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映画『美少女戦士セーラームーンR』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『美少女戦士セーラームーンR』の概要:月野うさぎはセーラー戦士に変身し、正義の味方として仲間と一緒に地球を守っていた。そんなある日、うさぎの恋人である地場衛の幼い頃の友人・フィオレが現れる。フィオレは地球人を抹殺しようとしていた。

映画『美少女戦士セーラームーンR』の作品情報

美少女戦士セーラームーンR

製作年:1993年
上映時間:60分
ジャンル:アクション、ファンタジー、アニメ
監督:幾原邦彦
キャスト:三石琴乃、古谷徹、緑川光、冬馬由美 etc

映画『美少女戦士セーラームーンR』の登場人物(キャスト)

月野うさぎ(三石琴乃)
セーラームーンに変身し、地球を守るために悪と戦っている。普段はそそっかしく泣き虫。人一倍仲間のことを大切に思っている。
地場衛(青年:古谷徹 / 少年:緒方恵美)
うさぎの恋人。幼い頃、自動車事故に遭って両親を失っている。タキシード仮面に姿を変え、セーラームーン達を助けている。
フィオレ(青年:緑川光 / 少年:丸尾知子)
衛の幼い頃の友達。謎の異星人。どこで生まれたのか分からず、一人で宇宙を漂流していた。
キセニアン(冬馬由美)
悪魔の花。あらゆる星々からエナジーを奪っている。自力で動くことができず、心の弱い者に寄生する。

映画『美少女戦士セーラームーンR』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『美少女戦士セーラームーンR』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『美少女戦士セーラームーンR』のあらすじ【起】

月野うさぎは不思議なブローチで美少女戦士セーラームーンに変身し、地球を守るために悪い奴らと戦っていた。うさぎの友達も同じように正義の味方として活動していた。天才少女の水野亜美はセーラーマーキュリー、霊感少女の火野レイはセーラーマーズ、お料理とお掃除の達人である木野まことはセーラージュピター、仮面のセーラー戦士・セーラーVとしても活躍する愛野美奈子はセーラーヴィーナス。

うさぎは衛と植物園に出かけ、亜美達は二人の様子を尾行しながら見ていた。そんな時、空から花びらが舞い落ちてきた。そこに、衛のことを知っているフィオレという青年が現れる。フィオレは幼い頃に衛に会い、花をプレゼントすると約束していた。衛は突然の事態に困惑する。フィオレは自分と衛の邪魔をするうさぎを突き飛ばし、姿を消した。

地球に小惑星が接近していた。うさぎのパートナーの黒猫ルナと美奈子のパートナーの白猫のアルテミスは、小惑星のことを調べていた。その小惑星から植物のエナジーが感知されており、危険視していた。しかし、美奈子達は苔がついていただけだろうと、深く考えようとはしなかった。

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映画『美少女戦士セーラームーンR』のあらすじ【承】

レイが怪しい妖気を感じたため、うさぎ達は気配が感じる方に向かった。すると、エナジーを抜かれて倒れている人達がいた。倒れている人に植物が絡みつき、ゾンビのように動き出した。植物が人を操っているのだ。レイはお札を使い、植物を燃やした。すると、操られていた人が気絶した。

植物を使って人間を操っていた大元の植物がまだ消えていなかった。植物は動き出し、うさぎ達の仲間のちびうさを襲おうとした。うさぎは身を張ってちびうさを守った。植物は妖魔・グリシナの姿に変わった。美奈子達はセーラー戦士に変身して戦うが、素早かったため苦戦する。

うさぎはセーラームーンに変身し、危機に陥っていた仲間を助けた。そして、セーラーマーキュリーの協力を得て、グリシナにとどめを刺した。そこに、フィオレがやって来る。フィオレの胸には、悪魔の花・キセニアンが咲いていた。

フィオレは圧倒的な力でセーラー戦士達を倒していった。セーラームーンのことは衛をたぶらかした女性として、特に激しい憎しみを抱いていた。フィオレがセーラームーンを倒そうとしたとき、タキシード仮面に扮した衛が駆けつける。タキシード仮面はセーラームーンを庇い、フィオレの攻撃を受けた。フィオレは重傷を負ったタキシード仮面を連れ、姿を消した。

映画『美少女戦士セーラームーンR』のあらすじ【転】

幼い頃、衛は交通事故に遭って両親を失っていた。悲しみに暮れていたとき、出会ったのがフィオレだった。フィオレはどこで生まれたのか分からないまま、一人で宇宙を漂流していた。疲れ果てたフィオレは、地球に辿り着いて気絶した。フィオレと衛は友達となるが、フィオレは地球では長く生きることができなかった。別れ際、衛はフィオレにバラの花を贈った。花を貰って嬉しかったフィオレは、たくさんの花を持って帰ってくることを約束した。

フィオレは宇宙で悪魔の花・キセニアンに出会った。その時、衛を一人ぼっちにしていた地球人に激しい憎しみを抱いた。フィオレは地球人を抹殺するつもりだった。衛がそんなことを望んでいないと訴えても、フィオレの心には届かなかった。

キセニアンはあらゆる星々からエナジーを吸い尽くそうとする、この宇宙の中で最も危険な妖花だった。キセニアン自体は何もすることができなかった。そのため、弱い心を持つ者に取りつき、手足として動かしていた。弱い心は憎しみに変わり、邪悪なパワーを発した。フィオレはキセニアンに取りつかれていた。しかも、地球に接近している小惑星はただの小惑星ではなく、キセニアンのアジトだった。

映画『美少女戦士セーラームーンR』の結末・ラスト(ネタバレ)

うさぎは怪我を負った衛のことを思い、仲間が危険な目に遭うのは嫌だと戦いに消極的になってしまう。ちびうさはうさぎを叱り、鼓舞した。うさぎは心を入れ替え、衛を助けに行くことを決める。セーラームーン達は力を合わせ、小惑星にテレポートした。

セーラームーン達は小惑星に辿り着いた。小惑星にはたくさんの花が咲いており、次々と妖魔のダリアンが生まれた。セーラームーン達は協力してダリアンと戦うが、セーラームーン以外の4人が捕まってしまう。フィオレはセーラーマーキュリー達を痛めつけ、セーラームーンに武器を捨てるよう脅しをかけた。仲間の苦しむ姿を見たくないセーラームーンは武器を捨てた。

キセニアンはフィオレを操り、セーラームーンからエナジーを奪った。セーラームーンにとどめを刺そうとするが、衛の攻撃に阻まれる。フィオレは衛に見捨てられたと、ショックを受けた。

小惑星が地球に激突しようとしていた。セーラームーンは「幻の銀水晶」(力を秘めた結晶)を使い小惑星の軌道を変えようとした。フィオレはセーラームーンを止めようとするが、「幻の銀水晶」の力に阻まれてしまう。その時、幼い衛とうさぎが話しているシーンが見えた。衛が別れの際にフィオレに贈った花は、うさぎが衛に贈ったものだった。「幻の銀水晶」の力によってキセニアンは消滅した。

セーラー戦士や衛達は、「幻の銀水晶」を使うセーラームーンに力を与えた。小惑星の軌道を変えることに成功するが、「幻の銀水晶」が壊れたためセーラームーンが亡くなってしまう。皆が悲しみに暮れる中、衛の前にフィオレが現れる。フィオレは自分のエナジーを集めた花を衛に渡した。衛はその花の蜜をセーラームーンに飲ませた。セーラームーンは息を吹き返し、フィオレは宇宙空間に飛んでいった。

映画『美少女戦士セーラームーンR』の感想・評価・レビュー

地場衛と月野うさぎが小さい頃に出会っていたシーンは、二人のファンにとっては感動できるシーンだったと思う。脇役として出演することが多い衛がメインのストーリーで、彼のファンにはぜひとも見てもらいたい。セーラームーンが仲間のために武器を捨てるシーン、「幻の銀水晶」を使うシーン、タキシード仮面がセーラームーンを庇うシーンなど、見所が多い映画だったと思う。改めてセーラームーンが好きだなと感じられる作品だった。(MIHOシネマ編集部)


アニメ好きにはたまらない仕上がりの作品。旧セーラームーンのタッチや色の使い方が好きなので、より一層好きだと感じました。アニメを観ていた人はもちろん、観たことがなくても十分に楽しめと思います。アニメを観ていた方が、キャラクターたちの関係性も分かると思うので、これから観るという方にはアニメを観てからの鑑賞をお勧めしたいです。(女性 20代)

みんなの感想・レビュー

  1. 小原まや より:

    みんなで力を合わせて、がんばって戦っていたのが心に残り、とても子供が見るアニメだと思えないほど感動しました。2021年に「劇場版美少女戦士セーラームーン」が[前編]1月8日、[後編]2月11日にやるので絶対に見たいです。
    これを見てセーラームーンのファンが増えると嬉しいです!