この記事では、映画『流浪の月』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『流浪の月』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0071421
製作年 | 2022年 |
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上映時間 | 218分 |
ジャンル | サスペンス ヒューマンドラマ ミステリー |
監督 | 李相日 |
キャスト | 広瀬すず 松坂桃李 横浜流星 多部未華子 |
製作国 | 日本 |
映画『流浪の月』の登場人物(キャスト)
- 家内更紗(広瀬すず)
- 10歳の時に文と知り合い、一緒に暮らした。誘拐事件の被害者として知られている。現在はレストランのアルバイト。
- 佐伯文(松坂桃李)
- 大学生の時、更紗を自宅に連れて帰った。「誘拐犯」として逮捕された。深夜営業のカフェをやっている。
- 中瀬亮(横浜流星)
- 更紗と同棲している恋人。上場企業のサラリーマンで実家は土地持ちの農家。
- 谷あゆみ(多部未華子)
- 現在の文の恋人。看護師をしている。
映画『流浪の月』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『流浪の月』のあらすじ【起】
公園のブランコに乗る少女。その視線の先にはベンチに座る青年がいる。
雨が降り出しても、帰らない少女に青年は傘を差しだし、ふたりは一緒に公園を出た。
ファミリーレストランで高校生が、動画を見ている。その横を更紗が料理を持って歩いて行く。動画からは「ふみぃ、ふみぃ」と女の子の声が聞こえていた。
更紗は同棲している亮に、一緒に実家に行こうと誘われるが、断った。その夜、更紗は文と過ごした日々を思い出していた。
10歳の更紗は、叔母の家で暮らしていた。その家の中二の息子に体を触られるのが嫌で、家に帰ることができなかった。
公園で時間をつぶす更紗を大学生の文は部屋に連れて帰った。几帳面で物静かな文の部屋で更紗はぐっすりと眠ることができた。
自由な更紗に文は心惹かれ、更紗は優しい文に癒やされ、ふたりはしばらく一緒に暮らした。それはのちに、少女誘拐事件となり、文は逮捕される。「死んでも知られたくないことがある」と言っていた文。更紗はそれを小児性愛だと思い込んでいた。
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映画『流浪の月』のあらすじ【承】
ある夜、シングルマザーの安西佳菜子に誘われ、深夜営業カフェに行った更紗は、文と再会した。文に会うためカフェに通いつめる更紗。そこへ突然亮が現れる。驚いて不平を言うと「更紗は変わった」といらつく。その夜、更紗は亮に体を求められるが拒否する。
文の店を訪ねた更紗は、文が恋人のあゆみと一緒に出てくるのを目撃した。文が大人の女性を愛せるようになったことを更紗は喜んだ。
ある日、更紗は同僚からネットに上がった文の画像を見せられる。ネットの写真を撮ったのが亮だと気づき、更紗は彼を責める。怒った亮は更紗を殴り飛ばし、蹴りつけた。
血だらけになった顔で文のもとへ向かう更紗。店で治療してもらい、やっと話をすることができたふたり。更紗は事件のこと、ネットのことを謝る。文は更紗に再び会えたことを感謝していた。
映画『流浪の月』のあらすじ【転】
更紗は文の隣の部屋に移り住んだ。
ベランダから文をのぞき、こっそり楽しむ更紗。
文と一緒に過ごし、心から笑ってはしゃぐ更紗はあれからの自分を語る。
性行為がいやなのだと話すと、文は真剣に「わかるよ」と言った。文も恋人のあゆみと繋がれないでいた。
亮が更紗を見つけた。やつれた表情で、文との関係を責める。更紗は亮への感謝の気持ちから好きになろうとしたと言い、謝った。絶望して亮は立ち去った。
誘拐犯と被害者が付き合っているとして、更紗と文が雑誌に載った。更紗は亮の行動をやめさせようと会いに行った。すさんだ生活をしている亮。立ち去ろうとする更紗を引き留めるため亮は自分をナイフで刺した。
雑誌を見たあゆみが文に会いに来た。自分を受け入れなかった文を責めるあゆみ。一度もあゆみとしなかったのは、小さい女の子が好きだからと真剣な目で文は答えた。
映画『流浪の月』の結末・ラスト(ネタバレ)
更紗が預かった佳菜子の娘と一緒にいた文は、警察に連行されそうになった。過去がよみがえり、激しく抵抗する文。
「成長が止まる異常は、産んだ私のせいなの?」母の言葉を思い出して苦しむ。
カフェの隅にうずくまる文に更紗は「文の人生を壊した」と謝る。それでも文のそばにいたいと告白する更紗。
突然、全裸になる文。振り返り、すべてを見せると「更紗は大人になったのに、いつまでも俺だけ大人になれない。誰とも繋がれない。」と告白する。
文は小児性愛者ではなかった。性的に成長しない病気になっていたのだった。泣きじゃくる文を更紗は強く抱きしめた。
「更紗に知ってほしかった」
泣きながら文は更紗にすがりついた。
泣き疲れ、眠り込む文を更紗は愛おしく見つめた。
真実が明らかになり、更紗は文と生きていくことを決めた。
「またなにか言われるよ」
そういう文に
「そしたらまたどこかに移ればいい」と更紗は笑って答えるのだった。
映画『流浪の月』の感想・評価・レビュー
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映画『流浪の月』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『流浪の月』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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