この記事では、映画『オオカミ狩り』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『オオカミ狩り』の作品情報
出典:https://www.video.unext.jp/title/SID0088232
製作年 | 2022年 |
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上映時間 | 122分 |
ジャンル | アクション クライム スリラー |
監督 | キム・ホンソン |
キャスト | ソ・イングク チャン・ドンユン ソン・ドンイル パク・ホサン |
製作国 | 韓国 |
映画『オオカミ狩り』の登場人物(キャスト)
- パク・ジョンドゥ(ソ・イングク)
- 韓国とフィリピンの犯罪人引渡し協定により、マニラ港から釜山港へ大型船で輸送されることになった犯罪者。インターポールがその行方を追うほどの凶悪な犯罪を重ねている。
- イ・ダヨン(チョン・ソミン)
- 犯罪者たちが乗り込んだ大型船の安全を確保するため、船に乗り込んだ20名の刑事たちの1員である、若い女刑事。基本的に、班長と呼ばれるリーダー格の刑事の指示に従っている。
- イ・ドイル(チャン・ドンユン)
- マニラ港から釜山港へ向かう大型船に乗せられた、若い凶悪犯罪者。船内で事件が起きたあとは、刑事のダヨンと行動を共にすることになる。
- チーム長(ソン・ドンイル)
- 韓国の沿岸警備を担当する、海洋特殊救助団のチーム長。部下たちと共に、マニラ港から出港した犯罪者を乗せた大型船の監視をしている。
- 怪人(チェ・グィファ)
- 犯罪者を乗せた大型船の、機関室の奥にある部屋に収納されていた謎の男。身長は2メートル近くあり、人工呼吸器に繋がれている。
映画『オオカミ狩り』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『オオカミ狩り』のあらすじ【起】
韓国からフィリピン国内に多数の凶悪犯罪者が渡航している現状を受け、韓国政府はフィリピン政府と犯罪人の引き渡し協定を結ぶ。そしてフィリピンのマニラ港から、凶悪犯罪者10数名と監視役の刑事20名を乗せた大型船フロンティア・タイタン号が、韓国の釜山港へ向けて出港する。
犯罪者たちは2人ずつ個室に手錠で繋がれていたが、インターポールが追っていた凶悪犯パク・ジョンドゥは、隠し持っていた金具で密かに手錠を外すことに成功する。一方、給仕係に変装して船に乗り込んでいたジョンドゥの手下数名も、ジョンドゥを助け出すための行動を開始する。
手下たちは持ちこんだ銃器を取りだすと二手に別れ、数名が操舵室に向かい航海士を脅し、残りの数名は見張りの警官たちを皆殺しにして、捕らわれた犯罪者たちを解放する。
その頃看護師と共に船に乗り込んでいた医師が、機関室の奥にある部屋へと向かっていた。その部屋には、人工呼吸器を取りつけられた2メートル近い怪人が収納されていた。
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映画『オオカミ狩り』のあらすじ【承】
怪人は目を縫い付けられていて、体は腐りかけていた。医師は注射器を取りだすと麻酔薬を怪人に注入し、その場を立ち去る。
ジョンドゥは手下たちと合流して機関室に向かうと、機関士たちも皆殺しにする。そしてこの大量殺戮の際に床に流れた血が排水管をつたい、眠っていた怪人の体に滴り落ちる。怪人はいきなり目を覚ますと、見張り番の者たちを殺害して、部屋を脱出する。
刑事たちを統率する班長と若い女刑事イ・ダヨンを含めた数名の刑事は交代で休んでいたが、監視役の刑事たちと連絡が取れず、船内で銃声が鳴り響いたことで何かが起きたと察し、機関室に向かったジョンドゥたちと遭遇する。
刑事たちとジョンドウたちの銃撃戦が始まるかと思ったその時、怪人が機関室に現れ、超人的な身体能力を発揮して、刑事も凶悪犯も見境なく殺害していく。ジョンドゥと班長も怪人に殺害され、ダヨンは生き残った若い犯罪者イ・ドイルと年配の犯罪者と共に、機関室から逃げ出す。
映画『オオカミ狩り』のあらすじ【転】
ダヨンたちは医師と合流し、機関室に現れた謎の怪人の正体を探るため、怪人がいた部屋へと向かう。そこには怪人についての資料があり、怪人は戦時中に日本軍に捕らわれた韓国兵で、日本軍が密かに行っていた「ケモノ・プロジェクト」の被検体だったことが明らかになる。
ケモノ・プロジェクトはオオカミのDNAを人間に注入し、人間兵器を作り出す計画で、怪人は「アルファ」と呼ばれ、被検体の中で完成度が高いと判定されていた。しかもアルファは年老いることがなく、日本軍の監視を打ち破って逃走する。
その後製薬会社がアルファを発見して、アルファから不老長寿の薬品を作るために船に乗せていたのだった。製薬会社は裏で繋がりを持つ海洋特殊救助団のチーム長にタイタン号を見張らせていたが、タイタン号が犯罪者の反乱により連絡が取れなくなったため、チーム長に船へ向かうよう指示を送る。
チーム長は部下たちを連れてヘリに乗り、タイタン号へ乗り込んで行く。部下たちが乗り込む前に、首筋に製薬会社から支給されたアンプルを打つと、部下たちの目がアルファのように青白く光り出す。
映画『オオカミ狩り』の結末・ラスト(ネタバレ)
チーム長たちは船内で遭遇したダヨンを殺害し、ドイルと対面する。ドイルが高い身体能力を発揮してチーム長を捕らえると、チーム長はドイルが着ていた囚人服を破り、胸元にアルファと同じような刻印があることに気付く。
実はドイルは、製薬会社によって捕えられ、アルファから抽出したDNAを注入された実験体の1人だった。ほとんどの実験体が死亡した中、ドイル1人が逃げ延びていたのだった。また製薬会社の責任者は、密かに捕らえていたドイルの息子にもDNAを注入し、適合者であることを発見していた。
そしてチーム長もまた、アルファから抽出したDNAの適合者だった。チーム長も恐るべき身体能力を発揮し、アルファを殺害すると、ドイルとの対決に挑む。ドイルは傷つきながらもチーム長を海へ突き落し、とどめを刺す。
その後韓国の海岸へ流れ着いたドイルは、アルファのDNAを自分に注入した製薬会社に復讐するため、浜辺を歩き出すのだった。
映画『オオカミ狩り』の感想・評価・レビュー
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映画『オオカミ狩り』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『オオカミ狩り』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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