映画『ペット檻の中の乙女』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『ペット檻の中の乙女』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『ペット檻の中の乙女』の作品情報
映画『ペット檻の中の乙女』の登場人物（キャスト）
映画『ペット檻の中の乙女』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『ペット檻の中の乙女』の感想・評価・レビュー
映画『ペット檻の中の乙女』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

映画『ペット檻の中の乙女』の作品情報

出典：https://video.unext.jp/title/SID0029420

製作年	2016年
上映時間	93分
ジャンル	サスペンス
監督	カルレス・トレンス
キャスト	ドミニク・モナハンクセニア・ソロジェネット・マッカーディ
製作国	アメリカスペイン

映画『ペット檻の中の乙女』の登場人物（キャスト）

セス（ドミニク・モナハン）: 動物保護センターの職員。ホリーを監禁する。
ホリー（クセニア・ソロ）: セスの高校時代の同級生。
クレア（ジャネット・マッカーディ）: ホリーのルームメイト。
ネイト（ダヴォン・マクドナルド）: 動物保護センターの管理人。
エリック（ネイサン・パーソンズ）: バーの店員。ホリーとは顔見知り。

映画『ペット檻の中の乙女』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）

映画『ペット檻の中の乙女』のストーリー（あらすじ）を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ペット檻の中の乙女』のあらすじ【起】

セスは動物保護センターで働く冴えない男であった。セスは可愛がった犬達が殺処分されていくのを見届ける仕事に嫌気がさしていた。

ある日、セスは通勤途中のバスの中で偶然高校時代の同級生ホリーを見かけた。ホリーは高校時代は人気者で、今でもその美貌は変わっていなかった。セスはホリーに声をかけたが、彼女は全くセスのことなど覚えておらず冷たくあしらった。

セスは職場で動物保護センターの管理人ネイトに女性を振り向かせる方法を聞くが、ネイトは自信を持って笑わせてあげることだと適当に答えた。セスは自宅に帰ると、ホリーのSNSを隅々までチェックして彼女の好きなものや嫌いなもの、好みの男性のタイプなどあらゆる情報をノートに書いた。そこでホリーのバイト先のレストランを特定したセスは、レストランに行き彼女に話しかけた。するとホリーはセスとバスで会ったことさえ覚えていなかった。セスはホリーをなんとかデートに誘おうとしたが、断られてしまった。その後、セスはホリーのバイトが終わるのを待ち伏せして、彼女を尾行し彼女の自宅を突き止めた。

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映画『ペット檻の中の乙女』のあらすじ【承】

セスはホリーに匿名で花束を送った。ホリーは元彼の仕業だと思い気に留めなかった。しかしホリーが行きつけのバーに行くと、バーの店員でありホリーとは顔見知りのエリックが、ホリーを尾行しているセスの存在に気づいた。エリックは「ホリーにつきまとうな」とセスを殴った。セスはホリーがバーに忘れていった手帳を見つけると、それを持ち帰り夜通し読んでいた。その時、セスはホリーを誘拐して監禁することを決意した。

セスの職場には誰も入らない地下室があり、彼はそこに大きな檻を準備した。そしてホリーが自宅に帰ってくるのを待ち伏せして、彼女を襲い薬品で眠らせた。セスはホリーをダンボール箱に詰めると、職場の地下室へと運んだ。

目を覚ましたホリーは、下着姿で大きな檻の中に閉じ込められていることに気づいた。セスは地下室に毎日現れては、水と食事と排泄容器を置いて帰っていった。ホリーがなぜ自分を監禁するのかとセスに訊ねると、彼は「君のためなんだ」と答えた。セスはホリーを殺すことは避けたいとも話した。

映画『ペット檻の中の乙女』のあらすじ【転】

ホリーが誰かと話しているように一人で話している姿をセスは見ていた。実はホリーは元彼が友人のクレアと浮気したことで激怒し、クレアを事故に見せかけて殺していた。ホリーはクレアがルームメイトとして今も存在しているかのように彼女と話していた。そしてその事件をきっかけにホリーは殺人に対する衝動を抑えられなくなっていた。そしてセスはホリーの日記を読んでそのことを知り、ホリーが何人もの人を殺害した現場を見かけていた。セスはホリーを助けたいと考えて、彼女を監禁するに至ったのだ。

しかし次第にホリーは自殺する様子などを見せかけて、「自分が死んだらあなたは終わり」などと言い、セスとの立場を逆転させていった。セスはホリーに心を支配されつつあり、仕事にも取り組めなくなっていた。

その頃、監視カメラの映像を見てネイトはセスが地下室に出入りしていることに気づいた。そして地下室に向かったネイトは監禁されているホリーを発見した。

映画『ペット檻の中の乙女』の結末・ラスト（ネタバレ）

ホリーはネイトに助けてくれるよう頼むが、そこにセスが戻ってきてしまった。するとホリーはセスをけしかけてネイトを殺害させてしまった。人を殺してしまったセスの弱った心を支配することがホリーの目的であった。セスはネイトの遺体を証拠隠滅のために処分したが、警察から行方不明になったネイトに関する聴取を受けることになった。次第にセスは精神的に消耗し、ホリーの思惑通りになっていった。

ホリーは食事を拒否し始めると、セスに「指を一本切り落としてくれたら、あなたからの愛を感じる」と言った。セスは戸惑いながらもホリーの言う通り指を切り落とした。その様子を見たホリーは、自分の首にナイフを当てて「ここから出して」と要求した。檻から出たホリーはセスに愛してると告げると、彼の喉をナイフで刺した。

その後、ホリーは何事もなかったかのように普段通りの生活に戻った。ただ今度は彼女が地下室に通っており、檻の中には正気を失ったセスがいた。

映画『ペット檻の中の乙女』の感想・評価・レビュー

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