び込む勝春。勝春は妹の敵討ちのため杉田を拘束し、殴り飛ばす。そんな勝春に「まるで覚えがない」と嘲笑い勝春を逆なでする杉田、やがて形勢逆転し剣で勝春を追い詰める。俺が神だ!と剣を振り上げ抵抗する勝春に襲い掛かろうとした矢先、ゾンビ暴走し、杉田に襲い掛かると背後からその両目を潰し始めた。食われ、助けを求める杉田に勝春は当然聞く耳も持たず、刀でゾンビごと突き刺し妹の仇を討った。

大量のゾンビの群れに流石の腕を誇る彩も疲労の色が見え始めた頃、ショットガンの音が鳴り響く――レイコだった。援護射撃を得て、彩はマントを脱ぎ捨て決め衣装のビキニ姿となり2人は迫りくるゾンビ軍団相手に再び立ち向かう。しかし、圧倒的な数の暴力によりレイコがゾンビに襲われ負傷してしまう。怒りにより覚醒した彩の刀には波動のようなパワーがみなぎっていた。その力を刀より解放させ、電撃を帯びた竜巻でゾンビを全て吹き飛ばす彩。全てが片付いた後でレイコに駆け寄ると、彼女はもう虫の息であった。レイコは微笑みながら彩に己の赤いマフラーを渡し、自らのショットガンでゾンビと化す前に自害した。

そしていよいよ、咲との最終決戦が始まる。冷酷な殺人マシーンと化した咲は流石に手強く苦戦を強いられる。それでも何とか互角の攻防戦を続ける姉妹。何故父を殺した、と問う彩に咲は「私は只強くなりたかった」と冷静に言い返す。咲の圧倒的な強さに倒れ込む彩だったが、幼少期、父が咲の手により殺害された時の記憶を思い出し再び刀を手に立ち上がる。やがて幼少期の回想が挟まれ、咲も咲で優秀な剣の腕前を持つ姉に勝てないことへのコンプレックス、そして家を継ぐのが姉であること。その事実に悩んでいたことが分かる。その気持ちに近づき利用したのが杉田であった。優秀な姉のせいで家族から捨てられていたと思い込んでいた咲は、強くなり高みを目指すことで、父を殺してまでその思いを払拭しようとしたのだ――しかし彩も、負けられなかった。今まで見てきた光景や言葉達を思い起こしながら、彩は再び覚醒する。力を身に纏い、瞬間移動を繰り返しながら咲を追い詰め心臓に刀を突き刺す。しかし同時に、同じく血の流れている咲も死にかけの状態で覚醒を果たしたのだ。互いに命を燃やし尽くしながら、人知を超えたエネルギーを纏いながらの死闘の末に咲が敗北し、「どうして勝てないの……力があれば孤独から解放されるかと思ったのに」と涙ぐむ。そんな彼女の無念も汲むように、咲を抱き起こし唇を噛み締める彩。最後に咲は「お姉ちゃん」と呼び死亡する。咲の亡骸を抱え、これまで感情を見せたことがなかったという彩は何度も彼女の名を呼びながら泣き続けた。

全てが片付いた後で、咲とレイコの墓を作り再び旅に出る彩と勝春。彩は先の刀を手にし、二刀流の剣士として今も尚、ゾンビを狩り続けるのであった。

お姉チャンバラ THE MOVIEの感想・評価・レビュー

ゲーム原作なだけあり、殺陣もCGバリバリで実にゲーム。ラストの姉妹対決はもはや人間同士のバトルを越えてアニメのようだ。世間一般から見ればB級の烙印を押されるだろうが自分は好き。乙黒えりの妖艶な肢体とは裏腹に童顔なアンバランスさから繰り出される殺陣のギャップが堪らないし、橋本マナミさんの母性愛もベタなのにウルっとくる。この手の映画お決まりの性行為をしたカップルは死ぬ、の法則を守る辺りも笑える。細かいことを言うとショットガンの装填描写は入れてほしかった。(MIHOシネマ編集部)

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