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映画『流転の地球』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『流転の地球』の概要:中国のみならず、日本でも大きな話題となったリュウ・ジキンによる短編小説「さまよえる地球」を実写映画化した一作。太陽系の消滅を目前にした人類の奮闘と家族の絆を、壮大な世界観で描いている。

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映画『流転の地球』の作品情報

流転の地球

製作年:2019年
上映時間:125分
ジャンル:SF、ファンタジー、ヒューマンドラマ
監督:グオ・ファン
キャスト:ウー・ジン、チュー・チューシャオ、チャオ・ジンマイ、リー・グアンジエ etc

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映画『流転の地球』の登場人物(キャスト)

リウ・チー(チュ・チューシャオ)
4歳の時に父親と離れ、祖父と一緒に暮らしていた。大人になり整備工として働きながら、祖父を支えている。偽造したIDカードを使い、地上へ出ることを目論んでいた。
ハン・ドゥオドゥオ(チャオ・ジンマイ)
リウ・チーの祖父に救護され、養子として兄弟同然に育ってきた。中学生になり、チーの計画に同行し地上を目指す。
リウ・ペイチアン(ウー・ジン)
リウ・チーの父親。国際宇宙ステーションで科学者として任務を遂行する。幼いチーを義父に任せ、妻の延命治療をやむなく断念したことを後悔し続けている。
ハン・ズーアン(ン・マンタ)
リウ・チーの祖父。ペイチアンがステーションに赴任するために、チーを引き取って育ててきた。環境異常で水害に遭った時、ドゥオドゥオの命を救い養子として育ててきた。
ワン・レイ(リー・グァンジェ)
地下都市から抜け出し徴用されたチーとドゥオドゥオと出会い、隊に組み入れた人物。地球連合政府の救援隊・隊長。正義感が強く、部下を優先して動く。

映画『流転の地球』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『流転の地球』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『流転の地球』のあらすじ【起】

火山噴火や干ばつ、種の絶滅といった地球で起きている数々の異変は人類の命を脅かす事態に直結していた。老化した太陽は膨張し、地球を飲み込むことが予測される。世界の国々で構成された連合政府は「流転地球計画」を立て、太陽系ごと移住する壮大な計画を目論んでいた。

環境は悪化し、氷点下70度の世界が人類を襲う。市民の唯一の避難所は「地下都市」だけだが、抽選で当選した者しか移住は許されない。国際宇宙ステーションで働く父を持つリウ・チーと祖父ハン・ズーアンは優先的に移住が許可されるのだった。

移住から17年が経ち、チーは整備工として働いていた。ズーアンが養子に迎えたドゥオドゥオとは兄弟同然である。二人はその年の大晦日に地下都市を抜け出す計画を目論んでいる。知り合いのイーに装備と偽装IDを依頼し、新年から地上で暮らすつもりなのだ。無事に抜け出した二人は、ズーアンの免許証を使ってより遠くを目指す。初めての外の世界は見たことのない物で溢れていた。

父親のリウ・ペイチアンは国際宇宙ステーションで定年を迎えた。引継ぎを終え、相棒のマカロフと地球での再会を誓うのだった。

目標を達成したら、ドゥオドゥオだけ先に地下都市に帰そうとしていたチー。しかし、タイミング悪く検問で見つかり、違法運転で逮捕されてしまった。さらには迎えに来たズーアンまでも、免許証を貸した罪で逮捕されてしまうのだった。隣の独房に徴用されていたハーフのティムと話しているとき、大きな揺れが彼らを襲った。地球エンジンと呼ばれる核装置が故障し、木星との衝突が迫っていたのである。

映画『流転の地球』のあらすじ【承】

ズーアンの機転で危険地帯からは抜け出したチー達。宇宙ステーションでは全資源を地球に回すために低消費モードと呼ばれる休眠状態に入る。その前に息子の身を案じたペイチアンだったが、指定生活区域から抜け出したことを知った。ズーアンに避難所を伝え、息子の安全を祈るのだった。

避難所に向かう途中、「着火石」と呼ばれる大事な資源の輸送の援助を申し出られる。道中の上海には、ズーアンの思い出が詰まっていた。若い頃の仕事や妻との記憶を語るズーアン。その頃、休眠に入る前のペイチアンは最後にチーの居場所を確認した。指示した避難所とは離れていることに気付き、急いでワン指揮官に市民であるチー達を地下都市に戻すよう指示する。しかし、ペイチアンに反抗心の強いチーは口答えをした。それは、病気の回復の見込みがない母親の延命措置を止める決断をしたことを知っていたからだった。例えチーのことを思った苦肉の決断だったとしても許せずにいたのである。

木星の引力が強くなり、上海の通信は途絶えてしまった。天候が悪化し、着火石を先に運び出そうと廃墟となったビルを使って別部隊との合流を目指すワン指揮官。ケーブルを使い順に登っていき、ドゥオドゥオとチーは上階に先に着いた。しかし、ズーアンが登り切る手前で、大きな着火石の重みに耐えかねたケーブルは限界を迎えてしまう。一人の隊員のおかげで落下はしなかったものの、酸素の低さに耐えられずドゥオドゥオとの出会いや、チーと過ごした時間を思い返しながら、ズーアンは息絶えるのだった。

映画『流転の地球』のあらすじ【転】

父親同様のズーアンを失ったショックから救援隊と離れ車に戻った。そこで地下都市にはマグマが流れ込み35万人が被災したと知らされる。ワン指揮官たちが目指していた杭州はすでに手遅れであったのだ。

ペイチアンは無許可で休眠状態から覚醒した。相棒のマカロフが手を貸し、地球との通信を試みるが、監視装置に阻まれてしまう。攻撃を受けたマカロフは宇宙空間に放り出され命を落としてしまうのだった。

任務が失敗に終わり立ちすくむワン指揮官たちを救い出したチー。しかしその頃には地球は木星との衝突を回避できる状況にはなかった。宇宙ステーションからの報告で、地球が壊滅すると知った人類は絶望する。ワン指揮官も、全員を家に帰そうとするが、チーは幼い頃にペイチアンから木星は9割が水素だと教わったことを思い出した。着火石を使い木星に火をつけることで地球との距離を取ることができるのではないかと、チーは提案した。小さな希望に賭けたワン指揮官は、部下を交えてチーに賛同する。各セクションに別れ計画は始まった。

ドゥオドゥオは宇宙ステーションと地球との通信を任された。最初に仲間を集おうと、地球上に計画を伝えるが、地球の終わりを通達された人類は絶望の淵に立たされ、誰も動き出す者はいなかった。

映画『流転の地球』の結末・ラスト(ネタバレ)

チーとティムは点火装置のセッティングに向かう。マニュアル通りには動かない装置を、手で動かそうと体を張るチー。その頃、通信室に居たドゥオドゥオは大きな揺れに見舞わられるも一人の隊員のおかげで命は助かった。ドゥオドゥオは咄嗟にペイチアンに助けを求めるのだった。

何とか通信が繋がり、安否と居場所を知ることができたペイチアン。連合政府の指示に反発し、「最期の一家団欒」にならないように力を合わせるべきだと告げる。それまでは機械的だった連合政府の指示が、最後の望みに賛同し地球へ援助の声明を出すことを許可してくれた。震えた声で必死に援助を求めたドゥオドゥオの声は、多くの人を動かした。

見事に計画は成功した。しかし、わずかながら炎の勢いが足りず木星に届かなかった。ペイチアンは宇宙ステーションを使い後押しをしようと試みる。連合政府のシステムがその決断を許すわけもなくシステムは強制停止されたが、マカロフにもらった定年祝いのお酒を投げつけ引火させた。そしてステーションの操縦室に入ったペイチアンは、チーへ最期の言葉を残し、地球の未来のために自ら課せた任務を果たすのだった。

衝撃波による危険地帯から抜け出そうとするチー達。全力を尽くした隊員の中で、惜しまれながら命を落とした者もいた。ワン指揮官もその一人である。「生き抜け」と最期の命令を全員に下し、息を引き取った。多くの犠牲の元、チー達は地球を救い切ったのだった。

3年後、再び地球に危機が迫っていた。チーを始め、生き残った者たちは100世代先の未来のために、「流転地球計画」の実行に立ち上がるのだった。

映画『流転の地球』の感想・評価・レビュー

「中国で大ヒットを記録したSF大作」という切り出しに惹かれ鑑賞する人も多いだろう。命の危機と人類自体の存続危機を隣り合わせにした設定は、緊張感を生む。壮大な脱出計画に焦点を絞った設定はわかりやすく入り込みやすい。大きな山場となる「木星との衝突」という一大事と共に親子の愛情が試される展開も、国境を超えて理解されるだろう。

中国初のSF映画と称された当作は、世界の中心に中国が置かれている。そして世界を救うのも中国である。他国が制作の指揮を取ったならば大いに変わるであろう設定の巧妙さもまた目に留まる一作であった。(MIHOシネマ編集部)

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