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映画『俺たちニュースキャスター 史上最低!?の視聴率バトルinニューヨーク』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『俺たちニュースキャスター 史上最低!?の視聴率バトルinニューヨーク』の概要:米国サンディエゴで活躍していたニュースチームがニューヨークでニュース報道の在り方に革命をもたらす様子を描いたコメディ映画。『俺たちニュースキャスター』の続編で、前作キャストが再集結している。

映画『俺たちニュースキャスター 史上最低!?の視聴率バトルinニューヨーク』の作品情報

俺たちニュースキャスター 史上最低!?の視聴率バトルinニューヨーク

製作年:2013年
上映時間:119分
ジャンル:コメディ
監督:アダム・マッケイ
キャスト:ウィル・フェレル、クリスティナ・アップルゲイト、ポール・ラッド、スティーヴ・カレル etc

映画『俺たちニュースキャスター 史上最低!?の視聴率バトルinニューヨーク』の登場人物(キャスト)

ロン・バーガンディ(ウィル・フェレル)
ニュースキャスター。24時間ニュースを放送するテレビ局に雇われ、視聴率重視の報道をして成功を収める。事故をきっかけに家族の重要性に目覚める。
ヴェロニカ・コーニングストーン(クリスティナ・アップルゲイト)
ロンの妻で、2人の間には男の子が一人いる。プライムタイム初の女性キャスターに選ばれたことでロンとの関係に亀裂が入ってしまう。
ブリック・タムランド(スティーブ・カレル)
天気予報専門のキャスター。自分の葬式を開いてしまうくらいに頭のネジが外れている。
ブライアン・ファンタナ(ポール・ラッド)
社会報道を手掛け、麻薬など際どいネタを報じている。猫専門の写真家として有名になる。
チャンプ・カインド(デビッド・ケックナー)
スポーツキャスター。コウモリの肉を売るインチキなファーストフード店を経営していた。
リンダ・ジャクソン(デビッド・ケックナー)
24時間ニュースを放送するテレビ局で働くロンの上司。ロンの成功する姿を見て誘惑する。

映画『俺たちニュースキャスター 史上最低!?の視聴率バトルinニューヨーク』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『俺たちニュースキャスター 史上最低!?の視聴率バトルinニューヨーク』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『俺たちニュースキャスター 史上最低!?の視聴率バトルinニューヨーク』のあらすじ【起】

1979年のニューヨークでニュースキャスターをしていたロンとヴェロニカは上司に呼ばれる。上司はヴェロニカを女性初の夜のニュースのキャスターに任命し、ロンを解雇する。気分を害したロンは自分か仕事の二択をヴェロニカに迫り、2人は破局する。水族館で働いていたロンの元に24時間ニュースを放送するGNNのプロデューサーがスカウトにやって来る。

ロンはサンディエゴの地方局時代に働いていた仲間を集めに向かう。チャンプはコウモリの肉を出す怪しいファーストフード店を経営していた。チャンプは復帰のオファーを二つ返事で引き受ける。続いて2人はブライアンに会いに行く。ブライアンは猫専門のカメラマンとして成功を収めていた。ロンはニューヨークにストリップクラブが沢山あると言ってブライアンを説得する。

ロンはブリックの近況を確認するが、ブライアンはブリックが死んだことを告げる。しかし、3人がブリックの葬儀に参列してみると、そこで弔辞を読み上げていたのはブリック本人だった。リユニオンを果たした4人は一緒にニューヨークに向かう。

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映画『俺たちニュースキャスター 史上最低!?の視聴率バトルinニューヨーク』のあらすじ【承】

ロン達はプロデューサーの案内でGNNに出社する。そこには他にも大勢のキャスターが集まっており、シカゴから来た二枚目キャスターもいた。ロンは緊張してしまい、二枚目キャスターにバカにされる。プロデューサーはロンに上司を紹介するが、リンダが黒人の女性と知ったロン達は怖がってしまう。

ロンはヴェロニカに会いに行くが、ヴェロニカにはもう新しい恋人ができていた。怒ったロンはヴェロニカのために買った下着を息子にプレゼントする。ロン達が担当を任されたニュースの時間帯は午前2時から午前5時だった。ロン達は誰もニュースを見ない時間帯なことに憤る。さらにロンは二枚目キャスターにバカにされ、視聴率競争を申し込んでしまう。

ロンは視聴率を稼ぐために、ニュースを面白くする案を練る。そして視聴者の歓心を買う愛国的なネタやスポーツのハイライト、自然災害について報じることにする。プロデューサーは番組が素晴らしかったと興奮するが、リンダは怒って、ロンのチームを解雇してしまう。

映画『俺たちニュースキャスター 史上最低!?の視聴率バトルinニューヨーク』のあらすじ【転】

視聴率が発表され、ロンの放送時間帯がトップとなる。リンダはロンのチームを復職させる。ロンは賭けにも勝ち、ゴールデンタイムのニュースを任される。視聴率はうなぎ登りとなり、ロンのチームは益々やりたい放題になり、番組中に麻薬を吸ってしまう。

ロンに注目したリンダはロンに言い寄ってくる。そしてリンダの家族に紹介するが、ロンは黒人への差別的な言動ばかりして、家族に不快な思いをさせる。また、リンダはスポンサーのためにロンにブライアンが用意したネタを報じないように頼む。ヴェロニカがヤセル・アラファトに独占インタビューをすることになり、ロンはそれよりも凄いネタを用意しようとする。しかし、視聴率ばかり追い掛けるロンに対してブライアンやチャンプ、ブリックは反発する。

ロンは地方で起きていたカーチェイスを生中継させる。その革新的なニュースの報じ方が大受けする。視聴率の新記録を打ち出したロンはGNNのパーティーで得意気にスケートを披露する。しかし成功を妬んだ二枚目キャスターのせいで転倒し、失明してしまう。

映画『俺たちニュースキャスター 史上最低!?の視聴率バトルinニューヨーク』の結末・ラスト(ネタバレ)

2か月後、灯台で隠居生活をしていたロンの元にチームが訪ねて来る。しかし、ロンは仲間に冷たくしてしまう。ヴェロニカが孤独に苦しんでいたロンを助けに現れる。全てのニュース番組がロンの手法の真似を始め、ヴェロニカはニュースに価値を見出せなくなっていたのだ。ヴェロニカは目が見えなくても生活できるようにロンを支える。ロンは息子とも良好な関係を築き、家族が一つになる。

医者から視力を取り戻す治療法があるとの連絡が入る。ヴェロニカは幸せが壊れるのが怖くて、そのことを秘密にしていたが、ロンに気付かれてしまう。ロンは家族を置いて手術を受け、職場に復帰を果たす。ヴェロニカがGNNにやって来て、息子がピアノの発表会に出るので見に来てほしいと頼む。そこに大事件のニュースが飛び込み、プロデューサーはロンに中継を頼む。

中継は始めようとしたロンは家族のために番組を降りることにする。そしてテレビの前でチームに背を向けたことを謝る。ロンは発表会に向かうが、途中で他のテレビ局のライバルキャスター達がロンを倒しに現れる。ロンはチームの援軍を得て、全員を撃退する。そして、発表会の場に姿を見せて息子を喜ばせる。

映画『俺たちニュースキャスター 史上最低!?の視聴率バトルinニューヨーク』の感想・評価・レビュー

大物コメディ俳優が顔を揃えている快作。スティーブ・カレルやポール・ラッドなど主役を張れる俳優をこんな端役で使っているなんて贅沢でしかない。その点ではゲスト俳優も豪華で、最後のニュースキャスター達の乱闘シーンではビックリさせられること請け合いだ。単なるお笑い映画にするだけでなく、報道の在り方を皮肉っているところに、後に『バイス』などの社会派作品を作り出すアダム・マッケイ監督の片鱗を見ることができる。(MIHOシネマ編集部)


豪華すぎるゲストとテレビ業界を皮肉るようなブラックユーモアが炸裂している今作。人気シリーズの第2弾で、前作と似たような展開ですが、ゲストも面白さもかなりパワーアップしています。
あまり深く考えずに、ただ楽しんで欲しい作品なのでストーリーに疑問を持ってしまうと、細かい部分が気になってしまい素直に大笑い出来ないと思います。
おバカな4人組の中に入ったような気分で爆笑できるので、ストレスが溜まった時にもオススメの作品です。(女性 30代)

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