この記事では、映画『セイント・フランシス』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『セイント・フランシス』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0079354
製作年 | 2019年 |
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上映時間 | 100分 |
ジャンル | ヒューマンドラマ |
監督 | アレックス・トンプソン |
キャスト | ケリー・オサリヴァン ラモナ・エディス=ウィリアムズ チャリン・アルバレス リリー・モジェク |
製作国 | アメリカ |
映画『セイント・フランシス』の登場人物(キャスト)
- ブリジット(ケリー・オサリバン)
- 34歳で、ウエイトレスをしている。うだつが上がらない日々に嫌気がさしている。冷静で、正直な性格。女性であることに身体的、精神的な負担を感じている。
- フランシス(ラモナ・エディス=ウィリアムズ)
- ブリジットが子守をする6歳の女の子。弟が生まれて母がかまってくれなくなり、寂しい気持ちを抱えている。無邪気で、時に辛辣なことを言う性格。
- マヤ(チャリン・アルヴァレス)
- フランシスの親で、レズビアンカップル。高齢出産で息子を出産し、フランシスと息子、2人の育児に頭を抱えている。繊細で真面目な性格。
- アニー(リリー・モジェク)
- フランシスの親で、レズビアンカップル。息子を出産するマヤの代わりに、仕事で外に出ている。母として子供を世話したい気持ちと、働かなければならない気持ちとで葛藤している。
- ジェイス(マックス・リプシッツ)
- ブリジットの彼氏。若く、女性を思いやる気持ちが強い。優しい性格。
- アイザック(ジム・トゥルー=フロスト)
- フランシスが通うギター教室の先生。ブリジットに気があるような素振りを見せる。キザな性格。
映画『セイント・フランシス』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『セイント・フランシス』のあらすじ【起】
34歳になりウエイトレスをしているブリジットは、パーティーで知り合った年下男性ジェイスとベッドを共にする。翌日余韻に浸りながら起きると、ベッドはブリジットの生理の血で血まみれになっていた。汚れたことも、笑って受け流すジェイス。
知り合いの紹介で、ナニー(子守り)の仕事に応募していたブリジットは、急いで面接に向かう。ナニー先は、レズビアンカップルのマヤとアニーの家だった。マヤが息子を出産した為、夏休みの間6歳の娘フランシスのお世話をして欲しいというものだった。ブリジットは、フランシスと初めて会うが、フランシスは中々心を開かなかった。
かなり時間が経ってから、ブリジットはナニーとして雇われることに。フランシスと公園へ行くが、機嫌を損ねたフランシスは「助けて、本当のお母さんじゃない」と叫び警察沙汰になってしまう。
ジェイスとの関係は続いていた。ある日異変を感じて、妊娠検査薬を使うとブリジットは妊娠していた。産む気はないというブリジットに、ジェイスは渋々合意し病院に付き添うといった。
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映画『セイント・フランシス』のあらすじ【承】
ブリジットはフランシスを図書館へ連れていく。トイレから戻るとフランシスはカバンの中の生理用品を引っ張り出し「生理中なの?」と大きな声で聞き、ブリジットは恥ずかしい気持ちになる。
ジェイス付き添いのもと、ブリジットは病院で貰った経口中絶薬を家で飲んだ。ジェイスは中絶薬の副作用を調べ、ブリジットを献身的に支えた。ブリジットは、彼の気持ちには感謝していたが、結局体に負担をかけるのは女性側だけだと感じていた。
ブリジットは、フランシスを習い事のギター教室へ連れていく。そこのギター講師アイザックのことが気になり始める。教室から戻ったブリジットとフランシスは、ロックバントのメイクを真似て踊った。しかし、母アニーが帰ってきて怒られてしまう。ブリジットとフランシスとの距離が縮まり始めていた。
ジェイスが中絶のことをルームメイトに話してしまう。それに怒ったブリジットは、ジェイスと距離を取った。
映画『セイント・フランシス』のあらすじ【転】
ブリジットは、アイザックからギターの個人レッスンを受ける。いい雰囲気になった2人は、ベッドを共にする。しかしアイザックは、避妊は女性がするものと考えコンドームをつけるのを嫌がった。結局はうまくいかず、さらにブリジットの不正出血を見たアイザックは気分を害した。ブリジットは、中絶後の不正出血に悩まされていたのだった。
マヤは息子を産んでから落ち込みがちになっていた。それが原因でアニーと口論することが多くなる。花火大会がある夜、アニーに仕事が入って行けないと悲しむマヤに、ブリジットは「私も手伝うから一緒に行こう」と誘う。
公園に着いた途端に息子が泣き出したため、マヤはその場で授乳を始める。それを見ていた、子連れの母親が露骨に嫌な顔をして「隠しもせず授乳するなんて非常識、子どもの前ですよ」と文句を言ってきた。しかし、マヤは冷静に「子供に多様な社会を見せることも必要」と反論。ブリジットとフランシスも手助けし、3人でその場を収める。
映画『セイント・フランシス』の結末・ラスト(ネタバレ)
気持ちが落ち込んでいたマヤが、負けじと言い返せたことに、3人は上機嫌で帰宅する。しかし、マヤを心配していたアニーは、自分以外の家族が仲良くなっているのをみて、怒ってしまう。マヤは女性であるが、子を残して仕事へ行く生活に生きづらさを感じていたのだ。ブリジットはそんなマヤを慰め、ふと自身の中絶のことを打ち明けると、泣き出してしまう。無意識に感じていた中絶への罪悪感が溢れ出たのだった。
久々にジェイスに連絡したブリジットは、言えなかった中絶への思いを話し「聞きたかったら折り返して」と留守電に残す。するとジェイスからメールで「もちろん」と返信が来ていた。
夏休みが終わり、ブリジットはフランシスのナニーを終えることになる。最後に、小学校へ送りお別れをする2人。しかし、別れたあと走って追いかけてきたフランシスは「生理がきたら電話する。話を聞いてね」と叫び、ブリジットは笑いながら頷いた。
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映画『セイント・フランシス』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『セイント・フランシス』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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