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映画『クイック&デッド』あらすじとネタバレ感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『クイック&デッド』の概要:1995年公開のアメリカと日本の合作映画(原題:The Quick & the Dead)。サム・ライミ監督による西部劇であり主役の女ガンマンをシャロン・ストーンが演じたことでも話題になった作品。

映画『クイック&デッド』 作品情報

クイック&デッド

  • 製作年:1995年
  • 上映時間:107分
  • ジャンル:アクション
  • 監督:サム・ライミ
  • キャスト:シャロン・ストーン、ジーン・ハックマン、ラッセル・クロウ、レオナルド・ディカプリオ etc

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映画『クイック&デッド』 評価

  • 点数:65点/100点
  • オススメ度:★★★☆☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★★★☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★☆☆
  • 設定:★★★☆☆

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映画『クイック&デッド』 あらすじ(ストーリー解説)

映画『クイック&デッド』のあらすじを紹介します。

舞台は荒野の町リデンプション。
町を牛耳る評判の悪い保安官ヘロッド(ジーン・ハックマン)は早撃ちトーナメントを開催しようとしていた。
出場者は各地から集まったガンマンたち。
カウボーイハットの謎多き美しい女性エレン(シャロン・ストーン)も参加希望で訪れていた。
実は彼女の父親は保安官だっだが幼いころヘロッドに殺されていたのだ。

その復讐の機会を伺い腕を磨いてきたエレン。
しかし全く隙の無いヘロッドにエレンは恐れおののいてしまう。
実は街中にヘロッドの圧政に対して不満を持っているものがいたため、へロッドはたくさんの人間に命を狙われていた。
だがへロッドは強すぎたため、闘いを挑んだ多くの者が倒れていった。
エレンもまたコートとの闘いに破れ、銃弾に倒れる。

そんな時町の至るところで爆発が起きる。
その中から出てきたのは死んだと思われていたエレンだった。
自分の正体をヘロッドにあかし、勝負を挑んだエレン。
見事勝利したエレンは周囲の歓声の中、静かに去っていくのだった。

映画『クイック&デッド』 感想・評価・レビュー(ネタバレ)

映画『クイック&デッド』について、感想・レビュー・解説・考察です。※ネタバレ含む

ジーン・ハックマンの演技が見もの

この映画の最大の見所はなんといっても悪役保安官のジーン・ハックマンである。
とにかく味があり、悪役ながら格好よすぎるのだ。
主役のシャロン・ストーンが完全に食われている。
ヒロインとしては美しいし、銃裁きも様になっているがそこはやはり女優さん。
西部劇で男優に見劣りしないほど秀逸な演技や存在感を印象に残せなかったのは残念である。

若き日のディカプリオに注目

この時全く無名の俳優だったレオナルド・ディカプリオ。
しかし一際キラキラした若者のオーラを放っている俳優である。
監督がレオに頼み込んで出演させたと言うだけあってネクストステージの俳優ながら一際存在感がある。
特にラストシーンのガンマンとしての銃を構えるシーンは男らしくさぞ女性ファンが増えたことであろう。

女性ガンマンが主役の珍しい西部劇

西部劇といえば1960年前後に流行った最も格好良いとされていた男のロマンが詰まった映画である。
それを現代版として蘇らせたものが本作品である。
主役は敢えて女性にし、幅広い世代をターゲットにしたのは非常に賢い選択であっただろう。
しかし結局西部劇を好んで鑑賞するのは、西部劇世代。
そのひとたが女性ガンマンをすんなり受け入れるわけもなく、本作は思ったより客足が伸びずに終わってしまった感じがある。
唯一日本が合作ということで西、劇に馴染みの薄い日本人鑑賞者が劇場に足を運んだということは興行成績的には救われたのかもしれない。
結局面白いものはその時の鮮度であり、映画は生ものと同じであるというのが個人的な見解である。
その時々の時代背景や鑑賞者の社会情勢などが影響してしまうのも事実であり、昔流行ったからといって当たるとは限らない。


ヘロッドがとにかくかっこよかったです。権力を振りかざす悪徳な保安官という役どころですが、その強さはガンマンたちとは雲泥の差で、誰もがこの人には敵わないと思っていたはずです。
シャロン・ストーン演じる女ガンマンのエレンは父の仇を取るために腕を磨きながらも、いざとなると怖くなってしまうと言う女性らしい部分と、最後のヘロッドとの戦いで見せた勇ましさのギャップがすごく良くて、美しさと強さを感じられました。
レオナルド・ディカプリオやラッセル・クロウなど人気俳優の若い姿を見られるのも面白かったです。(女性 30代)

映画『クイック&デッド』 まとめ

時代により人気が出る映画のジャンルは違う。
TVが一般家庭に出回り始めた時にちょうど西部劇などが流行りだし、子供も大人もブラウン管の中のガンマンに憧れたのだという話をよく聞く。
その頃もっとたくさんの種類の鑑賞ジャンルを選択することが出来ていたら、果たして西部劇は人気があったのかと言うと誰にもわからない。
ただこの時代にマカロニウェスタンや西部劇に夢中になったことは事実であり、それは今もまだ根強い思い出として残っている人が多い。
そのひとたちが本作品を受け入れたのかどうかはさておき、昔のものを現代風にアレンジしてもう1度やりたいということは決して悪いことではない。
がしかし、その路線で成功するにはあまりに過去の栄光が大きすぎるのである。

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