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映画『ピラニア3D』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『ピラニア3D』の概要:2010年のアメリカのパニックホラー映画です。本作は、ジョー・ダンテ監督が一躍有名になった監督作『ピラニア』のリメイク作品です。『ハイテンション』で名を馳せたアレクサンドル・アジャが監督した作品です。

映画『ピラニア3D』の作品情報

ピラニア3D

製作年:2010年
上映時間:89分
ジャンル:ホラー
監督:アレクサンドル・アジャ
キャスト:エリザベス・シュー、アダム・スコット、ジェリー・オコンネル、ヴィング・レイムス etc

映画『ピラニア3D』の登場人物(キャスト)

ジュリー・フォレスター保安官(エリザベス・シュー)
本作の主人公的存在でもある、ヒロインの女性です。息子達を守る為に、果敢にピラニア達に挑みます。
ノヴァク・ラドジンスキー(アダム・スコット)
本作の主人公です。最初は気弱ですが、ピラニア達の猛攻により大事な人達が危機に晒され、強い男に生まれ変わります。
ファロン保安官代理(ヴィング・レイムス)
海水浴場を管理している屈強な男です。ピラニア達に必死に抗い、多数のピラニアを屠りますが、脚を食い散らかされてしまいます。

映画『ピラニア3D』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ピラニア3D』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ピラニア3D』のあらすじ【起】

ある街に博士がいました。その博士は、ピラニアの研究をしており、生物学会では有名な人物でした。しかし、新種のピラニアを求めるあまり、生物学会で変人扱いされ、博士は生物学会を追放されたのでした。その博士は、未だに新種のピラニアを探しており、街の海底に新種のピラニアがいる事を信じていました。普通のピラニアの倍は大きく、凶暴なピラニアがいる事を真剣に信じていました。

この街に住んでいる保安官にとって、夏は憂鬱でした。それは、ジュリー・フォレスター保安官にとっても同じでした。この街では夏になると、毎年スプリングブレイクがあるのです。スプリングブレイクとは、大学生達が夏休みに、海などで馬鹿騒ぎをする事を意味します。この街でも例外は無く、スプリングブレイクでは若者達が、馬鹿騒ぎを起こします。

ジュリーは、そんな夏休みが来る事を、毎年嫌がっていました。しかし、夏は毎年訪れてしまう物で、今年も夏がやってきました。ジュリーは、重たい腰を上げて、若者達の取り締まりに出かけたのでした。

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映画『ピラニア3D』のあらすじ【承】

ノヴァク・ラドジンスキーは夏が嫌でした。それは彼もジュリーと同じく、スプリングブレイクがあるせいです。彼は、大学でもあまり目立つ存在では無く、大学いる柄の悪い奴等にパシリに使われていたのです。それがスプリングブレイクになると、酒の調達やパーティーのチケットの売り子など、様々なパシリに使いまわされるのです。なのでノヴァクにとって、夏休みは何も楽しみでは無く、ただ単に嫌な季節でした。しかし、そんなノヴァクにも、毎年夏は訪れてしまうのでした。

ジュリーがパトロールに出掛けると、ファロン保安官代理に会いました。ファロンはガタイの良い黒人保安官で、彼が凄むとどんな柄の悪い男でも、大人しく言う事を聞くのでした。そんなファロンをジュリーは信頼しており、ファロンも真面目なジュリーを信頼していました。

ファロンとジュリーは、合流すると一緒にパトカーに乗り込みました。そして、羽目を外した若者達を補導する為に、二人でパトロールに出発しました。今年も大変な夏が始まるのです。

映画『ピラニア3D』のあらすじ【転】

ノヴァクは今日もパシられに行きました。しかし、パシられに行く途中で、ノヴァクは足を止めました。ノヴァクが想いを寄せている女の子がいたのです。ノヴァクはその子が好きでしたが、想いは伝えられずにいました。ノヴァクは自分がダサい事を知っていましたし、また彼女も、そんなダサいノヴァクの事が好きそうでは無かったからです。彼女はどちらかと言うと、派手目な男友達との付き合いが多く、そういった意味では、ノヴァクにとって近付きがたい存在でした。

しかし、ノヴァクは彼女の事が凄く好きで、彼女の事を見つめていました。すると、彼女はパーティーのDJに誘われて、金持ちのクルーザーに乗り込んで行きました。ノヴァクは彼女がヤられてしまうと思い、急いで後を追いかけました。

ノヴァクは小さなボートに乗り込むと、密かに後を追いかけました。すると、何やら砂浜の方が騒がしくなっていました。遠過ぎて何が起きてるかは分から無かったですが、砂浜の方の海辺が赤く染まっていくのが見えました。

映画『ピラニア3D』の結末・ラスト(ネタバレ)

砂浜の赤い正体は、大学生達の血でした。何と、古代のピラニアが急に大発生したのです。砂浜は血の海と化し、大パニックに陥りました。

ファロンとジュリーは、すぐに駆けつけましたが、血の海を見て唖然としました。ファロンとジュリーは、パトカーから銃器を取り出し、ピラニアを撃退し始めました。

しかし、ファロンはすぐに銃弾が切れてしまい、近くにあったチェーンソーを取りました。チェーンソーを振り回し、ファロンは大量のピラニアと闘い始めました。ファロンの振り回すチェーンソーで、ピラニア達はバラバラになっていきました。しかし、ピラニア達は更に襲いかかり、ファロンは死んでしまいました。

ジュリーもピラニアの猛攻に、必死に抗いました。しかし、ジュリーはピラニアの猛攻に耐えかねて、逃亡しました。そして、ジュリーはノヴァクの乗ってるボートに乗り込み、一緒に逃げました。ノヴァクのボートには、他にも数人が乗り込みました。

その後、ノヴァクとジュリー達は大きい船を爆破させて、ピラニア達を殺しました。そして、逃げ延びたと思ったノヴァクの上に、急に黒い影が飛びかかってきました。それは巨大なピラニアで、ノヴァクは喰い殺されてしまいました。

映画『ピラニア3D』の感想・評価・レビュー

過去作品のリメイクとなっている、パニックホラーの定番の一つである。ジョーズなどもそうだが、現実にいそうな存在が獰猛に人間を襲うという単純な設定は、こういうパニックホラーに求めているものだといえる。最近のパニックホラーは逆に設定が複雑になっている傾向があるが、本来であれば、シンプルであればあるほど良く、なぜこのような生物が生まれ、どういう人間がいて、などは正直もうどうでもいいような気がしてくるのである。そういう意味では期待を裏切らない作品だと言えるだろう。(男性 30代)

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