映画『俺たちニュースキャスター』の概要:2004年のアメリカのコメディ映画です。本作はアダム・マッケイ監督と人気コメディアンのウィル・フェレル主演の最強タッグで作られました。脚本も二人で考えています。実話を元に1970年代のニュースキャスターたちの争いを面白おかしく表現しています。
映画『俺たちニュースキャスター』の作品情報
上映時間:94分
ジャンル:コメディ
監督:アダム・マッケイ
キャスト:ウィル・フェレル、クリスティナ・アップルゲイト、ポール・ラッド、スティーヴ・カレル etc
映画『俺たちニュースキャスター』の登場人物(キャスト)
- ロン・バーガンディ(ウィル・フェレル)
- 『チャンネル・ニュース4』と言う番組の人気キャスターを務めていますが、ある日女性のキャスターのヴェロニカが入社してきてハチャメチャな人生になってしまいます。
- ヴェロニカ・カーニングストーン(クリスティナ・アップルゲイト)
- サンディエゴ発の女性アンカーを目指す女性でロンに恋してしまいます。しかしロンとは喧嘩別れしてライバルとして争う事になってしまいます。
映画『俺たちニュースキャスター』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『俺たちニュースキャスター』のあらすじ【起】
ロン・バーガンディは、サンディエゴの人気ニュース番組『チャンネル・ニュース4』ニュースキャスター。いつもチームメンバーのブライアン、ブリック、チャンプと行動を共にしています。ロンはライバル各局を抑え視聴率トップの成績を収めます。チームが祝杯のパーティーをしていると、ロンは、一人の女性に会います。ロングヘアーで美しいお尻をした彼女に惹かれ、誘おうと声を掛けようとすると見失ってしまいました。
次の日の朝、暢気にロンがおしゃべりに夢中になっていると、上司が、新しいメンバーを紹介しますと言って女性を連れてきました。このチャンネル・ニュース4初の女性ニュースキャスターのヴェロニカ・カーニングストーンだと言った瞬間、ロンの目は丸くなり信じられないといった表情で彼女を見ていました。なんとあのパーティーに来ていた女性だったのです。
その後、やり手と言われチャンネル・ニュース4チームに入ってきたヴェロニカでしたが、仕事としては動物の関連ニュースばかりで手ごたえが無くやる気を失いかけていました。私は、女性アンカーを目指しているのに、と肩を落とします。
映画『俺たちニュースキャスター』のあらすじ【承】
ヴェロニカはそんな時代でしたから、男性からはパワハラやセクハラや野次を飛ばされるのが日常でした。
ロンはヴェロニカのことが気になって仕方ありませんでした。何とか彼女のハートを射止めてやろうと必死にアピールします。突然仕事の事で相談があると言ってヴェロニカを自分のオフィスに呼び出すことに成功しました。何かあるのかとヴェロニカが聞くと君のお尻サイコーにセクシーだね。食べちゃいたいよと何か誘っているようでした。
仕事に戻ろうとすると、ロンは、聞いてもいないのに、ここ最近のジムの話をし出します。ダンベルを持ちアピールするも空しく、ヴェロニカはロンを完璧に無視して、仕事に戻って行きました。
ヴェロニカが仕事をしていると今夜一緒に食事でもどうかと声を掛ける男性もいましたが、仕事熱心なヴェロニカは相手にせず、ごめんなさいと謝り、会社の人とはプライベートでどうこうしようと思ってないと、悉く断わるのでした。
映画『俺たちニュースキャスター』のあらすじ【転】
ロンはそれでも諦めず、彼女にもう一度アタックします。実は仕事の事で悩みがあって話したいことがある。ヴェロニカが女性アンカーになりたいと聞いていたロンは、良かったら今夜食事に行かないかいかと誘いにきました。
本来ならば断っている所ですが誘いに乗ります。遂にロンは、誘う事に成功したのです。
バーでヴェロニカは、ジャズフルートを引いているロンを見て、一瞬で恋に落ちてしまいます。その日の夜に二人はめでたく結ばれました。楽しい時間に心躍らせる二人でしたが、会社の人には絶対に内緒にしてとお願いをし、ロンに約束しました。もちろんそんな事は出来ず、次の日会社でヴェロニカを射止めたんだ、俺とやったんだと大声で叫び皆にばれてしまいます。その日のニュースでは、皆さんこんにちは、ニュース4のお時間です。私事ですが、私ロン・バーガンディとヴェロニカ・カーニングストーンはお付き合いさせていただく事になりました。と言ってしまいます。これを見ていたヴェロニカはびっくりしてロンに、内緒って約束だったでしょうと尋ねましたが、ニコニコするだけで反省していませんでした。
映画『俺たちニュースキャスター』の結末・ラスト(ネタバレ)
今日も局に向かっていると事件に巻き込まれてしまい愛犬を失ってしまいます。このままではニュースの時間に間に合いそうにありません。急いで向かうも、局にいたヴェロニカが今日のニュースを読む事に、失敗は許されません。緊張する現場でしたが何とかミスも無く終えることができたヴェロニカは最高視聴率を撮るほどの大反響でした。一方ロンは遅刻してしまい幸せな日常に終わりを告げました。ダブルキャスターとしてヴェロニカがニュースを一緒に読む事になるし、ヴェロニカとの仲は悪くなるし、終いには、「くそったれサンディエゴ」とカンペを読み視聴者からのクレームでキャスターを降ろされることになりました。実はその犯人はヴェロニカです。彼女はとにかくロンに怒っていましたが、段々と弱り果てていくロンを見て可愛そうに思っていました。
大スクープを取材する事になったヴェロニカは、現場で他の局のキャスターに熊の檻に投げ込まれて身動きが取れなくなってしまい、代役としてロンが呼ばれたのです。そして
ヴェロニカを助け、報道をし、またいつもの調子でニュースをするのでした。その後は、ロンとヴェロニカは結婚し幸せに暮らしました。
映画『俺たちニュースキャスター』の感想・評価・レビュー
今の時代では絶対に「アウト」なセクハラや、差別発言が溢れる70年代のニュースキャスターの世界を舞台にした今作。
本当に下品で「アメリカンジョーク」全開な口の悪さや性差別的な言動、行動が目立つので好き嫌いが別れると思いますが、私はとても面白かったです。
ニュースキャスター界のゴシップ映画と言うと『スキャンダル』を思い出しますが、あまりにも正反対な内容で笑ってしまいました。続編もあるようなので見てみようと思います。(女性 30代)
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