この記事では、映画『老後の資金がありません!』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『老後の資金がありません!』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0067596
製作年 | 2021年 |
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上映時間 | 114分 |
ジャンル | コメディ |
監督 | 前田哲 |
キャスト | 天海祐希 松重豊 新川優愛 瀬戸利樹 |
製作国 | 日本 |
映画『老後の資金がありません!』の登場人物(キャスト)
- 後藤篤子(天海祐希)
- 節約をモットーとするごく普通の主婦。子育ても落ち着き老後は安泰のはずだった。
- 後藤章(松重豊)
- 建設業のサラリーマン。おっとりとした性格で、人と交渉するのは苦手。お金の管理も妻任せ。
- 後藤まゆみ(新川優愛)
- 篤子の娘。フリーターでぼんやりした性格。大人になっても親への甘えが抜けない。
- 後藤勇人(瀬戸利樹)
- 篤子の息子。大学生で家庭内のムードメーカー。理論的で適切な発言をする。
- 後藤芳乃(草笛光子)
- 篤子の義理の母。かつては浅草の老舗の和菓子屋を切り盛りしていた。贅沢に慣れた浪費家。
- 桜井志津子(若村麻由美)
- 章の妹。暮らしぶりはいいが、両親の費用負担には細かい。はっきりとものを言う性格。
- 神田サツキ(柴田理恵)
- 篤子とは長年の付き合いで、脱サラした夫とパン屋を開業している。篤子の良き相談相手。
映画『老後の資金がありません!』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『老後の資金がありません!』のあらすじ【起】
篤子は高級ブランドのバッグをうっとりと見つめる。とても手が出せない。評論家が「老後資金は4千万は必要」と言うのを見て不安になる。
義理の父の危篤の知らせを受けて、夫・章と駆けつけると章の妹夫婦と葬儀の話し合いになり、費用を全てこちらで負担するように言いくるめられる。
葬儀屋の打ち合わせに出かけた篤子は、廃業したとは言え老舗の和菓子屋だった家柄に恥じないよう説得されて、高額の葬儀費用を契約してしまう。香典で賄えると目論んでいたが、会葬者は30人しか集まらず400万円の出費となってしまった。
そんな矢先、篤子は勤め先を解雇された。貯金は300万しかなく、篤子は不安になる。
さらに娘のまゆみが、突然彼氏を連れてきて結婚すると言い出した。婚約者の実家が実業家のため、一流の式場で結婚式を挙げるという。篤子はまたその費用に頭を悩ませる。
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映画『老後の資金がありません!』のあらすじ【承】
突然、章の会社が倒産してしまう。退職金も出ないという。章の母へ毎月送金していた9万円を何とかしてもらえないかと妹・志津子に頼むが、話し合いは決裂し、篤子は義母・芳乃を引き取ると宣言する。
芳乃が大量の荷物と共に引っ越してくる。年金が入る通帳を渡してくれたが、残高は空っぽだった。それどころか芳乃は浪費癖があり、クレジットカードで散財する。芳乃の口座に補填しなければならない有様だった。篤子はますますストレスを貯めていた。
まゆみの結納で100万円が後藤家に入った。そんな時、孫の勇人が痴漢をしたという電話が入り、詐欺に引っかかって芳乃は100万円を奪われてしまう。
章は警備の仕事で知り合った山崎にシェアハウスに連れて行かれた。そこで飲み過ぎ、朝まで眠り込んでしまった。章がシェアハウスの若い女性と歩いているのを見た篤子は浮気だと怒り狂う。篤子の誤解を解くために一緒にシェアハウスを訪ね、食事をごちそうになる。住人の話を新鮮な思いで聞く篤子。
映画『老後の資金がありません!』のあらすじ【転】
ヨガ教室の友人・サツキに頼まれた篤子と芳乃は、年金受給のために必要な本人確認の際、サツキの父になりすまそうとする。そこへ本人が帰宅して大騒ぎとなり、2人は慌てて逃げ出した。この出来事が篤子と芳乃の仲を深めることになった。
そんなある日、芳乃が狭心症で倒れてしまう。命に別状はないが、常に薬を持ち歩かねばならない。いつぽっくり逝ってもおかしくないと考えた芳乃は生前葬をすると言い出す。貯金が減るばかりで焦る篤子は怒り、自分は出席しないと言い張る。しかし芳乃は着々と準備を進める。
盛大に芳乃の生前葬が開催される。家に狭心症の薬が置き忘れてあるのに気づいた篤子は急いで会場に向かった。ちょうど芳乃のスピーチが始まるところだった。芳乃は「夫が死んで寂しくて仕方が無い時、一緒に暮らそうと言ってくれたのが篤子だった。篤子は命の恩人だ。」と語った。感動する篤子。まゆみも手作りの結婚式にすると言う。華やかな芳乃と篤子の歌で生前葬は幕を閉じた。
映画『老後の資金がありません!』の結末・ラスト(ネタバレ)
数日して、志津子が章と篤子に「お母さんを引き取りたい」と言い出した。芳乃と篤子が絆を深め、仲良くしているのを見ていたら、悔しくなってしまったと言う。芳乃には実の娘の自分と暮らして欲しいと。芳乃は志津子夫妻の家に引っ越すことになった。去り際に芳乃は生前葬で黒字になった10万円を篤子に手渡し、「あなた自身のものに使いなさい」と言った。そして、「人間わがままに生きた方が勝ちよ。」と言い残し去って行った。篤子は欲しかったブランドバッグを買った。
章は、会社を辞めて独立した古い同僚に連絡を取り、雇ってもらえることになった。篤子も電器店に再就職が決まった。子供たちが独立した2人は家を売り、シェアハウスに引っ越した。老後資金がとかく話題になるが、本当なのか。シェアハウスはプライバシーを確保しながら助け合えるコミュニティがある。篤子は考え方を変えてちょっぴりわがままに人生を楽しんで生きている。貯金は1400万円に増えた。
映画『老後の資金がありません!』の感想・評価・レビュー
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映画『老後の資金がありません!』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『老後の資金がありません!』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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