この記事では、映画『スウィート・シング』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『スウィート・シング』の作品情報
出典：https://video.unext.jp/title/SID0075727
| 製作年 | 2020年 |
|---|---|
| 上映時間 | 90分 |
| ジャンル | ドラマ |
| 監督 | アレクサンダー・ロックウェル |
| キャスト | ラナ・ロックウェル ニコ・ロックウェル ジャバリ・ワトキンズ ウィル・パットン |
| 製作国 | アメリカ |
映画『スウィート・シング』の登場人物（キャスト）
- ビリー（ラナ・ロックウェル）
- 15歳の少女。歌手ビリー・ホリデイのファン。父アダムと弟ニコの世話をしている。無口だが、素直で真面目な性格。
- ニコ（ニコ・ロックウェル）
- 11歳になるビリーの弟。無邪気で子供らしい性格。姉のことを一番に信頼している。
- アダム（ウィル・パットン）
- ビリーの父。アルコール依存症で、しっかりとした職につけないでいる。妻のイヴと別れたことを引きずっている。だらしない性格だが、子供2人のことを心の底から愛している。
- イヴ（カリン・パーソンズ）
- ビリーの実の母で、今は別々に暮らしている。派手で気性が荒い性格。新しい彼氏ボーに夢中で、アダムや子供たちのことは気にかけていない。
- ボー（ML・ジョゼファー）
- イヴの新しい彼氏。酒飲みで、屈強な男性。イヴのことを見下している。
- マリク（ジャバリ・ワトキンス）
- 夏休みにビリーとニコが出会う少年。手先が器用で、しっかり者。フロリダに住む父に会うことを夢見ている。
映画『スウィート・シング』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『スウィート・シング』のあらすじ【起】
ビリーとニコは、アルコール依存症の父アダムと暮らしていた。母親がいない家では、ビリーが若いながらに２人の世話をしていた。ビリーとニコは学校へは行かず、町のゴミを拾ってお金に換えていた。アダムは、アルバイトをしていたが十分な生活は出来ないでいた。夜な夜な飲んだくれて帰ってきたアダムを、ビリーはニコが起きないようにベッドまで運ぶのが日課だった。しかし、アダムは家族を不器用ながらも愛しており、ニコとビリーもアダムが大好きだった。
クリスマスイブ、アダムは酔っぱらっていたが、クリスマスツリーを盗んで帰ってきた。ビリーはニコへのプレゼントをラッピングして枕もとに置く。次の日、サンタが来たと大喜びするニコ。3人で楽しくクリスマスを過ごし、約束していた母イヴとの食事に向かう。しかし、イヴは遅れて現れた挙句、彼氏ボーの乗った車からなかなか降りてこなかった。早く降りて子供と会うように促すアダムに、ボーが怒って２人がその場からいなくなってしまう。
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映画『スウィート・シング』のあらすじ【承】
イヴがいなくなってしまった寂しさからか、アダムはさらにお酒を飲み続け、遂に警察に捕まってしまう。アダムはアルコール依存症を克服するべく、入院することになる。頼れる大人がいなくなったビリーとニコは、夏休みの間イヴと一緒に、ボーの別荘で暮らすことになる。
２人は海辺で酒を浴びる程呑み、ビリーとニコはその手伝いをした。その夜ボーは、冷えたビールを出さないイヴを怒鳴り、ニコに無理やり酒を飲ませようとした。ボーの高圧的な振る舞いが怖くなったビリーとニコは、家を抜け出して海辺に向かう。そこでは、数人が花火をしていた。その中の１人少年マリクが、ニコとビリーと仲良くなる。
ある日ご機嫌なボーは、ニコを２人きりでの釣りに誘った。帰ってきたニコの様子がおかしかったので、ビリーが問いただすと「ボーが自身の性器を見せてきた」と告白する。異常だと思ったビリーはイヴにそのことを話すが、彼女はボーとの関係を壊したくないあまりにビリーの話を信じなかった。
映画『スウィート・シング』のあらすじ【転】
イヴが出かけ、ボーと別荘に取り残されたビリーとニコ。危険を感じた２人は、部屋に逃げ込み隠れる。案の定、追いかけてきてズボンを抜き出すボーは２人を探す。家に駆け付けたマリクは、ボーを後ろから殴り気絶させる。そこで見つかりそうになったニコは、持っていた小型ナイフでボーの太ももを刺してしまっていた。3人は、家から逃げ出す。
2人を助け出したマリクは、フロリダに住む父に一緒に会いに行こうと誘う。そして、3人の逃避行が始まった。車のコードをいじってエンジンをかける特技をもっていたマリクは、車を盗み3人で走り出す。
留守だった豪邸や、船に忍び込んで逃げ続ける3人。しかし、次の移動手段を探している最中に、ある老人に出会う。老人は子供たちを、自身のキャンピングカーでの食事に誘う。お腹を空かしていた3人は、ユーモアがある老夫婦に安心し、誘いにのって料理をごちそうになる。久々の安全で楽しい時間に、安堵した３人は泊まっていくことにする。
映画『スウィート・シング』の結末・ラスト（ネタバレ）
次の日、朝起きるとキャンピングカーの前には警察がいた。子供だけでいるのを心配した夫婦は通報したのだ。マリクは、民家に忍び込んだ時に見つけた銃を持っていた。そして、「自分がボーを殺したと言いに行く」と言い銃を持って飛び出す。その瞬間にマリクは警察に撃たれてしまう。
警察に保護されたビリーとニコは、退院したアダムと暮らすことになる。依存症を克服したアダムは以前よりも幸せそうだった。イヴは目を覚まして、ボーと別れる。
奇跡的に一命を取り留めたマリクだったが、後遺症で記憶喪失になってしまう。マリクを忘れられないビリーとニコは、病院に忍び込みマリクを連れ出す。記憶もなく話も出来なくなってしまったマリクと、海辺に並んだビリーとニコは「スウィート・シング」を歌った。
映画『スウィート・シング』の感想・評価・レビュー
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映画『スウィート・シング』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『スウィート・シング』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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ぜひ、以下の記事もご覧いただき、映画『スウィート・シング』を視聴してみてはいかがでしょうか。
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