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映画『ランボー 最後の戦場』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『ランボー 最後の戦場』の概要:最早映画界における伝説的なシリーズとなっていた、『ランボー』の第4作目にして20年ぶりの最新作。第一線を退いていたランボーだったが、その力は未だ顕在!新たな伝説、ここに誕生。

映画『ランボー 最後の戦場』の作品情報

ランボー 最後の戦場

製作年:2008年
上映時間:90分
ジャンル:アクション
監督:シルヴェスター・スタローン
キャスト:シルヴェスター・スタローン、ジュリー・ベンツ、ポール・シュルツ、マシュー・マースデン etc

映画『ランボー 最後の戦場』の登場人物(キャスト)

ジョン・ランボー(シルベスター・スタローン)
かつて、あらゆる戦場で大活躍した伝説の傭兵。現在は第一線を退き、タイで静かに暮らしていた。しかし、再び彼が戦場へと戻る日がやってくる。
サラ・ミラー(ジュリー・ベンツ)
NGOのボランティアグループに所属する女性。熱意溢れる女性であり、彼女によってランボーは徐々に感化されていく。
ルイス(グレアム・マクタヴィッシュ)
NGOグループを救出するために派遣された傭兵軍団のリーダー。一度はミャンマー軍に恐れをなしてしまうが、ランボーの言葉を受け再び立ち上がる。

映画『ランボー 最後の戦場』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ランボー 最後の戦場』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ランボー 最後の戦場』のあらすじ【起】

ジョン・ランボーはかつてベトナム戦争で大活躍をした帰還兵である。その後もアフガニスタンなど数多くの戦場を渡り歩いてきたランボーだったが、彼は現在第一線を退き、タイの北部にあるジャングルで毒蛇を売るなどをして静かに生きていた。

一方、その頃タイの隣国であるミャンマーが不穏な動きを見せていた。少数民族であるカレン族が迫害され、軍隊がそこにある豊富な土地や天然資源を搾取していたのだ。そして、そんな頃、ランボーを頼ってとある団体が現れた。それはNGOのボランティアグループで、カレン族に医療品を届けたいという。そして、現在生計を立てる手段の一つとしてボートでの運搬も行なっていたランボーに、ミャンマーまで連れて行って欲しいと言ってきたのだ。

あとは穏やかに生きていきたいランボーは、その依頼を断った。しかし、NGOグループの一人、サラ・ミラーという女性がランボーは気にかかってしまう。そして、彼女の熱心さに根負けし、ランボーは彼らをミャンマーへと連れて行くことにするのだった。

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映画『ランボー 最後の戦場』のあらすじ【承】

しかし、彼らを目的地まで送り届けてから数日が経った頃だった。ランボーの耳にとあるニュースが飛び込んでくる。なんと、サラ達がミャンマー組に捕まってしまったというのだ。ミャンマー軍にはティントという残酷非道な大佐が在籍しており、このままでは彼女らが無事では済まないことは目に見えていた。

そして、ランボーの前に再び集団が現れる。それは、ミャンマー軍に拉致されたサラ達を助けるために派遣された5人の傭兵部隊だった。そして、ランボーは彼らを乗せ、再びミャンマーへと向かうことになるのだった。そして、ミャンマーへ着いたランボーは、彼らに自分も作戦に参加する、と宣言する。

しかし、5人の中でもリーダー格であるルイスに船を見張るように言われたランボーは、しかたなくその場に留まるのだった。そして、ランボーを置いて現場に乗り込んだ傭兵達は、ミャンマー軍によって弄ばれるカレン族の姿を目にすることになる。ミャンマー軍は地雷が埋められた田んぼの上をカレン族に走らせて喜ぶなど、あまりに残虐非道な行為を行っていたのだ。

映画『ランボー 最後の戦場』のあらすじ【転】

傭兵達はそんな恐ろしいミャンマー軍に恐れをなして、なんと見て見ぬ振りをしてやり過ごそうとしたのだった。しかし、そんな時だった。一人待機しているはずのランボーが現れ、カレン族を弄んでいたミャンマー軍に弓を射ったのだ。

そんなランボーの勝手な行動に傭兵達は大パニック。囚われているNGOのメンバーを置き去りに、一刻も早くこの地を立ち去ろうとしたのだった。しかし、そんな時。ランボーが彼らにとある言葉をかける。「無駄に生きるか何かのために死ぬかはお前が決めろ」。そんなランボーの言葉に心を大きく揺さぶられた傭兵達は、恐怖を振り切り、本来の目的であったNGO団体の奪還に向かうことにするのだった。

傭兵達とランボーは、夜を待ち敵の本拠地へと忍び込んだ。そして、見事ルイス達が囚われの身であったNGOのメンバーを救出することに成功するのだった。しかし、サラだけは違う場所に隔離されていた。ランボーは自らサラを助けに行く役目に立候補し、残りのメンバーはルイスの指示のもと、先にこの場からの脱出を図ることとなった。

映画『ランボー 最後の戦場』の結末・ラスト(ネタバレ)

そして、ランボーは見事サラの救出に成功する。しかし、ルイスと約束していた集合時間に間に合わず、ルイス達が先に撤収してしまうという事態に陥ってしまった。さらに、そこに敵の追っ手が迫り、ランボー達は絶体絶命の危機に陥ってしまう。

しかし、なんとスクールボーイという狙撃手が、彼らを助けるためその場に留まってくれていた。そして、スクールボーイの手を借りながら、彼らは共に脱出を図るのだった。しかし、先に移動していたルイスが地雷を踏んでしまい、脱出班はバラバラになってしまう。さらに、サラも足を怪我してしまう。このままでは全滅してしまう、そう悟ったランボーは、サラをスクールボーイに託すと自らが囮となり敵の注意を引く。

しかし、脱出を企むサラやルイス達に、新たな危機が迫っていた。絶体絶命、そんな時。なんと、一人囮に残ったランボーが敵部隊を倒し、再び彼らの前に現れたのだ。ランボーの猛攻に今までミャンマー軍に虐げられていたカレン族も加わり、彼らはとうとう勝利を手にした。サラは、無事に婚約者の元へ帰ることができた。そして、ランボーは最後の戦場に別れを告げ、オレゴンの自宅へと帰っていくのだった。

映画『ランボー 最後の戦場』の感想・評価・レビュー

タイでのんびり暮らしていたランボーの元に、カレン族へ医療品等を届けるため、ミャンマーへと連れていって欲しいと、NGOのボランティアグループが現れ、連れていくランボーであったが、そのまま捕虜されてしまったグループを救い出すために、自ら志願して戦う姿が勇敢であった。サラとの出会いで感化されていくシーンや、人のために戦って死ぬ方の選択をしたシーンなど、極限の中でも自分の考えを保ち、仲間たちへ激励を送る姿に感動した。(女性 20代)


ランボーも年を取ったせいなのか、あまりにも荒唐無稽な大立ち回りガンアクションは時代が許さないのか、今回はきちんと仲間を連れている。その分どうしてもランボーらしさは失われたのだが、この映画の見どころはむしろ仲間のスナイパー。どう見ても対人兵器ではないスナイパーライフルで容赦なく敵を吹き飛ばす。この戦車も貫けそうなライフルで撃たれる兵士が吹き飛ぶシーン。趣味は悪いが斬新な見どころでなかなか面白いと思った。(男性 30代)

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前作 ランボー3 怒りのアフガン

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