この記事では、映画『死の谷間』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『死の谷間』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0037194
製作年 | 2015年 |
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上映時間 | 97分 |
ジャンル | SF サスペンス |
監督 | クレイグ・ゾベル |
キャスト | キウェテル・イジョフォー マーゴット・ロビー クリス・パイン |
製作国 | アメリカ スイス アイスランド ニュージーランド |
映画『死の谷間』の登場人物(キャスト)
- アン・バーデン(マーゴット・ロビー)
- 核汚染された世界で生き残った若い白人女性。愛犬はファロ。父が牧師だったことで強い信仰心を持っており、食事前のお祈りも欠かさない。真面目で働き者。
- ジョン・ルーミス(キウェテル・イジョフォー)
- 生き残った黒人男性。科学者で政府のシェルターにいた人物。防護服の設計チームに所属していたおかげで、生き延びることができた。物静かだが、やや酒ぐせが悪い。
- ケイレブ(クリス・パイン)
- 鉱山で働いていた若い白人男性。さわやかで感じが良く、アンに好意的。アンと同じく信仰心を持っているが、どこか謎めいた存在である。
映画『死の谷間』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『死の谷間』のあらすじ【起】
大規模な核汚染のせいで、街は退廃していた。戦争か原発事故が起こったのであろう。生存者のアンはただ1人、食糧や生活必需品を集めている。核汚染された区域へ行くときは、防護服が必要だった。農家だったアンの家は谷の近くにあり、奇跡的に汚染被害を受けずに済んだ。土壌や水にも恵まれている。自宅でアンは、愛犬ファロと共に古いレコードを聴いた。
ある日アンは、見知らぬ男性が汚染された滝で水浴びしているのを目撃する。アンは急いで男に、その水は汚染されていて危険だと教えた。男はアンを見て警戒したが、すぐに滝から上がる。男の名はジョンで、以前は科学者だった。
ジョンは核汚染された水を浴びたせいで、体調を壊した。アンはジョンに寝床を提供し、何日も看病する。しばらくするとジョンの体調は良くなり、普通に生活できるようになった。
過去、アンの周りには他にも生き残った人々がいた。だが皆生存者を捜しに出かけていき、戻って来なかった。アンの弟のデヴィッドも、そのうちの1人だ。弟が生きていれば、14歳になっているとアンは話す。ジョンは、デヴィッドの写真をじっと見つめた。
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映画『死の谷間』のあらすじ【承】
アンは畑で大豆を育てていた。トラクターがあったが、燃料切れで動かない。そこでジョンは、スタンドから手動で給油する方法をアンに教えた。
アンが池で魚を捕ると、ジョンは「魚が食えるなんて!」と喜んだ。しかし冬には池が凍り食糧が不足する。去年の冬は大変だった、とアンは話した。冷凍庫があったが、電気が使えない。
アンの家には壊れた発電機があった。水車を作り、発電機を回せば電気を使うことができる。ジョンはアンの父が建てた教会を解体し、その木材で水車を作ろうと提案する。アンはその教会で、オルガンを弾くのが好きだった。また彼女はゆるぎない信仰心を持っており、教会を壊すことに反対する。無神論者のジョンには理解し難いことだったが、彼はアンの気持ちを優先した。
2人は協力し合い、以前よりは良い生活ができるようになった。ある晩ごちそうを作り、廃虚の店で見つけたワインを飲んだ。酔ったアンは、ジョンを誘う。ジョンはアンに「君を抱きたいと思う」と言った。だがジョンは同時に、2人の関係が変わってしまうのを恐れており「急がなくていい」と答える。
映画『死の谷間』のあらすじ【転】
ある日ファロが、ケイレブという若い男性を見つけた。アンは水を求めるケイレブを、家に招き入れる。ジョンはケイレブを警戒した。
3人で食卓を囲むと、アンとケイレブは食事前のお祈りをした。食事中ジョンとケイレブは、互いにここへ来る前の経緯を話す。そこでジョンは、13歳ぐらいの少年と出会い、揉めた挙句彼を見殺しにしたと暴露した。この話を初めて聞いたアンは、顔色を変える。
アンはジョンと2人きりになると、少年の話について言及した。ジョンは、写真で見たデヴィッドがその少年に似ていたことを、言いだせなかったのだ。ジョンはアンに謝罪する。
別の日、ジョンから教会の話を聞いたケイレブは、アンに水力発電の話を持ちかけた。アンは遂に、教会を壊し水車を作ろうと決意する。
翌日から3人は教会の解体作業に取りかかり、作業は順調に進んだ。ジョンは、アンとケイレブが仲良くしていると、密かに嫉妬した。アンにとってケイレブは歳も近く、親しみやすい存在である。夜になるとジョンは、自分のことは気にせずケイレブと仲良くやれとアンに言った。ジョンから誤解されて、アンは腹を立てる。
映画『死の谷間』の結末・ラスト(ネタバレ)
水車はほぼ完成し、夜になると3人はお祝いのパーティをした。そして酔った勢いで池に飛び込み、はしゃぐ。ジョンはアンに「愛している」と言った。帰宅するとジョンは、酒のせいですぐに寝てしまう。その後寝室を出たアンは、ケイレブと激しく交わった。
翌朝のケイレブの態度を見て、ジョンは2人の昨晩の情事を察した。ジョンはアンのいない場所で、ケイレブに感謝の意を述べた。ケイレブが来たことで、これまでよりもアンの魅力に気づけたからだ。
水車は、ジョンとアンが出会った滝に設置される。仕上げの段階で、ジョンとケイレブは滝の上方の岩場にいた。作業は上手くいったが、ケイレブが2回足を滑らせた。1回目、ジョンはケイレブの命綱を引いて助けたが、2回目にはある考えが頭をよぎった。
ジョンは「ケイレブはアンソンへ行くため出ていった」とアンに伝える。アンはそれについて、深く知ろうとしなかった。ジョンは滝の上から飛び降りようとしたが、できなかった。アンがぼんやりしていると、ジョンの技術で電気が復活する。アンは納屋でオルガンを弾いた。
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映画『死の谷間』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『死の谷間』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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