この記事では、映画『オーバー・スピード 時空を超えた目撃者』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『オーバー・スピード 時空を超えた目撃者』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0059010
製作年 | 2020年 |
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上映時間 | 82分 |
ジャンル | SF サスペンス |
監督 | アンドレイ・ザギドゥーリン |
キャスト | エフゲニー・ロマンツォフ ポリーナ・マクシモーヴァ レオニド・グロモフ オレグ・ヴァシリコフ |
製作国 | ロシア |
映画『オーバー・スピード 時空を超えた目撃者』の登場人物(キャスト)
- セルゲイ・ボロズディン(エフゲニー・ロマンツォフ)
- 元陸上選手。ヨーロッパチャンピオンだった一流のセレブ。車の事故を起こし、昏睡状態になる。目を覚ますと事故の件は全て解決していた。今はジムでトレーナーをしている。暗い雰囲気が女性に人気。事故の後遺症があり、100メートル走っただけで脈拍が200になる。
- ナスタヤ・スミルノワ(ポリーナ・マクシモーヴァ)
- モスクワ市警に勤める女性刑事。ラープチェフの部下だが、上司の仕事のやり方に疑問を持っている。セルゲイを捜査するうちに、次第に彼に惹かれていく。
- ラープチェフ警部(オレグ・ヴァシリコフ)
- モスクワ市警の警部。スミルノワの上司。過去に誤認逮捕をした可能性がある。
- ナターシャ(エカテリーナ・ソコロヴァ=ジューベル)
- スポーツジムのお客。セルゲイに惚れている。
- スタス(ダニラ・ヤクーシェフ)
- ジムのトレーナー。陸上選手でロシア代表だったが、セルゲイほどの実力はない。人気者のセルゲイを妬んでいる。
- コレツキー博士(セルゲイ・ソスノフスキー)
- 物理学者。時空連続体のゆがみについて研究している。
- オレグ(ダニル・ステクロフ)
- セルゲイの主治医の助手をしており、担当はX線撮影。
映画『オーバー・スピード 時空を超えた目撃者』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『オーバー・スピード 時空を超えた目撃者』のあらすじ【起】
陸上選手のセルゲイは、競技大会で優勝した。だがその直後、車を飛ばし過ぎて事故を起こし、助手席の恋人アリーナを死なせてしまう。
2年後、セルゲイはジムでトレーナーをしていた。だが事故の後遺症があり、少し走っただけで頻脈になるため選手への復帰は難しい。
ある日セルゲイは林の一本道を走り、倒れる。
気がつくとジャンナから声をかけられた。セルゲイは彼女の水筒を握ったが、起き上がれない。そして差し伸べられた手を払った。ジャンナは逃げ、セルゲイは再び意識を失う。
意識が戻ると、付近にパトカーが停まっていた。先ほどのジャンナが殺害されている。警察官は死後3日だと話していた。女性刑事スミルノワは、セルゲイの名前と連絡先を控えた。
スミルノワから連絡が入り、セルゲイは警察に向かう。ジャンナのスマホにセルゲイの写真があったことで、怪しまれたのだ。ラープチェフ警部は、2年前の事故についてセルゲイに嫌味を言う。警部は、セルゲイがセレブの特権で刑務所に入っていない、と腹を立てた。
スミルノワは帰宅後、セルゲイの事故について調べた。そこには「刑事事件とする根拠はない」と書かれている。
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映画『オーバー・スピード 時空を超えた目撃者』のあらすじ【承】
セルゲイはランニングで倒れた日以来、記憶が曖昧だった。ネットからの情報で、コレツキー博士が、時空連続体について研究していると分かる。ある基準を満たす肉体は、時空連続体に入ると過去へ移動できるらしい。ただし一定の速度と、極めて速い脈拍を保つ必要があった。セルゲイは自分が一時的に過去に戻ったのではないかと思い、博士の家を訪ね、話を聞いた。
ジャンナの水筒にセルゲイの指紋があったと判明し、スミルノワがセルゲイを訪ねる。セルゲイは博士の話を信じており、スミルノワを連れあの林の道を走った。するとセルゲイだけが過去に戻り、スミルノワの目の前から消えた。セルゲイは自転車に乗った女が、ロシア代表チームの赤いパーカーを着た男に追われるのを見た。そして現在に戻り、スミルノワにそれを伝える。
林の中を歩いていくと、ナターシャが殺されている。スミルノワはセルゲイを疑い、連行した。だが奇妙な現象を見た彼女は、犯人が別にいるのではと疑う。
そこでアリーナの母を訪ねた。アリーナの遺品には、スタスと写っている写真があった。母はちょっと前にスタスが来て、ロシア代表の赤いパーカーを持っていったと話す。
映画『オーバー・スピード 時空を超えた目撃者』のあらすじ【転】
スミルノワはセルゲイを釈放する。その晩セルゲイとスミルノワは愛し合った。彼女は、スタスと写ったアリーナの写真を、セルゲイに見せる。スタスは「セルゲイにアリーナを奪われた挙句殺された」という恨みを持っているだろう。そう考えると彼が、連続殺人犯である可能性が高い。
翌日セルゲイは未来へタイムスリップし、スミルノワが死んでいるのを目撃した。セルゲイは彼女に電話入れ「スタスに近づくな」と警告する。ちょうどジムにいたスミルノワは、更衣室でスタスと2人きりになった。そしてアリーナの形見のパーカーについて言及し、スタスを脅す。
セルゲイは再び博士を訪問し、スミルノワが死ぬ未来を見たと話す。博士は、残念だが彼女を助けることはできないと言った。最初の殺人を止めるしかない、そう思ったセルゲイは、走行で時間移動ができる正確な場所を博士に割り出してもらう約束をする。
警部は携帯電話会社の履歴を調べた。そしてナターシャが殺された前日にセルゲイが彼女にメールを送ったことを確認し、スミルノワにその履歴を見せた。一方、スタスがスポーツジムで殺される。警部はセルゲイを指名手配した。
映画『オーバー・スピード 時空を超えた目撃者』の結末・ラスト(ネタバレ)
セルゲイが博士の家に行くと、彼は亡くなっていた。そこで博士からのメモを受け取り、林へ向かう。
林にはスミルノワが来て「信じていたのに」とセルゲイを責めた。その時、何者かが彼女を撃った。涙を流すセルゲイの前に、主治医の助手オレグが姿を現す。
オレグはアリーナの幼なじみで、彼女にずっと思いを寄せていた。オレグは、アリーナを奪ったセルゲイを許していない。だから連続殺人を犯したのだと白状した。
博士からの手紙には、観察者効果についての注意が書かれていた。博士は観察者であるセルゲイが時間軸から排除されれば、セルゲイのいない世界に書き換わる危険性があると言う。だがセルゲイは走った。そして心拍数が上がり、もう1人の自分から射殺される。
トラックを走る選手の中に、セルゲイはいなくなった。スタスが優勝し、観客のオレグとアリーナは抱き合う。ナターシャも無事だった。セルゲイだけが、世界から消えている。
何事もなかったように目を覚ましたスミルノワは、スポーツ用品店で見かけたトラッカーを購入し、林の中を走る。するとスミルノワがタイムトラベルして、消えた。
映画『オーバー・スピード 時空を超えた目撃者』の感想・評価・レビュー
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映画『オーバー・スピード 時空を超えた目撃者』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『オーバー・スピード 時空を超えた目撃者』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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