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映画『アウトランド』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『アウトランド』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『アウトランド』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0061634

製作年 1981年
上映時間 109分
ジャンル アクション
SF
サスペンス
監督 ピーター・ハイアムズ
キャスト ショーン・コネリー
ピーター・ボイル
フランシス・スターンハーゲン
ジェームズ・B・シッキング
製作国 イギリス

映画『アウトランド』の登場人物(キャスト)

ウィリアム・T・オニール保安官(ショーン・コネリー)
第3衛星イオに転勤してきた連邦地方保安官。保安室長。妻キャロルと息子を愛している。正義感が強く、不正を許さない。
マーク・シェパード(ピーター・ボイル)
第3衛星イオの総支配人。権力者で、どんな不正も許されている。あらゆる場所にコネを持っており、誰も彼に歯向かえない。
ドクター・ラザラス(フランシス・スターンハーゲン)
気の強い中年女性医師。自称「やぶ医者」だが、知識も豊富で信用できる人物。辛口だが誠実で優しい。
キャロル・オニール(キカ・マーカム)
ウィリアム・オニールの妻。宇宙での暮らしに限界を感じている。子供に、地球の空気を吸わせてあげたいと思っている。
ポール・オニール(ニコラス・バーンズ)
ウィリアム・オニールの息子。宇宙生まれで、地球のことを知らない。
モントーン(ジェームズ・B・シッキング)
保安次長でオニールの部下。
セーガン(スティーヴン・バーコフ)
クレーン操縦士。第3衛星イオに来てから11か月経つ。

映画『アウトランド』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『アウトランド』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『アウトランド』のあらすじ【起】

近未来、木星の第3衛星イオでは、チタンの採掘が行われていた。多くの労働者がこの採掘場で働き、収入を得ている。ある日労働者のターロウが作業中、謎の死を遂げた。

その頃、2週間前ここに転勤してきたばかりの、オニール保安官の歓迎会が行われていた。オニールは妻子と共に、この基地に滞在している。オニールは、総支配人であるシェパードの態度に腹を立てた。

自室に戻ったオニールは、妻キャロルの残したメッセージを見てショックを受ける。妻は息子ポールを連れて地球へ帰る決意をし、ここから出ていったのだ。彼女は、中継所からまた連絡すると言い足した。

その後労働者のケインが、宇宙服を着用せずエレベーターに乗り込んで自殺した。オニールはケインの死について、本当に自殺なのだろうかと疑う。そこで、女性医師のラザラスに事情を聞いた。ラザラスはよくある話だと答える。

また問題が発生した。発狂したクレーン操縦士セーガンが、慰安婦を人質に取り騒動を起こしたのだ。オニールの部下のモントーンがダクトから室内へ入り、セーガンを射殺する。負傷した慰安婦は、医務室へ運ばれた。

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映画『アウトランド』のあらすじ【承】

イオでの過去半年間の死亡数は28名、その半年前は24名だとラザラスの調べで分かった。しかしさらに半年前の死亡者は、2名である。セーガンの遺体から採血をして成分を調べると、ユーシマルという合成麻薬が含まれていた。ユーシマルは一種の覚せい剤である。ラザラスは「こんな麻薬を直接皮下注射するなんて、何てバカな」と驚いた。陸軍が開発したこの麻薬は、筋肉労働に有効だが使用すると分裂症になってしまうのだ。口の悪いラザラスだが、オニールは彼女の能力を認めた。

シェパードは違法な麻薬を労働者に流し、生産性の向上を目指しているに違いない。そう思ったオニールはイオの従業員の中で、麻薬関係の犯罪歴がある者を調べた。するとニコラス・スポタとラッセル・ヤリオの名が挙がる。彼らの雇用者はシェパードだった。酒場の監視カメラからは、シェパードとスポタ、ヤリオ、そしてモントーンが同じテーブルで談話するのが確認された。

スポタが他の従業員に麻薬を渡すところを目撃したオニールは、見張りにモントーンを付け彼を収監した。

映画『アウトランド』のあらすじ【転】

オニールはシェパードの部屋を訪ねる。シェパードはゴルフの練習をしながら「英雄気取りはやめろ」と言った。また「俺はこんなことで一生を終わらんぞ」と威嚇する。

スポタが獄中で殺された。またロッカーからは、モントーンの遺体が見つかる。モントーンは「食糧貯蔵庫を」というメッセージを残していた。オニールが貯蔵庫へ行くと、ヤリオが襲ってくる。そこでは大量の麻薬を見つかった。

オニールがシェパードに麻薬の発見を伝えると、彼は「お前の命はないぞ」とオニールを脅した。シェパードは、オニールによって事の真相が暴かれるのを恐れた。そこで新しく2名の殺し屋を応援要員として送ってもらうよう、段取りをつける。殺し屋は、次のシャトルで乗り込んでくる予定だ。

オニールはシェパードの通信テープを監視し、殺し屋から自分の命を狙われていると知った。部下は皆シェパードを恐れており、真実を暴こうとする者はいない。だがラザラスだけは、オニールに協力する意思を見せた。

映画『アウトランド』の結末・ラスト(ネタバレ)

オニールに妻や息子ポールからテレビ電話が入った。妻は地球へ帰るチケットを、オニールの分まで取ったと言う。息子も父と一緒に地球へ帰還することを望んでいるが、オニールが今ここを離れるわけにはいかない。オニールは「じきに行く」と息子に言った。

シャトルが到着する。オニールは監視カメラで、2人の殺し屋が銃を組み立てているのを確認した。殺し屋から狙われたオニールは、転んだ際に腕を怪我してしまう。ラザラスがオニールの加勢に来た。彼女から手当てを受けながら、オニールは次の作戦を考える。

ラザラスが、殺し屋の1人を通路に閉じ込めた。さらに外部から宇宙服を着たオニールが、この通路を減圧する。殺し屋は死んだ。もう1人は野菜栽培室にいた。そこで栽培室の外にいるオニールが、上部から物を落として人影に見せかける。殺し屋はこれを撃つため窓に穴を空けてしまい、宇宙空間に放り出された。

その後オマールは疲れ切った体で、バーにいるシェパードを殴り倒した。それを見ていたラザラスは、スッキリした表情を浮かべる。

オニールは「次のシャトルで発つ、チケットを取っておいてくれ」と妻にメールを送った。

映画『アウトランド』の感想・評価・レビュー

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映画『アウトランド』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『アウトランド』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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この記事の編集者
影山みほ

当サイト『MIHOシネマ』の編集長。累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家です。多数のメディア掲載実績やテレビ局の映画番組とのタイアップ実績があります。平素より映画監督、俳優、映画配給会社、映画宣伝会社などとお取引をさせていただいており、映画情報の発信および映画作品・映画イベント等の紹介やPRをさせていただいております。当サイトの他に映画メディア『シネマヴィスタ』の編集長も兼任しています。

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