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映画『OSIRIS/オシリス』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『OSIRIS/オシリス』の概要:惑星オシリスを植民地化した世界。ある日、刑務所から囚人が脱獄するという事態が発生。脱獄犯が首都へ向かったという情報を得た主人公は、首都に滞在する娘を救出するため、道々で出会った者達と共に奔走する。

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映画『OSIRIS/オシリス』の作品情報

OSIRIS/オシリス

製作年:2016年
上映時間:98分
ジャンル:SF、アクション
監督:シェーン・アビス
キャスト:ケラン・ラッツ、ダニエル・マクファーソン、ルーク・フォード、イザベル・ルーカス etc

映画『OSIRIS/オシリス』の登場人物(キャスト)

ケイン・サマーヴィル(ダニエル・マクファーソン)
オシリスの居住区などの管理をしている中尉。インディの父親だが、地球に帰ることもせず父親らしいこともほとんどしてこなかった。娘を救うため、フローティラから脱走する。
サイ・ロンブロック(ケラン・ラッツ)
元看護師で刑務所の囚人だった。妻と娘を事故で亡くし、オシリスの刑務所へ入る。脱獄を計った後は単独で逃走。ケインと出会い、インディ救出へ協力することになる。
ジプ(イザベル・ルーカス)
ビルの義理の妹。破天荒で粗暴だが、ビルをとても愛している。インディ救出に協力してくれる。
ビル(ルーク・フォード)
ジプの義理の兄。金髪で少々頭は足りないが、体格が良くバス送迎で荒稼ぎしている。ならず者だが、打ち解けた後は温厚。ジプを愛しており、インディ救出に協力してくれる。
リネックス(レイチェル・グリフィス)
司令官。自分だけの地位を考える利己主義者。刑務所にてラグドの繁殖をしていたことを隠蔽するため、オシリス自体を原子炉爆発にて消滅させる。
モーデイン(テムエラ・モリソン)
刑務所長でケインの親友。真面目で誠実。リネックスに事態収拾の決断を迫るが、倫理に反した行いをしようとしていたため、罪悪感を募らせ真実をケインに明かす。
インディ・サマーヴィル(ティーガン・クロフト)
ケインの娘。年齢の割には大人びており、非常に聡明。父から射撃の訓練を受けている。

映画『OSIRIS/オシリス』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『OSIRIS/オシリス』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『OSIRIS/オシリス』のあらすじ【起】

第1章、インディアナ州

植民惑星オシリスの上空より、宇宙船フローティラにて管理を行っている中尉ケイン・サマーヴィル。ある日、彼の元に地球から遥々、娘インディが訪れオシリスの首都へ滞在することになった。
その夜、凶悪犯を収監している刑務所にて脱獄が発生。囚人の全員が外へと開放されてしまい、司令官リネックス及び刑務所長モーデインは密かに対策を練った。

囚人達は第6級生物兵器を所持しており、オシリスにウイルスをばら撒くと警告を発している。オシリスにはインディが滞在しているため、ケインは娘を案じて連絡を取ろうとしたが、現在オシリスでは通信妨害が発生しており連絡を取ることができなかった。

リネックスの話に違和感を覚えたケインは、ミーティングの場でも意見を述べたが、所内に未知のウイルスを研究するラボがあると説明され、引き下がる他なかった。
そんな時、ケインの元にモーデインが訪れる。モーデインは真面目で誠実な人物で、親友にだけは嘘を吐きたくないと真実を明かしてくれる。

そもそも、脱獄した囚人達は生物兵器など所持しておらず、リネックスが嘘の報告をしたらしい。所内にラボがあるのは確かだが、主にラグドという生物の繁殖を極秘裏に行っていた。新たな星の植民地化に軍事利用する予定だったと言う。しかも、脱走したラグドはあらゆる生き物を虐殺しつつ、首都へ向かっている。そして、今から23時間後、リネックスは計画を隠蔽するため、原子炉を爆発させ植民地ごと消し去るつもりらしい。そうして、モーデインは発着場が閉鎖される前に地上へ降りろと言い、去って行くのである。

娘を救出するため、危険を承知で脱走したケイン。追手からどうにか逃れ、地上へ降りたものの着地直後、何者かに殴られ意識を奪われてしまう。川辺にて意識を取り戻したケインは、刑務所の元看護師サイ・ロンブロックと交渉し首都へ向かうことにするのだった。

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映画『OSIRIS/オシリス』のあらすじ【承】

第2章、政略結婚

乾いた大地をひたすら突き進み、オビール刑務所へ受刑者が搬送されて行く。囚人であるサイは仲間を募って脱獄計画を練っていた。彼は食堂で他の囚人と殴り合いを展開し、独房行きとなるのを狙っている。まんまと仲間共々、独房行きが決定したサイだったが、独房は筒状の部屋で常に地面が回転していた。サイは回転する独房の中で翻弄された後、ラボへと連れて行かれるのであった。

第3章、猛獣の調教師

サイとケインは首都へ向かって川辺をひたすら歩いている。時々、脱走したケインを捜索する戦闘機が飛び交い、その度に叢へ身を潜めた。
彼らはその後、あるバーへ辿り着く。そこで、バスの持ち主であるならず者のビルと破天荒な女ジプに出会う。彼らと危険な交渉を行い、首都までバスに乗せてもらうことになった。

第4章、明白なる運命

サイの仲間であった囚人が、鉄格子の中に閉じ込められている。そこへ怪物のラグドが現れ、囚人と接触した。サイもまた同じ鉄格子に閉じ込められ、彼もラグドになるのだと告げられる。ラグドになるには肉体の変化に耐えなければならない。だが、サイは寸前で仲間によって救出され、脱獄計画を遂行。しかし、1人の囚人がラグドを解放させてしまう。彼らは騒ぎに乗じて脱走を成功させたが、サイは単独で行動すると言い出すのであった。

映画『OSIRIS/オシリス』のあらすじ【転】

第5章、長き道のり

ビルとジプの紹介により怪しい武器屋へやって来たサイとケイン。大金をぼったくられたが、無事に武器を入手し早々に移動を開始。大金を得た武器屋は大喜びしたが、住まいの周囲に無数のラグドが現れ抵抗も虚しく、殺害されてしまう。

原発の爆発まで残り12時間。4人はそれぞれに境遇を語りながら、インディ救出へと向かっていた。だが、その数時間後。首都へ入ったバスはラグドの群れと遭遇する。すでに首都はラグドの襲来によって壊滅状態となっていたのだ。
ビルとジプが援護する中、ケインはサイと自宅へ。そこで家政婦の遺体を発見し、クローゼットに隠れていたインディをようやく救出した。

しかし、援護射撃を行っていたビルが爆発に巻き込まれ、ジプの腕の中で亡くなってしまう。その頃、ラグドの出現にて階下へ降りられず、屋上へ向かったケイン達はそこからバスへと飛び降り、どうにか助かる。ジプの運転で首都を脱出。

インディに事の次第を説明したケイン。幸い娘は非常に聡明で、父の言葉を真摯に受け取りケインの深い愛情に涙した。
一行は地上にある軍のシェルターへ。残り時間5分を切ろうとしていた。

だが、バスの存在をリネックスに知られてしまい、戦闘機が威嚇飛行して来る。そこで、ケインはシェルターから離れる道を選び追手をやり過ごそうとしたが、失敗。戦闘機の銃撃にてジプとケインが亡くなってしまうのだった。

映画『OSIRIS/オシリス』の結末・ラスト(ネタバレ)

サイは泣きわめくインディを抱え、必死にシェルターへ向かう。だが、シェルターにもすでにラグドが襲来しており、サイはラグドからの攻撃を受けてしまう。
ぎりぎりでシェルターへ避難することができた2人だったが、サイにラグドへの変容が現れる。彼はインディを危険に晒したくないがために自ら死を選ぼうしたが、インディは頼れるのはもうサイだけなのだと必死に説得するのだった。

第6章、始まりの罪

2年前、地球にて看護師をしていたサイは、交通事故にて搬送されて来た急患を目にして驚愕する。重体で運ばれて来た女性が自分の妻だったからだ。彼には幼い娘もいたが、同事故によって既に死亡が確認されていた。そして、妻もまた彼の目の前で息を引き取ってしまう。相手は飲酒運転で泥酔状態だった。サイは慟哭しながら、衝動的に犯人を殴り殺してしまい逮捕。オシリスの刑務所へと送られることになったのだった。

第7章、1年後

シェルター付近の洞窟にて救難ビーコンの発信が確認され、調査員2名が派遣される。原子炉爆発のせいで、オシリスは人が住めない星となり宇宙服がなければ生きていけない。
ラグドに変容したサイは1人の調査員を殺害し、インディはもう1人の調査員に詰問を投げかけた。植民地を管理していた宇宙船フローティラは現在、地球へ帰還中らしく、1年前の爆発は囚人が暴動を起こして原子炉を破壊したと伝わっていた。そこで、インディは調査員を脅してサイと一緒にフローティラへ乗せて行くよう促す。調査員が乗って来た宇宙船へ乗り込んだサイとインディは、手話で会話し互いに手を握り合ってオシリスを脱出するのであった。

映画『OSIRIS/オシリス』の感想・評価・レビュー

全7章にてストーリーが構成されており、より分かりやすく演出されている。時系列は前後するものの章ごとに確立しているため、混乱せずに済む。ただし、怪物ラグドに変容する経緯の説明が曖昧であるため、何となくそんな感じなのかなという想像で補うしかない。

意外に思ったのは、最終章にて少女が調査員を脅しつけるシーンである。1年前は恐怖に怯え泣き叫ぶばかりだったが、1年後には非常に冷静且つ、したたかに成長している。その上、口調やセリフから明らかに復讐を企んでいる様子が窺え、その後の展開が目に浮かぶようだった。(MIHOシネマ編集部)


B級感たっぷりのパッケージですが、ストーリー自体は全7章に分けられた壮大な作りになっていました。
1章が10分程度で章ごとに時系列が交錯するので、分かれているのはとても見やすいなと感じました。作品の作りは悪くないのですが、キャラクターの設定が説明不足で理解するのが難しかったです。ゾンビのような「感染」要素もありますが、その仕組みがはっきり分からないため勿体無く感じました。(女性 30代)

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