この記事では、映画『レリック』のあらすじをネタバレありの起承転結で解説しています。また、累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『レリック』を見た人におすすめの映画5選も紹介しています。
映画『レリック』 作品情報

- 製作年:1997年
- 上映時間:110分
- ジャンル:サスペンス、ホラー
- 監督:ピーター・ハイアムズ
- キャスト:ペネロープ・アン・ミラー、トム・サイズモア、リンダ・ハント、ジェームズ・ホイットモア etc
映画『レリック』 評価
- 点数:80点/100点
- オススメ度:★★★★☆
- ストーリー:★★★★☆
- キャスト起用:★★★★☆
- 映像技術:★★★☆☆
- 演出:★★★☆☆
- 設定:★★★☆☆
[miho21]
映画『レリック』 あらすじネタバレ(起承転結)
映画『レリック』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む
映画『レリック』 あらすじ【起・承】
ある夜に、男は儀式の様子を写真に写し続けていた。
原住民達の儀式が目の前では行われていた。
儀式の中央に鍋が置かれており、その中には謎の植物の葉が煮えられていた。
その鍋の中身を原住民は器に盛り、男へと振舞う。
男がその差し出された器の中身を飲むと、目が回り、パニックに陥ってしまう。
そして混濁しながらも原住民の見守る中、「レリック」と叫ぶのだった。
アメリカ行き予定の「サントス・モラレス」は港に停まったままの状態で出発が遅れていた。
カメラマンの男は自分の荷物をチェックしておろしたいのだが、船長より許しは出ない。
カメラマンは船内に侵入し、自分の荷物を開けると、絶叫する。
数日後、ミシガン湖で漂流していた「サントス・モラレス号」の室内は、多くの悲惨な死体と血まみれの状態になっていた。
その後、ホイットニー博士から、シカゴ歴史博物館の本人宛に荷物が届いた。
本人である、ホイットニー博士はブラジルに調査に行ったまま、行方不明である。
同僚の、女性生物進化学博士のマーゴがその荷物を開けてみると、中身は「植物の葉」と、「悪魔の像」だった。
その像は、ゼンゼラ族の悪魔といわれる「レリック」だった。
植物には、シダ植物の様な形状で、赤い卵に見える粒の様な物が付着している。
調べてみるとそれはホルモンの塊のようだった。
その夜、博物館の警備員が、タバコを吸いながらトイレの個室に入っていると怪しい物音が。
警戒している間に、ドアの隙間から何かに足を引きずり出されてしまい、そのまま男は殺されてしまう。
立ち入り禁止状態となって賑わう博物館で、マーゴも尋問に合う。
死体の検視では、脳が無くなっていたり、変貌した体に違和感を持つ医者や警察達。
マーゴは帰宅を許されず、1人博物館の中で不気味な室内を調べつつ歩いていた。
怪しい音におののきトイレの個室に隠れたが、その音は掃除婦の呼吸吸入器の音であった。
安心したマーゴだが、博物館での調査はまだ続いていた。
マーゴは、進化の過程を含め、ブラジルでホイットニー博士が研究していた内容について刑事と話し合う。
一方、警察は血だらけの部屋を見つけ、それを追っていくと、機械室で怪しい奇声を発する者がおり、思わず銃で殺してしまう。
映画『レリック』 結末・ラスト(ネタバレ)
静かに研究をしていたマーゴだが、突然ダストシュートから緑の巨大な虫が現れ、思わず本で叩き殺す。
虫を分析したマーゴは、パーティーに呼びに来た館長に、ホイットニーより届いた荷物に入っていた葉の粒を食べ、虫が変化を起こしたのだろうと言う事を話す。
パーティーは始まるが、警察は警察犬を使って本格的な捜査を開始。
犬達は下水道の中まで進むが、主の言う事を聞かず、暴走し、気が付くと何かに惨殺されていた。
危険を察したメンバーは、すぐに全員退去を訴える。
しかし、パーティーの来場者の上に、逃げたはずの警察犬のメンバーが死体となって落下。
警報がなり響き、パーティー来場者も皆パニックになり逃げ惑う。緊急措置のせいで、停電となってしまった室内は、予備電源に切り替わった途端何者かの襲撃を受ける。
システムを戻すには電源室に行かなくてはならない。
大勢の来場者がパニックを起こしつつも外に逃げたが、博物館内にも人は動けず残っていた。
一方、警部補と、車椅子の館長を連れたマーゴは、異形のモンスターの襲撃から扉をふさいで耐えていた。すごい力で扉を壊そうとするモンスターに恐怖でおののくマーゴ。
ホイットニーの研究していた物であるが、元は別の生き物が寄生されあのような姿になって襲ってきたのだとマーゴは説明する。
ゼンゼラ族は、敵を滅ぼすために、あの葉の薬を何かの生き物に食べさせ使っていたのだと語る。
マーゴは、どうにか研究室に戻り、DNAの分析をするがその頃パーティー会場では異形と化したモンスターによって人々が次々と殺されていた。
救助の部隊が侵入するも、すごい力のモンスターには太刀打ち出来ず、殺されて行く。
分析が終わり、モンスターを殺す為準備を始めた警部補とマーゴだが、元いた場所に戻ると館長は殺されてしまっていた。
自分が囮になると警部補はマーゴを研究室に残し、モンスターを倒しに向かおうとする。
しかしDNAの一致結果を見たマーゴは、あれはホイットニー自身だと知り絶叫する。
その時、研究室の天井を割って、モンスターが落下しながら侵入。
細い通路に追い込まれ、「ホイットニーなのね?」と呼びかけるも、もはや異形と化したホイットニーには話は通じない。
簡易エレベーターのボタンを押したマーゴは、彼に薬品瓶を投げつけて放火する。
燃えている間にエレベーターで階下に逃げるが、彼は火達磨の状態でも追ってきた。
館内を、爆発を起こしながら逃げるマーゴだが、貯水箱にもぐりこみ、爆発を無事避ける事に成功。
そのまま火にのまれ、モンスターは爆死してしまった。
無事助け出された警部補と、マーゴは博物館を後にするのだった。
映画『レリック』 感想・評価・レビュー(ネタバレ)
映画『レリック』について、感想・レビュー・解説・考察です。※ネタバレ含む
設定がきちんとしている
モンスターパニックや、怪しい儀式から始まる映画は胡散臭い上に、説明不足になり理解しにくい映画も少なくない。
しかしこの作品は怪しいながらも納得がいく説明がそれなりに施されているので、見ていてあまり違和感が無い。
植物に付いたあるホルモンの物質が脳下垂体に影響を与えてしまうと言う内容だが、ある意味未知のウィルスに感染した様な物なので、現実社会でもどこでもありうる状況と想定できるから違和感が無いのだ。
未開の地での、植物による感染、寄生と言えども、信憑性を感じるので展開していくストーリーを納得しながら観る事が出来る作品である。
迫力のアクション
簡易エレベーターに乗るまでの細い通路に追い詰められる姿は緊迫である。
しかもモンスターの正体を知った後では、恐怖だけではなく悲しみも混じり、マーゴの複雑な心境が伺える。
そこで炎上して終わりかとおもいきや、火達磨になってまで執拗に追ってくる姿の迫力はなかなかであり、かなり恐怖感をそそる良い見せ場となっている。
火達磨の火の勢いの迫力と、炎の凶悪さがどこか美しくすら感じるので不思議だ。
火達磨のまま追ってきたモンスターから逃げ切り、そのままモンスターは爆死するのだが、最後までどう逃げ切るか手に汗握れて楽しい。
知的な部分も生かし、終盤までDNAを探って正体を探っていく姿といい行動面と知性のバランスがうまく表現出来ていると言える。
警部補のラッキーアイテムも最後の最後まで何だかお茶目で締めくくりすっきりした終わり方になっている。
博物館という閉鎖空間で起こるモンスターパニックとして非常に完成度が高い。序盤は静かに謎が積み重なっていくが、徐々に怪物の存在が明らかになる過程がスリリング。正体が植物由来の寄生的な生物であるという設定もユニークで面白かった。ラストで警官が地下で怪物と対峙するシーンは緊張感があり、一気に引き込まれた。(20代 男性)
最初はサスペンス寄りの展開で進むが、後半になるにつれてホラー色が強くなる構成が印象的だった。博物館の暗い通路や地下空間がとても不気味で、雰囲気作りが上手い。怪物のビジュアルも独特で、単なるモンスターではなく生物的な気味悪さがある。ラストの決着も分かりやすく、満足感があった。(30代 女性)
クリーチャー映画としての王道をしっかり押さえた作品。博物館という舞台設定が新鮮で、閉鎖空間ならではの緊張感がある。徐々に正体が明らかになっていく過程も丁寧で、観ていて飽きない。終盤の地下での戦いは見応えがあり、テンポも良い。娯楽作品としてよくできている。(40代 男性)
怖さよりも雰囲気の不気味さが印象に残った。博物館という場所が持つ静けさと、そこに潜む恐怖の対比が良い。怪物の存在も少しずつ見せることで緊張感が高まる。ラストは王道だが、しっかりとしたカタルシスがあり、最後まで楽しめた。ホラー初心者でも観やすい作品だと思う。(20代 女性)
ストーリーはシンプルだが、設定の面白さと演出の巧さで最後まで引き込まれる。特に怪物の生態や起源が徐々に明らかになる部分が興味深い。博物館の暗い空間を活かした演出も秀逸で、閉塞感がよく出ている。ラストの展開も納得できるもので、安心して観られる作品だった。(50代 男性)
モンスターホラーとしての基本をしっかり押さえていて、安心して楽しめる内容だった。特に舞台が博物館という点が面白く、普段は安全な場所が危険な空間に変わる怖さがある。怪物のデザインも独特で、印象に残る。終盤のアクションも見応えがあり、バランスの良い作品。(30代 女性)
全体的にクラシックな雰囲気のホラーで、安心感がある。ストーリー展開は予想しやすいが、その分テンポが良く、観やすい。怪物の存在が徐々に明らかになる演出も効果的で、緊張感を保っている。ラストの戦いもシンプルながら盛り上がりがあり、満足度は高い。(40代 男性)
派手さはそこまでないが、じわじわと怖さが積み重なるタイプの作品。博物館の夜という設定がとても良く、静かな恐怖が際立つ。怪物の正体も意外性があり、単純な怪物映画ではない点が良かった。最後までしっかり楽しめる作品で、気軽に観られるホラーだった。(20代 女性)
昔ながらのモンスターパニックの良さが詰まった作品。ストーリーは直線的だが、その分分かりやすく、テンポよく進む。博物館という舞台も活かされており、閉鎖空間の緊張感がある。ラストの決着も含めて、娯楽として十分に楽しめる内容だった。(50代 女性)
怪物の設定と舞台の組み合わせが魅力的で、最後まで飽きずに観られた。徐々に謎が解けていく構成も良く、サスペンス要素も楽しめる。終盤の展開はやや王道だが、その分安心して観られる。ホラーとしての怖さとエンタメ性のバランスが取れた作品だった。(30代 男性)
映画『レリック』を見た人におすすめの映画5選
ディープ・ブルー
この映画を一言で表すと?
閉ざされた空間で知能を持つ脅威が暴れ回る、極上パニックホラー。
どんな話?
海上研究施設でアルツハイマー治療の研究を進めていた科学者たちは、実験によって異常な知能を得たサメたちの反撃に遭う。逃げ場のない施設内で、浸水と襲撃が同時に進み、生存者たちは極限状態に追い込まれていく。モンスター映画のスリルとパニック映画の緊迫感を一気に味わえる作品だ。
ここがおすすめ!
レリックが好きな人なら、閉鎖空間で正体不明の脅威に追われる恐怖を存分に楽しめるはず。登場人物たちが知恵と行動力で生き延びようとする流れも似ており、単なる恐怖だけでなくサバイバル要素も強い。テンポが良く、最後まで緊張感が持続するエンタメ性の高い一本だ。
ミミック
この映画を一言で表すと?
進化した異形が闇に潜む、都市型クリーチャーホラーの傑作。
どんな話?
伝染病を媒介する害虫を駆除するため、科学者が遺伝子操作で作り出した新種の昆虫。しかし数年後、その生物は予想外の進化を遂げ、人間社会の地下に潜みながら繁殖していた。地下鉄や暗い通路を舞台に、研究者たちは自ら生んだ怪物と対峙することになる。
ここがおすすめ!
怪物の生態が少しずつ明らかになっていく流れや、科学的な謎解きとホラーが融合した作風がレリックに近い。暗所を活かした演出が巧みで、見えない恐怖がじわじわ迫る感覚も魅力。クリーチャーものが好きなら、世界観の濃さと不気味な造形にしっかり満足できる作品だ。
スピーシーズ 種の起源
この映画を一言で表すと?
美しさと恐怖が同居する、危険すぎる生命体との追走劇。
どんな話?
宇宙から送られた情報をもとに作り出された生命体シルは、研究施設を脱出し、人間社会へ紛れ込む。科学者や捜査官たちは彼女の行方を追うが、その存在は人類にとって極めて危険だった。人間に擬態する異形の生命体との攻防を描くSFホラー作品。
ここがおすすめ!
未知の生物が持つ不気味さと、科学的な説明が加わることで増すリアリティがレリック好きにぴったり。ホラーだけでなくサスペンスやSF要素も強く、物語が単調にならないのが魅力だ。クリーチャーの正体を追いながら恐怖が膨らんでいくタイプの作品を求める人におすすめしたい。
エイリアン2
この映画を一言で表すと?
圧倒的な閉塞感と戦闘の緊張が襲う、SFホラーの金字塔。
どんな話?
宇宙貨物船で恐怖の生物と遭遇したリプリーは、植民地化された惑星で住民との連絡が絶えたことを受け、海兵隊と共に再び現場へ向かう。そこには大量のエイリアンが潜み、救出任務は生き残りを懸けた戦いへと変わっていく。アクションとホラーが高密度で融合した名作だ。
ここがおすすめ!
レリックのように、限られた空間で怪物の脅威が増していく構図が好きなら間違いなく楽しめる。恐怖演出だけでなく、戦う側の連携や判断が物語を熱くするのも大きな魅力。クリーチャー映画としての完成度が非常に高く、緊張感と興奮を両立した一本として強くおすすめできる。
ザ・フライ
この映画を一言で表すと?
科学の暴走が肉体の悪夢へ変わる、戦慄の変身ホラー。
どんな話?
天才科学者セスは物質転送装置の実験を重ね、ついに成功目前までこぎつける。しかし自らを被験者にしたことで、装置の中に入り込んだ一匹のハエと遺伝子レベルで融合してしまう。彼の身体と精神は徐々に崩壊し、愛する人の前で取り返しのつかない怪物へ変貌していく。
ここがおすすめ!
単なる驚かしだけでなく、生物学的な嫌悪感や科学ホラーならではの説得力を味わえるのが魅力。レリックのような“異形の生物が生まれる過程”に惹かれた人には特に相性が良い。特殊メイクの迫力も圧巻で、クリーチャー映画の醍醐味をしっかり堪能できる重厚な一本だ。



みんなの感想・レビュー