映画『レッド・ステイト』の概要:2011年のアメリカのスリラーホラー映画です。本作は高校生3人が出会い系サイトを使って一人の女性に出会うことから殺人事件に発展します。
映画『レッド・ステイト』の作品情報
上映時間:88分
ジャンル:ホラー、サスペンス
監督:ケヴィン・スミス
キャスト:マット・ジョーンズ、ニコラス・ブラウン、カイル・ガルナー、マイケル・パークス etc
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映画『レッド・ステイト』の登場人物(キャスト)
- トラヴィス(マイケル・アンガラノ)
- 事件の被害者でジャロッドの誘いにノリノリになっていたが、ビリーと地下に閉じ込められてしまいます。
- ビリー・レイ(ニコラス・ブラウン)
- ジャロッドの誘いに半端嫌がっていたものの、他の二人に参加するよう言われ着いていきます。
- ジャロッド(カイル・ガルナー)
- 今回の事件に親友二人を巻き込んでしまったのだが、一番生き残ります。二人が亡くなったことを知っても脅えない強い心を持っています。
- クーパー(マイケル・パークス)
- 有名な教会の牧師で、町ではイカれているなどと言われています。信者の女性を利用し三人を誘き寄せて殺そうと企んでいます。
映画『レッド・ステイト』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『レッド・ステイト』のあらすじ【起】
ジャロッドとビリーとトラヴィスは同じクラスの親友です。ビリーは町の騒動で授業を遅刻してきます。その騒動とは、キリスト教の原理主義者のクーパー牧師が起こしたデモでした。「ゲイは悪だ!」と言ってゲイバーの前で亡くなった男の家に居たのです。
休み時間、ジャロッドはビリーとトラヴィスに携帯の出会い系サイトのことを話し出し、明日の晩に近所に住むその女性に会いに行くと言い出します。
次の日、ビリーがジャロッドとトラヴィスを車に乗せてサイトの女性の元へ向かいます。途中、三人は女性の話で盛り上がっていると不注意で道端に停車している赤い車にぶつかってしまいました。そのまま車を停車させ、まさか人が乗っていないだろうとゆっくり車内を覗きに行くと人が居たので三人はびっくりしました。急いで車に戻り、逃走しましたが相手は何故か追って来ません。そこで女性に会う事を思い出し、そのまま女性の元へと向かってしまいました。
映画『レッド・ステイト』のあらすじ【承】
女性が住んでいる場所まで辿り着くとそこはトレーラーハウスでした。三人が来ると丁度ドアが開き、30代後半の女性が出てきました。そして三人に飲酒を勧めると「セックス前にはお互いに酔ってないと」と言い、更に酒を勧めると、三人は眠りに落ちていきました。
ジャロッドが目覚めると、聖歌が聞こえてきました。気付くと動物用の小さな鉄格子の中に入れられ、足と腕にはラップがぐるぐる巻きにされて身動きが取れません。檻には、大きな布が掛けられ視界も遮られていました。
突然牧師の声がし、悪魔を地獄へと言っていました。ゲイの男を殺すように信者たちに命じると、男の顔をラップでぐるぐる巻きにし始めました。そのまま息も出来ないくらいに巻きつけたまま銃で撃たれて死んでしまいました。牧師は地下の扉を開けるとそこにその男の死体を投げ入れました。その瞬間に他の二人が地下に閉じ込められて居るのが見え必死に名前を呼びましたが、届きませんでした。男が死んで、次はジャロッドが十字架に張付けにされました。
映画『レッド・ステイト』のあらすじ【転】
地下では、トラヴィスとビリーが逃げようと必死にもがいていました。「このままだと自分達もこの男のようになってしまう。」とトラヴィスは言いました。トラヴィスはビリーにもう少しこちらへ体を傾けるように言います。トラヴィスは先程死んだ男がのしかかり、折れた骨が自分の足に刺さっていました。それを使って巻きついたラップを剥がすことを思いついたのでした。しかし、ラップが剥がれた瞬間、ビリーはトラヴィスを置いて一人で逃げてしまうのでした。部屋の外に逃げたビリーは外に出る方法が分からないまま信者達に見つかり、死んでしまいました。
その時、牧師の敷地内にある車が当て逃げの車に似ていると言い、取り調べをしていた警官に銃声がばれてしまいます。当て逃げされた車は実は警官の直属の上司である保安官の車でした。保安官はゲイで他の男性とカーセックスをしていたのです。それを知っていた牧師はそこに付け込み、保安官を脅して事を終結させようとします。保安官は妻にそれがバレる事を恐れ自殺を決意するが、それも出来ずにアメリカ政府に特殊部隊と共に再度現れます。
牧師たちは、特殊部隊が来ると自分達の身を守ろうと銃で抵抗します。しかし、強行突破され教会の周囲は血の海になってしまいます。
映画『レッド・ステイト』の結末・ラスト(ネタバレ)
事件は終止符を打つかに思えた矢先、ビリーの近くで死んだ振りをしていたトラヴィスを警官が謝って撃ってしまいます。このままでは警察に汚点が残ってしまうと悟った保安官は、上司との相談の結果、この場に居る全員を殺害することを決断する。教会内の全ての人間をテロリストとして始末するのです。
その最悪な事態を知ったクーパーの孫娘は、子供達と逃げようと決意しますが、一人では難しい為にジャロッドに協力を依頼するが、自分の親友を殺されたことを理由に協力しないと言い張るので子供達を屋根裏に隠し、ジャロッドを無理に外に連れ出すことにします。人質に取られたジャロッドは仲介役として警官に事情を説明しようとするが、失敗し二人とも殺されてしまいます。
銃撃戦は更に激しくなり、両者とも引こうとしません。そんな中突然、大きなラッパの音が鳴り響き警官は攻撃を止めます。また、信者たちは、この世の終焉だと喜び善人のみが救われるのだと言い出します。クーパー牧師は、喜び狂い銃などの武器はその場に置き、信者達と外に出ると特殊部隊や指揮官に「これは最後の審判なのだ。」と告げると特に何も起こらず、全員逮捕されました。
ラッパの正体は学生たちの悪戯であったことが後ほど分かりました。保安官は退職し迫られ、牧師は裁判に掛けられることなく収監されて事件は幕を閉じました。
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