この記事では、映画『RUN/ラン』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『RUN/ラン』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0060944
製作年 | 2020年 |
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上映時間 | 89分 |
ジャンル | スリラー |
監督 | アニーシュ・チャガンティ |
キャスト | サラ・ポールソン キーラ・アレン パット・ヒーリー セーラ・ソーン |
製作国 | アメリカ |
映画『RUN/ラン』の登場人物(キャスト)
- クロエ・シャーマン(キーラ・アレン)
- 慢性的な病気で車椅子で生活している少女。
- ダイアン・シャーマン(サラ・ポールソン)
- クロエの母親。クロエを過剰に介護している。
- サム(パット・ヒーリー)
- 郵便配達員。
映画『RUN/ラン』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『RUN/ラン』のあらすじ【起】
クロエは生まれつき複数の疾患を抱えており、足が不自由であったため車椅子での生活を送っていた。それでもクロエは自分でできることは自分でし、大学進学を目指し自宅学習に励み、現在は合格発表の通知を待っている状態であった。母ダイアンは、クロエのチョコレート一つの糖分の管理までする厳しい面もあるが、いつでも娘のサポートをしていた。
ある日、どうしてもチョコレートが食べたくなったクロエは母親が置いた買い物袋中からこっそり盗もうとした。すると、そこに母ダイアンの名前が書いてある処方薬の瓶を見つけた。
就寝前、いつものようにダイアンがクロエに飲み薬を渡すと、その中に日中に見つけた薬のカプセルがあった。疑問に思いながらもクロエはその薬を飲んだ。しかし、どうしても薬の正体が知りたくなったクロエは、夜中にパソコンで薬を検索しようと試みた。しかし、自宅にはインターネットが引かれていなかった。さらにクロエは見知らぬ人に電話して、代わりに薬を調べてもらったりもした。しかし薬の正体はわからず、クロエは飲んだふりをして薬を保管するようになった。
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映画『RUN/ラン』のあらすじ【承】
ある日、クロエはダイアンに映画を観に行きたいと頼んだ。映画を見ている最中、クロエはトイレに行くと嘘をつき、近くの薬局へと向かった。薬剤師から薬のことを聞き出すと、その薬は犬に処方される筋弛緩剤であり、人間が飲み続ければいずれ足が動かなくなることがわかった。それを聞いたクロエはショックで喘息の発作を起こしてしまった。そこにクロエを探していた母親が駆けつけると、「大丈夫」と言うとクロエに注射をして眠らせてしまった。
目を覚ましたクロエは自室におり、ドアが厳重にロックされていることに気づいた。家から逃げなければならないと考えたクロエは、なんとか窓を這って隣の部屋に行くことで脱出に成功した。外に出たクロエは、顔見知りの郵便配達員サムを見つけると、彼に事情を話して助けを求めた。しかしクロエの行動を見ていたダイアンがその場に現れた。
映画『RUN/ラン』のあらすじ【転】
ダイアンは嘘をついて娘を返すよう懇願したが、サムが了承しなかったため、ダイアンはサムの首に注射を打ち気絶させてしまった。
気を失っていたクロエが目を覚ましたのは自宅の地下室であった。クロエが目についた書類をあさると、そこにはクロエの死亡診断書と新生児が病院から誘拐されたという新聞記事の切り抜き、そして自分が幼少期に元気に走っている写真を見つけた。さらに、ゴミ箱の中にはクロエの志望していた大学からの合格通知が捨てられていた。このことから、クロエは自分は本当は健康体で生まれたにも関わらず、亡くなった本物のクロエの代わりとして不自由な体にされたことを知り驚愕と怒りで震えた。
その場にダイアンがやってきて、クロエに今までのことは全部忘れて新しい生活を始めましょうと言い始めた。拒絶したクロエにダイアンは注射を打とうとするが、クロエは致死性の毒物を飲み込むことで反抗を示した。クロエを死なせることはできないダイアンは、彼女を病院へと運ぶしかなかった。
映画『RUN/ラン』の結末・ラスト(ネタバレ)
病院で目を覚ましたクロエは声を発することができなかった。助けを呼べない状況の中、看護師の目を盗んでダイアンはクロエを連れ出してしまった。しかし、クロエは看護師から筆談のために渡されていたスケッチブックに「MOM」と書き残していた。それを見た看護師が状況に気づいて、母親がクロエを誘拐したことを病院に報告した。
階段の前で、クロエの車椅子を引いていたダイアンは警備員達に追い詰められた。ダイアンが隠し持っていた拳銃を取り出そうとしたことで、警備員はダイアンに向かって発砲した。撃たれたダイアンは、そのまま階段から転がり落ちた。
7年後、クロエは大学を出ており医療刑務所にいるダイアンのもとを訪ねた。クロエは少しだけ自力で歩行できるまでになっていた。ベッドにやつれた様子で横たわるダイアンの隣で、クロエは今の自分の幸せな生活を話した。そして、口の中からラップに包まれた薬のカプセルを取り出した。クロエは「ママ、お薬の時間よ」と言い、微笑んだ。
映画『RUN/ラン』の感想・評価・レビュー
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映画『RUN/ラン』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『RUN/ラン』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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