映画『プロジェクト・パワー』の概要:飲むと5分間だけ特殊能力を発揮できる薬「パワー」が闇ルートで出回り、男達が黒幕を追う姿を描いたSFアクション。ジェイミー・フォックスとジョセフ・ゴードン=レヴィット共演のNETFLIXオリジナル作品。
映画『プロジェクト・パワー』の作品情報
上映時間:113分
ジャンル:SF、アクション
監督:ヘンリー・ジュースト、アリエル・シュルマン
キャスト:ジェイミー・フォックス、ジョセフ・ゴードン=レヴィット、ドミニク・フィッシュバック、ロドリゴ・サントロ etc
映画『プロジェクト・パワー』をフルで無料視聴できる動画配信一覧
U-NEXT | × |
---|---|
Hulu | × |
Amazonビデオ | × |
dTV | × |
TELASA | × |
TSUTAYA DISCAS | × |
ビデオマーケット | × |
Netflix | ◯ |
※動画の配信情報は2022年5月時点のものです。配信状況により無料ではない場合があります。最新の配信状況は各動画配信サービス(VOD)の公式サイトでご確認ください。
映画『プロジェクト・パワー』の登場人物(キャスト)
- アート(ジェイミー・フォックス)
- 元特主部隊員で、超人になるための人体実験をされた過去がある。その影響で娘のトレイシーは生まれながら特殊能力を秘めており、パワーの開発のために誘拐されてしまう。
- フランク(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)
- ニューオーリンズの刑事。パワーを飲んだ犯罪者に対抗するために自らもパワーを使って事件を解決している。警部からアートを追うように命じられる。
- ロビン(ドミニク・フィッシュバック)
- ラップ好きの女子高校生でフランクの友達。母親の糖尿病の治療のためにお金を必要としており、いとこのニュートを通じてパワーを手に入れ、売りさばいている。
映画『プロジェクト・パワー』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『プロジェクト・パワー』のあらすじ【起】
髭の男が密売人を使って「パワー」と呼ばれる薬をニューオーリンズの街に出回らせる。2人組の男がロビンからパワーを奪おうとするが、そこにフランクが助けに現れる。ロビンは糖尿病の母親の治療費を稼ぐために売人をしており、フランクはロビンからパワーを手に入れる。
アートがロビンのいとこで密売人のニュートを捜しにアパートにやって来る。アートはパワーの供給元を聞き出そうとするが、ニュートはパワーを飲んで炎に包まれた超人になる。アートはニュートに水を浴びせるが、ニュートはそのまま爆発してしまう。
ニュートのアパートが爆発したとのニュースを見たロビンはニュートの携帯にメッセージを送る。しかし、携帯はアートが手にしていた。アートは会いたいとメッセージを送り返す。銀行強盗事件が起き、フランクは現場に駆けつける。フランクはパワーを飲んで銀行に侵入し、犯人を追跡する。犯人はフランクのこめかみに銃を撃つが、銃弾は跳ね返される。フランクはパワーで防弾になる力を得ていたのだ。フランクは犯人を殴り倒して逮捕する。
映画『プロジェクト・パワー』のあらすじ【承】
フランクがパワーを飲んでいることを知った警部はバッジと銃を取り上げる。フランクはパワーを供給している犯人を捜査したいと警部を説得する。警部はアートが供給元だと言って捜し出すように命じる。
アートは待ち合わせ場所に現れたロビンを拉致する。アートはロビンに供給元を教えるように尋問する。そしてロビンがニュートから教わっていた緊急時の連絡先に電話させる。ロビンは電話口の相手からスーパーマーケットに行くようにという指示される。そしてマネジャーの部屋まで案内される。アートはその後を追い掛け、新規の客向けにパワーの実演会が行われることを掴む。そしてアートは襲い掛かってきたマネジャーを倒す。
ロビンは負傷したアートを動物病院にまで連れて行き、手当する。一方、男2人組がロビン居場所を探り出そうとロビンの母親を尋問する。そこに偶然、フランクが現れる。フランクは男2人を追い出し、2人が乗った車に携帯を縛り付ける。そして携帯のGPSを使って追跡を開始する。
映画『プロジェクト・パワー』のあらすじ【転】
アートもロビンの案内で実演会の場所に向かう。アートはロビンに軍需企業がアートに放射線を浴びせて超人に変身させる実験を行ったことを説明する。その後、アートに娘のトレイシーが生まれるが、娘には特殊能力が備わっていた。そこで軍需企業はトレイシーを誘拐し、パワーを開発したのだ。アートが供給源を追う理由はトレイシー救出のためだった。
アートとロビンは実演会の場に着く。そしてアートは一人で中に侵入する。そこでは髭の男がパワーの効果について説明していた。フランクも車を追って、実演会の場に辿り着く。アートは実演会の場で髭の男に銃を突き付け、ジェネシスという船に本部があることを聞き出す。そこにフランクが銃を持って乱入してくる。その隙に髭の男がパワーを飲み、怪力の男に変身する。そこでアートはガス爆発を起こさせ、男を吹き飛ばす。
フランクはアートを逮捕し、警部に連絡する。その途端に謎の男達がフランクを追跡しに現れる。警部も利用されていると知ったアートはその場を逃れ、わざと男達にフランクだけを捕まえさせる。一方、ロビンは実演会の場で見かけた不審な車を追い掛けて港までやって来る。
映画『プロジェクト・パワー』の結末・ラスト(ネタバレ)
アートも港に停泊していたジェネシスまで連行される。フランクはそれをこっそりと尾行しており、港にいたロビンを見付ける。2人は港に停まっていた船に潜入し、制御室に辿り着く。ロビンが監視役となり、フランクがアートの監禁場所を目指す。監視カメラを見ていたロビンはトレイシーの居場所を突き止め、救出に向かう。
それぞれアートとトレイシーを助け出したフランクとロビンは船首に向かい、合流する。そこにパワーを飲んだ敵が襲撃して来る。アートが相手と戦い、その隙にフランクとトレイシーは救命艇に身を隠す。アートは敵を倒すが、今度はロビンが敵の一味に人質に捕らわれてしまう。そこでアートはパワーを飲んで、全身から衝撃波を発する。その勢いで敵の一味は跡形もなく消えてしまう。アートも倒れ込むが、トレイシーが自らの特殊能力で蘇生させる。
フランクは警部の不正を暴くことにする。アートは自分の車の鍵をロビンに渡し、トレイシーと共に旅立つ。ロビンはアートの車から母親の治療費に充てるための大金を見付ける。
映画『プロジェクト・パワー』の感想・評価・レビュー
超人的能力を謳い文句にしている割には、そうした能力が発揮される場面が少なく物足りなかった。もっとパワーを飲んだ者同士が戦うアクションシーンをふんだんに盛り込んでほしかった。更にパワーの効果が5分間という制限があるのだから、時間切れになるかどうかといったサスペンス感のある演出が必要だった。悪役も平凡で、盛り上がりに欠けていた。せっかくの面白い設定が活かし切れておらず、残念な作品だった。(MIHOシネマ編集部)
みんなの感想・レビュー