この記事では、映画『エコーズ(1999)』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『エコーズ(1999)』の作品情報
出典：https://video.unext.jp/title/SID0045792
| 製作年 | 1999年 |
|---|---|
| 上映時間 | 99分 |
| ジャンル | ホラー |
| 監督 | デヴィッド・コープ |
| キャスト | ケヴィン・ベーコン キャスリン・アーブ イリアナ・ダグラス ザカリー・デヴィッド・コープ |
| 製作国 | アメリカ |
映画『エコーズ(1999)』の登場人物（キャスト）
- トム（ケヴィン・ベーコン）
- 妻のマギーと息子のジェイクと共に、シカゴにある借家に引っ越して来た男。
- マギー（キャスリン・アーブ）
- トムの妻。リサという姉がいる。
- ジェイク（ザカリー・デヴィッド・コープ）
- トムとマギーの1人息子。シカゴに引っ越して来てから、様子がおかしくなり始める。
- リサ（イリーナ・ダグラス）
- マギーの姉。催眠術を得意にしている。
- フランク（ケヴィン・ダン）
- トムの家の近隣に住む男性。アダムという息子がいる。
- サマンサ（ジェニファー・モリソン）
- トムが家のソファーで見てしまった、謎の少女。
映画『エコーズ(1999)』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『エコーズ(1999)』のあらすじ【起】
架線作業員として働くトムは、妻のマギー、幼い息子のジェイクと共に、シカゴの借家へと引っ越してくる。ある日トムはマギーの姉のリサから、近隣の住民が集まったパーティーの席で、催眠術を受けることになる。
その日の夜、トムは自宅のソファーで亡霊のような少女の姿を見かける。それ以来トムはその少女のことが気になり、仕事が手に付かなくなる。そして、ジェイクをデビーという若い子守に預けてトムとマギーが外出した間に、デビーがジェイクをどこかに連れ去ってしまう。
予感のようなものがひらめき、ジェイクがいなくなったことを察したトムは、外出先から急いで戻り、マギーと共にジェイクを探し回る。ようやくトムがデビーを見つけると、デビーはジェイクを連れて自分の母親の元にいた。
デビーの姉・サマンサが半年前から行方不明になっていて、ジェイクがそのサマンサと会ったと話したから母親の所へ連れて来たのだと、デビーは釈明する。実はジェイクは、引っ越してきてから家の中で「そこにいない誰か」と会話することが多くなり、その相手が行方不明になったサマンサだったのだ。
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映画『エコーズ(1999)』のあらすじ【承】
自分がソファーで見た少女もそのサマンサではないかと考え、トムは借家の持主であるハリーや、近隣の友人フランクなどに彼女のことを聞いてみるが、サマンサは障害を持っていて、半年前に家出したということしかわからなかった。
その後トムは以前にも増して、家のソファーでもう一度サマンサに会えないかと考え始める。そんな時、トムは家の中で見た白昼夢で、フランクの息子・アダムが血まみれになっている姿を見てしまう。
不安になったトムがフランクの家に駆け付けてみると、アダムは銃で自分を撃って自殺していた。幸い命は助かったものの、アダムは重傷で入院することになる。自分が予知夢を見たのだとわかったトムは、これ以上不穏な出来事が起こらないように、リサにもう一度催眠術をかけてもらおうと試みる。
リサに頼み込んで催眠術をかけてもらうと、トムの意識の中にサマンサが現れ、同時に「掘れ」という単語が強烈に頭の中にインプットされる。それ以来トムは何かに取りつかれたように、家の裏庭をスコップで掘り始める。
映画『エコーズ(1999)』のあらすじ【転】
トムの様子がおかしいことが気になっていたマギーは、町で出会ったニールという男から、息子のジェイクには「見えないものが見えてしまう力」があり、その力は恐らく父親譲りだと聞かされる。そしてニールは、トムとジェイクが見たもの＝亡霊は、何かを訴えているのだとマギーに忠告する。
その後マギーの祖母が亡くなり、マギーがジェイクを連れて葬儀に出かけ、トムは家に1人きりになる。そこでトムは「掘れ」という単語が示しているのは裏庭ではなく、家の地下室だと気付く。地下室の厚いコンクリートを掘るため、トムはドリルを購入して地下室に穴を開け始める。
そしてトムは床ではなく、地下室の壁の中に何かが隠されているのを発見する。トムが壁を壊すと中にはレンガが積み重ねてあり、レンガで覆われた奥に白骨死体があるのを見つけてしまう。
トムがその死体に触れてみると、頭の中に死体の記憶が浮かび上がる。その死体はサマンサのもので、半年前に酔っぱらったアダムとその友人・カートに暴行され、悲鳴を止めようとした2人がサマンサの口を塞ぎ、その勢いで殺してしまったのだった。
映画『エコーズ(1999)』の結末・ラスト（ネタバレ）
サマンサの事件は自分たちが引っ越してくる前に起きたことで、アダムとカートが事件を隠蔽するため、無人だった借家の地下室にサマンサの死体を隠したのではないか。そう考えたトムは、フランクを呼んで死体を見てもらうことにする。
地下室で死体を見たフランクは、「あれは事故だった。息子とカートには将来がある」と、隠し持っていた拳銃をトムに向ける。フランクはサマンサを殺したとアダムに打ち明けられ、地下室に死体を隠す協力をしていたのだった。
フランクに脅され地下室を出たトムの前に、大家のハリーとその息子であるカートが現れる。ハリーもフランクと同じく死体のことを知っていて、トムの口を塞ごうとする。そこにマギーが戻って来て、咄嗟にトムを助けようと試みる。
すると突然銃声が響き、撃たれたハリーとカートは床に倒れこむ。地下室から上がって来たフランクが、2人を撃ったのだった。死体が発見され真実が明らかになったことで、サマンサの亡霊は消え去っていくが、トムは妻と子供と共に、苦い思い出が残る借家から引っ越すことを決めるのだった。
映画『エコーズ(1999)』の感想・評価・レビュー
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映画『エコーズ(1999)』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『エコーズ(1999)』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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