映画『ソウォン 願い』のネタバレあらすじ結末と感想 | MIHOシネマ
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映画『ソウォン 願い』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『ソウォン 願い』の概要:青龍映画賞では最優秀作品賞をはじめ3冠を達成した一作。2008年に実際に起きた事件を元に、残忍な事件により心身ともに深い傷を負った少女とその家族や友人の再起を描いている。

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映画『ソウォン 願い』の作品情報

ソウォン 願い

製作年:2013年
上映時間:123分
ジャンル:ヒューマンドラマ
監督:イ・ジュンイク
キャスト:ソル・ギョング、オム・ジウォン、イ・レ、キム・ヘスク etc

映画『ソウォン 願い』の登場人物(キャスト)

ドンフン(ソル・ギョング)
ソウォンの父親。工場で働きながら、妻・ミヒと娘・ソウォンを養っている。強気な妻の妊娠にも気付かないほど鈍感ではあるが、深い傷を負ったソウォンを懸命に支えぬく。
ミヒ(オム・ジウォン)
文具店を営むソウォンの母親。強気だが愛情深い女性。妊娠4か月を迎えてもドンフンに言えずにいたが、ソウォンの事件を機に倒れてしまい自身も入院することとなる。
ソウォン(イ・レ)
ドンフンとミヒの一人娘。素直で明るい8歳。幼馴染のヨンソクとは口喧嘩をするが、想い合っている。悲劇に巻き込まれた当事者ながら、屈することなく立ち直っていく。
ヨンソク(キム・ドヨプ)
工場長・グァンシクの長男。ソウォンとは幼馴染で嫌味を言い合える仲。お互いに大事に想っているが、事件の日一緒に登校するべきだったと後悔に苛まれる。

映画『ソウォン 願い』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ソウォン 願い』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ソウォン 願い』のあらすじ【起】

工場で働くドンフン。文具店を営み忙しない日々を送る妻のミヒは、娘・ソウォンのために苦手な保護者会に参加していた。実はミヒは二人目を妊娠しているがまだドンフンには明かせずにいる。ある雨の朝、髪の毛を自分で上手に結べず、学校に遅れそうになったソウォン。ミヒは「明日は結んであげる」と約束し、大通りを使って学校に向かうよう声をかけて見送った。その頃、店の前に怪しげな人影を見たドンフン。しかし工場長・グァンシクの代わりに納品を確認するため職場へ急ぐのだった。

突然の大雨に、同級生のヨンソクたちは走って登校した。傘もささず濡れながら歩く小太りの男を見たヨンソクだが、学校へ急ぐのだった。黄色い傘をさして一人歩くソウォンに、小太りの男が「傘に入れて」と声をかけてきた。学校の目の前で小さな路地に連れ込まれたソウォンは、誰にも助けを求められず襲われてしまった。

偶然にもヨンソクに傘を届けに来たというグァンシクの妻から、連絡を受けたミヒ。同時にドンフンは警察から連絡を受け、病院に急いだ。何とか一命を取り留めたソウォンだが、全身の外傷は酷く大腸と肛門の切除が必要だと医師に手術の同意を求められる。命を優先したドンフンだが、「パパとママは忙しいけど、悪い人は捕まえたかった」と自分で通報したソウォンの言葉を聞き動揺を隠せないのだった。

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映画『ソウォン 願い』のあらすじ【承】

現場の指紋で容疑者は数人に絞られたが、証拠がなく動けないという警察。犯人逮捕には被害者の証言が必要だと言われるが、ミヒは絶対に賛同しなかった。ドンフンはカウンセラーにソウォンの私物を提出し、すぐにでも調書を取り始めて欲しいと願い出る。それはソウォンの悲痛な声を最初に聞いているからであった。

ドンフンとミヒが見守る中、カウンセラーと警察による犯人確定の調書が取られた。ソウォンの証言により容疑者は一人に絞られた。すぐに警察に駆けつけたドンフンだったが、事件を嗅ぎつけたマスコミに囲まれてしまう。病院にもマスコミは集まり始めドンフンは急いで個室に移動させるが、その様子にソウォンは戸惑いパニックを起こしてしまうのだった。さらに、ストレスからミヒが倒れてしまった。ドンフンはこの時初めてミヒの妊娠を知る。

マスコミや人目を避けて個室で療養するソウォン。高額な入院費と迫る公判、ミヒの入院はドンフンを追い詰める。しかしグァンシクの気遣いで救われるのだった。一方でミヒも不安ばかりの状況であるが、グァンシクの妻の存在に救われていた。

1回目の公判で、犯人は罪を否認した。救いようない犯人の態度に肩を落として病院に戻ったドンフンだったが、病室の前には子供たちが集まっていた。ソウォンの好きなキャラクターの着ぐるみたちが踊っていたのである。それはカウンセラーとミヒ、グァンシクの妻が企画し、ソウォンの笑顔を取り戻す作戦の一つであった。

映画『ソウォン 願い』のあらすじ【転】

娘が強姦に遭いミヒと同じ苦しみを経験していたカウンセラー。事件の日に大通りを通るよう言ったことや、一人で通学させてしまった後悔に追われるミヒに必要な存在になっていた。さらに言葉を失ってしまったソウォンに寄り添ってカウンセリングを続ける。その中で徐々に明らかにされるソウォンの本心。学校に行けないことや、ドンフンとミヒが苦しんでいること。大雨の中で犯人を傘に入れてあげたのに誰も褒めてくれないこと。そして兄弟が生まれても人工肛門で汚してしまうのではないかと心配していることも口にするのだった。

大人の男の人を怖がるようになってしまったソウォンのために、好きなキャラクターの着ぐるみを着て会いに行くようになったドンフン。グァンシクやグァンシクの妻の支えのおかげで、ソウォンは退院の日を迎えた。事件現場を見たソウォンはパニックを起こしてしまうが、帰宅すると店の入り口には同級生たちからの連絡網や手紙がぎっしりと貼られていたのだった。さらにはグァンシクの妻のおかげでずっと空けていたはずの家は綺麗に保たれていた。

感謝の絶えない中、ヨンソクが訪ねてきた。事件の日、学校に行くときソウォンの支度を待って一緒に行っていればとずっと後悔をしていたというのだ。登校初日、ミヒの代わりにヨンソクの母がソウォンの手を取って通学してくれた。その後ろにはヨンソクたちが見守っている。さらにその後ろには着ぐるみを着たドンフンがついて行った。支えを感じたおかげで、ソウォンは事件現場の前を通っても平気だった。着ぐるみ姿のドンフンは人工肛門の扱いや、男の先生をなるべく避けて過ごせるよう頼みに職員室へ出向くのだった。

映画『ソウォン 願い』の結末・ラスト(ネタバレ)

昼休みの度に着ぐるみを着て、ソウォン様子を見守るドンフン。ある日ヨンソクに見つかってしまい、声をかけられてしまった。「パパなの?」と優しく問いかけるソウォン。うなずくことしかできなかったドンフンだが、ソウォンはそっと手を取ってくれた。帰宅するとソウォンはドンフンの汗を拭ってあげるのだった。

ようやく落ち着いてきたソウォンに、出廷依頼が通達される。犯人と面会したドンフンは反省の色のない様子に落胆し、10年以内に保釈される可能性に怯えるのだった。夜な夜なドンフンとミヒが話し合う声を聞いてしまったソウォンは、意を決して出廷し懸命に証言する。しかし判決は12年の処罰。損害賠償は棄却され誰もが納得のできないものであった。犯人に襲いかかってしまったドンフンだが、ソウォンは足にしがみつき「家に帰ろう」と必死に止めに入った。正気を取り戻したドンフンは、ソウォンを抱きかかえ法廷を後にするのだった。

第二子が無事に生まれた。ドンフンが名付けた長女・ソウォン(日本語では願い)、そして長男はミヒがソマン(望み)と名付けたのである。ソマンのためにおもちゃを作ってあげたソウォンは、ミヒと川の字になってそっと添い寝するのだった。

映画『ソウォン 願い』の感想・評価・レビュー

悲劇に涙するのではない、再起の奇跡に感情を震わせる物語である。「生まれてきてくれて、ありがとう」そのセリフがこんなにも意味を持つ作品は、他にないのではないだろうか。小さな配慮が積み重なっていく展開。溢れるほどの愛情が作品を満たすが、その色は様々であった。綺麗な感動だけではなく、図太い犯人に対する不毛な苛立ちもきちんと描いている濃厚な時間である。実に安易なタイトル付けではあるが、代案が浮かばないほどハマっていた。(MIHOシネマ編集部)


実話を元にした作品であることに驚きましたが、この事件の犯人が2020年に出所したということにも違う意味で驚き、作品を見た時に感じた苛立ちとはまた異なる不快感とやるせなさを感じました。
被害者家族の辛さは1本の映画を見ただけの私たちには想像もできないほど過酷で、壮絶なものだったと思います。しかし、それ以上に罪の意識もなく、反省もしていない犯人に本当に腹が立ちました。酔った勢いで許されることでは当然ないし、覚えていないで逃げ続けた犯人。本当に許せませんでした。
それでも強く生きようとする家族の姿に涙が止まりませんでした。どうか、幸せであって欲しいと願うばかりです。(女性 30代)

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