映画『幼い依頼人』のネタバレあらすじ結末と感想 | MIHOシネマ
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映画『幼い依頼人』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『幼い依頼人』の概要:弁護士として出世を夢見ていた青年が、児童福祉館に勤めて出会った幼い兄弟の危機に共に立ち向かう様を描く。2013年、実際に韓国で起きた漆谷継母児童虐待死亡事件を基にした一作。

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映画『幼い依頼人』の作品情報

幼い依頼人

製作年:2019年
上映時間:114分
ジャンル:ヒューマンドラマ、サスペンス
監督:チャン・ギュソン
キャスト:イ・ドンフィ、ユソン、チェ・ミョンビン、イ・ジュウォン etc

映画『幼い依頼人』の登場人物(キャスト)

ジョンヨプ(イ・ドンフィ)
勉強はできるため資格をたくさん持っている弁護士の卵。キャリアとしての成功を夢見ているが、就職先が決まらず仕方なく務めた児童福祉館でダビンとミンジュンに出会う。
ジスク(ユソン)
ダビンとミンジュンの義母。初対面は優しく外向きには良い母親を演じているが、実際は子供嫌いで夫と居たいために仕方なく家庭に入っている。前科もあり暴力で物事を片付けようとする女性。
キム・ダビン(チェ・ミョンビン)
10歳の少女。早くに母親を亡くし、家を空けがちな父親に制圧されながら弟・ミンジュンの面倒を見ていた。義母・ジスクと暮らすようになり、笑顔を失っていく。
キム・ミンジュン(イ・ジュウォン)
ダビンの弟。天真爛漫な性格だが、育児放棄の父親により幼稚園にも行けず家で過ごしている。箸が使えず食べ物を落とすことで、義母の怒りをかい酷い虐待に遭う。

映画『幼い依頼人』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『幼い依頼人』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『幼い依頼人』のあらすじ【起】

過去に起きた残忍な殺人事件を例に法と人道について語り合う若者たち。ロースクールを卒業したばかりのジョンヨプはソウルで活躍することが目標であった。資格ばかり持っているジョンヨプだが働き口はすぐに見つからず、児童福祉館で雇ってもらうことになった。

幼稚園に通わせてもらえない弟・ミンジュンの世話と家事をこなすダビン。学校でも明るく人気のあるダビンだが、父親の存在に怯えている。ある夜、ミンジュンを起こすように命令され、連れ出された飲食店で新しい母親を紹介された。家を空けがちな父親の代わりに、二人に面倒を見る母親だが、ミンジュンの行動に苛立つようになっていく。ミンジュンが箸を使えず食べ物を落とすと母親は睨みつけ髪の毛をまとめる。怒りの矛先はダビンへと向けられ暴力が始まるのだった。

追い込まれたダビンは学校に遅刻するようになっていた。ある日、校門前で引き返したダビンは警察に相談する。寄り添ってくれない大人の態度に「間違ってるの?」と問うダビン。ジュンヨプだけは「おじさんもそうした」と同意するのだった。児童福祉館が引継ぎジュンヨプはダビンの家庭訪問を行ことになったが、偽りの母親の姿にあまり深くは追及できずその日は立ち去ることになった。捜査権のないことに無力さを感じるジュンヨプ。その頃、ジュンヨプの嫌な予感は当たり、ダビンは再び酷い虐待を受けるのだった。

学校の担任に相談しようとしたダビンだったが取り合ってはもらえず、ミンジュンの提案でジュンヨプの職場を訪ねることにした。幼稚園にも言っていないミンジュンは、初めてのファーストフードを前に困惑した。食べ物を落とすことに怯え切っている。幼い頃に母親を亡くしていたジュンヨプの話を聞き、親近感を抱いた二人は連日ジュンヨプを訪ねるようになった。

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映画『幼い依頼人』のあらすじ【承】

面倒がるジュンヨプだが、上司に頼まれ二人の相手をしていた。慣れない子供の相手に苦戦するジュンヨプだが、ある日弁護士事務所の面接が決まった。ソウルから戻ったら一緒にハンバーガーを食べる約束をして、ダビンに名刺を渡した。駄々をこねるミンジュンにはゴリラのぬいぐるみを与え機嫌を取るのだった。

無事に仕事が決まったジュンヨプ。一方でダビンは名刺がジスクに見つかってしまい、酷い仕打ちを受ける。翌日、授業中に耳から血を流し倒れてしまうのだった。担任から連絡を受けたジュンヨプはソウルから駆けつけると、ダビンは「私たちをどこかに連れていって」と願い出る。虐待の事実を見て見ぬふりをしていた担任ではなく、唯一同意してくれたジュンヨプを頼るダビン。児童福祉館の上司に告訴するよう申し出るが、事実確認ができない限り無理だと突き返されてしまった。ダビンの両親に会いに行くも酷い態度で追い返され何もできず、ソウルに出発する日を迎えてしまった。

ジスクの虐待はおさまらず、下の階の主婦も心配するほどだった。同級生の携帯を借りジュンヨプに連絡するも、一向に繋がらず助けがいないことにダビンは絶望する。ジュンヨプとの約束を信じているミンジュンは、預かったお金を大事に取っていた。ある夜、そのお金はジスクの財布から取ったと勘違いされ、ミンジュンを殴って叱るようダビンに強要された。ミンジュンを殴ることができないダビンは、いつも以上に酷い暴力を受けるが日常的に虐待の声を聞いている近所の住民は誰も助けてはくれなかった。

映画『幼い依頼人』のあらすじ【転】

再び担任から連絡を受けたジュンヨプは病院に向かった。ミンジュンが命を落としたのだ。事情を聞いたジュンヨプはすぐに自分が託したお金が引き金になっていると気づいた。その頃、ダビンはミンジュンと同じ目に遭いたくなければ、自分がミンジュンを叩いたことにするように迫られていた。

殺人犯として世間の目にさらされたダビン。明らかな違和感を覚える近隣住民もいたが、誰も助けることはできなかった。しかし、仲のいいダビンとミンジュンの姿を見ていたジュンヨプは、何とかして力になろうと仕事を辞め動き出す。署名活動を始め、仲間と共に打開策を探し始めるのだった。

ジスクの経歴詐称や逮捕歴はすぐに明らかになった。虐待の証拠と告訴状を持って児童福祉館の上司に掛け合ったことで、専門家による事件の見解も得たジュンヨプたち。嘆願書を書くために家に閉じ込められているダビンに自白を撤回させようと、同級生に頼んでジュンヨプはプレゼントを贈った。ボイスレコーダーに込めたメッセージを聞いたダビンは外に出ようとするが、ジスクに見つかり酷い暴力を振るわれてしまった。偶然にも同級生が悲鳴を聞きジュンヨプに連絡をしたことで命は助かったが、自宅に連れ帰ったことで誘拐だと父親に騒ぎ立てられるのだった。

映画『幼い依頼人』の結末・ラスト(ネタバレ)

ダビンの両親に世の中の注目が集まる中での出廷となった。法廷で泣きながら「母親失格だ」と語るジスクは、軽快に嘘を重ね自分の罪を逃れようとする。被告人尋問を控え、甥っ子がゴリラのぬいぐるみを探している姿を見たジュンヨプは、ぬいぐるみに録画機能があることに気付く。ゴミ収集場にかけつけるが、膨大な数のゴミ袋から見つけることはできず夜が明けてしまった。

被告人尋問で何も話すことができなくなったダビン。頭を抱えるジュンヨプに、ゴリラのぬいぐるみを持った同級生が声をかけたのだ。ミンジュンがゴリラのぬいぐるみを大事にしていたことを知っていた同級生は、偶然にもジスクがゴリラのぬいぐるみを捨てるところを見かけダビンのために救っていたという。

ジュンヨプはゴリラのぬいぐるみを使ってダビンに話しかけた。ミンジュンの姿を思い返したダビンは勇気を持ってジスクの行動を告発する。奇跡的にもゴリラのぬいぐるみにはミンジュン最期の日の出来事が録画されていた。この証拠を持ってジスクは懲役16年の判決を下された。

半年後、ジュンヨプはある写真をダビンに手渡した。ミンジュンのために本当の母親が映った写真を持っている人を探し続けていたのだ。空の上で本当の母親に会えるよう、ダビンはミンジュンに写真をみせるのだった。

映画『幼い依頼人』の感想・評価・レビュー

最初の30分は韓国映画のコミカルさが活きた軽快な時間であった。しかしエンディングに向けて急速にアクセルがかかる。バイプレイヤーとして名高いイ・ドンフィ。日本でも大ヒットの「エクストリーム・ジョブ」でいい味を出していたのが目新しい記憶だが、今作はより多くの表情を見ることができたように思う。注目すべきは子役たちである。ダビンを演じたチェ・ミョンビンの表情の変化を筆頭に、イ・ジュウォンや同級生のチャンホを演じたイ・ロウン。それぞれ展開にキーになる表情を堪能させてくれた。難しい題材だけに万人には勧め難いが、現実問題に重ねながら感じて欲しい一作であった。(MIHOシネマ編集部)


実際に起きた事件を元にして作られた作品と言うことで、非常に胸が痛くやるせない気持ちになりました。なんの罪もない子供に虐待をし、殺してしまったらそれを人のせいにする。心を持つ人間のやることだとは到底思えませんが、こういう事件は無くならないのが現状なのでしょう。しかもジスクの懲役は16年。殺人を犯した人間がたった16年で社会に戻ってくるのです。
亡くなったミンジュンのことを考えると腸が煮えくり返るような気持ちになりますが、ダビンの命が失われなかったことだけは唯一の救いだなと感じました。救いだなと感じました。(女性 30代)


本作は、児童福祉館に勤める青年が幼い姉弟の危機に立ち向かい真実を追求する姿を描いた韓国のヒューマンサスペンス作品。
韓国の未熟な社会制度や、幼い子どもを見捨てる大人に疑問を感じ、辛い現実にやるせない気持ちになった。
韓国で実際に起こった事件をベースにしているだけあって、ひたすら辛くなるようなシーンが多いのだが、何よりも、子どもの言動よりも保護者や周りにいて助けなかった大人たちの責任の重さを考えさせられた。(女性 20代)


韓国で実際に起きた児童虐待死亡事件を基にしている作品。それも2013年と最近の事件であるというのだから驚きである。幼い姉弟が育児もまともにしない父の再婚相手によって虐待され、弟が亡くなってしまうという悲しい物語。姉は最初に暴力を受けた時警察に助けを求めたものの、幼い子供ということもあり真剣に取り合ってもらえない。助けてもらえない姉弟、捜査権を持たず助けることのできない大人、どちらを思っても胸が痛くなってしまう。近年でもこんなに悲しい事件が起きていることを観て知ることは大切ではないだろうか。(女性 20代)

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