映画『プールサイド・デイズ』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は？

映画『プールサイド・デイズ』の概要：海辺の別荘で一夏を過ごすことになった少年が、嫌味な母親の恋人との関係に苦しみながらもウォーターパークでのアルバイトを通して成長する姿を描いた青春コメディ。豪華キャストが脇を固めている。

映画『プールサイド・デイズ』の作品情報

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映画『プールサイド・デイズ』の登場人物（キャスト）

ダンカン（リアム・ジェームズ）

内省的な14歳の少年。母親のパムの新しい恋人との関係に悩んでいる。オーウェンと知り合い、ウォーターパークでバイトをし始めたことで自分に自信を身に付けていく。

パム（トニ・コレット）

ダンカンの母親。ダンカンの父親とは離婚しており、仕出し業をして働いている。トレントに言い寄られて付き合うようになる。

トレント（スティーブ・カレル）

パムの恋人で、一人娘がいる。いつもダンカンに対して嫌味に接してくる。実は友人夫婦の妻と浮気を繰り返している。

スザンナ（アナソフィア・ロブ）

トレントの別荘の隣に住む少女。ダンカン同様に両親の離婚を経験しており、次第にダンカンと仲良くなっていく。

オーウェン（サム・ロックウェル）

ウォーターパークで働いており、ゲームをしていてダンカンと知り合う。ダンカンに親身に接してくれ、バイトに誘ってくれる。

映画『プールサイド・デイズ』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）

映画『プールサイド・デイズ』のあらすじ【起】

ステーションワゴンの荷台に座っていたダンカンは、トレントに10段階で自分をどう評価するかと尋ねられる。ダンカンが6点だと答えると、トレントは友達もいないから3点だと言い張る。ダンカンは母親のパム、母親の恋人のトレント、そしてトレントの娘の4人で海辺にあるトレントの別荘で一夏を過ごすことになっていた。ステーションワゴンが別荘に到着すると、それを見た隣人女性が声を掛けて来る。

トレントの娘が海辺に行くので、ダンカンもついて行く。海辺には隣人女性の娘のスザンナもいた。ダンカンが海から戻ると、別荘にはトレントの友人夫婦が遊びに来ていた。食後にテラスに出たダンカンはスザンナに声を掛けられる。しかし、ダンカンは緊張してぎこちない会話をしてしまう。

翌朝、ダンカンは倉庫にあった女の子用の自転車に乗って町に向かい、レストランに入る。そこではオーウェンがパックマンのゲームをして遊んでいた。ダンカンはゲームのコツについてオーウェンに話し掛け、2人は顔見知りになる。

映画『プールサイド・デイズ』のあらすじ【承】

皆で友人夫婦のボートで海に繰り出すことになるが、トレントはダンカンにだけ救命胴衣を着させる。そして、ダンカンは終始不満そうに過ごす。ダンカンは再び自転車で出掛け、ウォーターパークに辿り着く。そこはオーウェンが働いている場所だった。別荘で過ごすのが嫌なダンカンは浜辺で時間を潰し、皆が寝静まった頃に戻るが、トレントに見付かって叱られる。

ダンカンは再びウォーターパークに向かい、オーウェンに声を掛けられる。オーウェンはダンカンのために水着を用意し、園内を案内して回る。夕方になり、オーウェンはダンカンに車で送ることを申し出る。そして夏休みの間にウォーターパークでバイトをしないかと誘い、ダンカンは喜んで引き受ける。

隣人の家でパーティーが開かれ、ダンカンはスザンナと一緒に浜辺を散歩する。スザンナが両親の離婚について話し、ダンカンも父親が新しい恋人共に新生活を始めていることを説明する。浜辺から戻ったダンカンはトレントが友人夫婦の妻とキスをしているとこを目撃してしまう。

映画『プールサイド・デイズ』のあらすじ【転】

ダンカンは翌日からウォーターパークで働き始める。最初の仕事は、勝手に段ボールを敷いてブレイクダンスを始めた若者達を止めることだった。若者達は段ボールを回収しようとしたダンカンに踊るように要求する。ダンカンはぎこちない踊りを披露し、若者達もそれを楽しんでくれる。

雨の日にパムが皆でボードゲームをやろうと誘う。しかし、トレントがボードゲームのルールに細かいことにパムは苛立ってしまう。ダンカンが毎日どこに行くのか気になったスザンナはこっそり後を追う。そして、ウォーターパークで仕事中のダンカンに声を掛け、2人で一緒に過ごす。

ダンカンが帰宅すると、トレントが留守にしていた。パムは真夜中に帰宅したトレントと喧嘩になり、トレントは友人夫婦の夫と一緒にボートに乗っていたと言い訳する。後日、パムは友人夫婦の夫からボート故障中だと聞かされる。ダンカンはパムに毅然と行動するように求めるが、パムは怯えてしまう。ダンカンは父親と暮らしたいと言い出すが、そこで父親がそれを望んでいないことを知らされる。

映画『プールサイド・デイズ』の結末・ラスト（ネタバレ）

ダンカンは浜辺に逃げ出し、スザンナが慰めようと追い掛けてくれる。ダンカンはスザンナにキスをしようとするが、スザンナは身を逸らしてしまう。恥ずかしくなったダンカンはその場を走り去り、ウォーターパークで過ごすことにする。そこでは従業員の送別会が開かれており、ダンカンは仲間と一緒に遊ぶ。

ダンカンはオーウェンにトレントとの確執について打ち明け、オーウェンは自分の思い通りに生きるようにと励ましてくれる。ダンカンが別荘に戻ると、皆が帰り支度をしていた。パムは結局トレントとの関係を続けることにしたのだ。ダンカンはスザンナに別れを告げ、スザンナはダンカンにキスをする。

皆はステーションワゴンで出発するが、ダンカンは車から飛び出してウォーターパークに向かう。パム達は慌てて追い掛ける。ダンカンは最後の思い出にオーウェンと一緒にウォータースライダーを滑る。オーウェンはパムに挨拶をし、ダンカンのことを褒める。皆は再びステーションワゴンに乗り込むが、パムはダンカンと共に荷台に座る。

映画『プールサイド・デイズ』の感想・評価・レビュー

コメディ俳優のスティーブ・カレルが嫌味な恋人役を演じていて、いつもと違う顔を見せている。また、奇抜な役が多いサム・ロックウェルがここでは人情味溢れるキャラクターを好演している。展開はよくある青春ものという感じだが、冒頭のトレントとダンカンの会話など、素晴らしい場面が盛り込まれている。ジェシー・アイゼンバーグ主演の『アドベンチャーランドへようこそ』に設定が似ており、今作が気に入った人にお勧めしたい。（MIHOシネマ編集部）