この記事では、映画『ピート・スモールズは死んだ！』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『ピート・スモールズは死んだ！』の作品情報
出典：https://video.unext.jp/title/SID0056895
| 製作年 | 2010年 |
|---|---|
| 上映時間 | 94分 |
| ジャンル | コメディ クライム |
| 監督 | アレクサンダー・ロックウェル |
| キャスト | マーク・ブーン・ジュニア スティーヴ・ブシェミ シーモア・カッセル ピーター・ディンクレイジ |
| 製作国 | アメリカ |
映画『ピート・スモールズは死んだ！』の登場人物（キャスト）
- ケイシー（ピーター・ディンクレイジ）
- NYでクリーニング店を経営する男性。親友は白内障の犬のブッダ。かつて、世界を変えようとしてLAへ乗り込んだが、予想外のことに打ちのめされた。高利貸しのニモに１万ドルの借金がある。エネルギッシュで楽しい男だったが、10年前のある出来事以来、笑っていない。
- ジャック（マーク・ブーン・ジュニア）
- ケイシーの旧友で、LAで演劇学校を経営している。常にハイテンションで、思い付きで突飛な行動をするが、友達思いで、情が深い。かつてハリウッドで一緒に活動していた友人ピート・スモールズが急死し、共通の仲間であるケイシーをNYから呼び寄せて葬儀と埋葬に参加させようとする。
- サスキア（テレサ・ウェイマン）
- ピート・スモールズの映画の編集者で、感情が豊かなフランス人女性。ピートを尊敬し、彼の作品を大切にすると同時に、気持ちの上でも寄り添っていた。ピートが溺死した夜のことを「一人で泳ぎに行くと言った彼を、一人にすべきではなかった」と回想する。
映画『ピート・スモールズは死んだ！』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『ピート・スモールズは死んだ！』のあらすじ【起】
ケイシーは、NYでクリーニング店を営む男性で、親友は白内障の犬・ブッダだ。
かつてハリウッドで夢見た彼には、大物映画監督となったピート・スモールズと、演劇学校を経営するジャックという旧友がいる。
ある日、ケイシーはテレビのニュースでピートの急死を知る。
肥満体型のピートは、ひと泳ぎしようとして溺死したという。
ケイシーにジャックから電話が入り、LAに来てピートの葬儀を手伝えと言われたが、ケイシーは高利貸しのニモに襲われ、借金１万ドルのカタにブッダを誘拐されたところで、葬儀どころではなかった。
それを聞いたジャックは、一緒にピートの葬儀に出て埋葬を手伝えば、１万ドル貸すと言うので、ケイシーはLAに向かった。
ピートの葬儀場には、彼の妻・ジュリアと、ピートのプロデューサーでありジュリアの愛人であるハル・ラザーがいた。
ジャックは、棺の中の遺体が偽物だと気付き、「これは人形だ」と言って首をもぎ取った。
騒然となった葬儀場に警察が入り、やっと騒ぎが収まった頃には、ケイシーはジャックが１万ドル用意すると言ったのは嘘だと気付いていた。
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映画『ピート・スモールズは死んだ！』のあらすじ【承】
ジャックはケイシーに、ピートが死ぬ１週間前に届いた「カフェ・ブランコ」の絵葉書を見せた。
そこには「俺を忘れるな」というピートの言葉が書かれており、ジャックは「ピートはお前の脚本を盗み、その罪悪感で酒を飲んで太った」と語り始めた。
ピートがケイシーの脚本を盗用して撮った映画の権利はラザーが持っており、ジャックはそれを奪回したいという。
実はケイシーにも同様の絵葉書が届いており、そこには「助けて」と書かれていた。
ケイシーはジャックの提案した「脚本盗用の件を利用して投資家に金を出させ、ラザーから映画の権利を奪回し、ケイシーはその金で犬を取り戻す」という計画に乗ることにした。
ケイシーとジャックが映画の編集者・サスキアを訪れると、彼女は「ピートは盗用したことに罪悪感を持っていた」と語る。
次に、配給会社のレニーと出資者のバーニーに会ったが、ピーターのクレジットが欲しいだけの無礼者だった。
さらに、リトルアルメニアで暮らす、ピートの叔父・サコに会いに行くと、サコはケイシーに「愛の映画を撮ってくれたら犬を取り戻す」と言った。
映画『ピート・スモールズは死んだ！』のあらすじ【転】
サコを信用できず、ラザーの自宅に乗り込み、脚本盗用の話を突きつけたケイシーは、ジュリアが「ピーターがあなたの家賃を支払う代わりに、脚本の権利を譲った」と言うのを聞いて「そういえばそうだった」と引き下がった。
ケイシーはリトルアルメニアに住居を構えるサスキアに再会し、初めて出会ったときから好印象であった彼女が、ますます気になる存在となった。
サスキアがピートにとって、いちばん近い存在だったと気付いたケイシーは、ジャックと自分に送られた絵葉書について、サスキアに訊ねた。
サスキアは「ピートからもらった3枚の絵葉書を、ケイシー、ジャック、ジョーイに送った」と話した。
ケイシーとジャックがジョーイを訪ねると、ジョーイはピートから託された、件の脚本の権利はケイシーにあるとする公正証書を差し出した。
ケイシーとジャックがその証書をラザーに提示すると、ラザーは証書を破り、ジャックに怪我を負わせた後、ケイシーに1万ドルをちらつかせた。
屈辱を味わったケイシーは、1万ドルの受け取りを拒否した。
映画『ピート・スモールズは死んだ！』の結末・ラスト（ネタバレ）
サスキアはある日、ケイシーの滞在先であるジャックの自宅を訪れ、部屋に飾られた写真を見て、ケイシーと一緒に写っている女性は誰かと、ジャックに訊ねた。
ジャックは、写真の女性は10年前に病気で亡くなった、ケイシーの恋人で、ブッダは彼女の忘れ形見だと答えた。
ジャックとケイシーは、件の映画のネガを盗むことにした。
ジャックの娘とその恋人、サスキアの協力も得て、ラザーのフィルムラボに侵入し、ネガを盗み出したが、その後サスキアはネガとともに消えてしまった。
ケイシーはもぬけの殻となったサスキアの自宅で、メキシコの「カフェ・ブランコ」のマッチを見つけた。
ケイシーはジャックと共にメキシコへ行き、「カフェ・ブランコ」を探し出した。
カフェのマスターはケイシーたちを歓迎し、ブッダもいた。
そこへピートが現れ、全てが件の映画を潰してケイシーとやり直すために仕組んだことで、ジャックも含め、皆がピートの協力者だったと打ち明けた。
翌朝、ピートは「実は生きていたピート」としてやり直すと言ってヘリで発ち、ケイシーの傍にはサスキアがいた。
映画『ピート・スモールズは死んだ！』の感想・評価・レビュー
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映画『ピート・スモールズは死んだ！』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『ピート・スモールズは死んだ！』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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