映画『サミーとシェリー 七つの海の大冒険』の概要:ウミガメのサミーは孫の誕生を待つ間、昔のことを思い返した。生まれたばかりの頃、サミーは穴から抜け出せず途方に暮れていた。しかしその後、メスのウミガメのシェリーに恋をし、海で出会ったレイと友情を育むことになる。
映画『サミーとシェリー 七つの海の大冒険』の作品情報
上映時間:88分
ジャンル:ファンタジー、アドベンチャー、アニメ
監督:ベン・スタッセン
キャスト:メラニー・グリフィス、キャシー・グリフィン、ティム・カリー、アンソニー・アンダーソン etc
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映画『サミーとシェリー 七つの海の大冒険』の登場人物(キャスト)
- サミー(幼少期:伊藤かな恵 / 大人:羽多野渉)
- ウミガメ。生まれてすぐ鳥に連れ去られそうになるが、何とか脱出する。そのとき出会ったシェリーに恋をする。
- シェリー(鈴木あきえ)
- ウミガメ。サミーに何度も危ないところを助けてもらい、思いを寄せるようになる。心優しい性格。
- ベラ(LiLiCo)
- ウミガメ。勝ち気な性格でサメとも戦うほどだが、困っているサミーを助けるなど優しい一面もある。
- レイ(幼少期:芹澤優 / 大人:柿原徹也)
- ウミガメ。サミーの親友。少し生意気で、愉快でおしゃべりな性格
映画『サミーとシェリー 七つの海の大冒険』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『サミーとシェリー 七つの海の大冒険』のあらすじ【起】
ウミガメのサミーと親友のレイは50年前に砂浜で誕生した。今日は彼らの孫達が生まれる予定だった。誕生まではまだ時間があるため、サミーは昔のことを思い返した。サミーが誕生した頃、今いる砂浜には人が全然いなかった。他の子ガメ達は穴から抜け出して海に入っていくが、サミーは穴から抜け出すことができず生きる自信をなくしていた。その時、カモメが現れ、サミーは連れ去られてしまう。
サミーは暴れてカモメから逃げ出した。その時、子ガメのシェリーに出会う。サミーが地面に落ちた衝撃で倒れている間に、シェリーは他の子ガメに連れられて海に入っていった。サミーは木の上に乗ったまま海を漂った。途中で自分よりも大きなウミガメに会い、網が危険など海についての注意点を教えられる。
サミーは1匹で海を漂っているオサガメのレイと出会い、木の上に乗るよう誘った。レイは少し生意気で愉快でおしゃべりな性格のカメだった。サミーとレイの旅は10年ほど続いた。2匹は幸せな日々を過ごし、着実に大人へと成長していった。番を探す年頃になるが、サミーはシェリーのことが忘れられずにいた。
映画『サミーとシェリー 七つの海の大冒険』のあらすじ【承】
サミーとレイは人間が放った網に捕まってしまい、離れ離れになってしまう。レイが怯えた表情をしたのは、そのときが初めてだった。サミーはそんなレイの様子を見て恐怖心を抱く。船の外へと逃げようとするが、失敗してしまう。しかし、船員が干からびて死んだと誤解したため、サミーは海へと投げ捨てられる。
サミーは浜辺で気絶をした。気づくと人間のスノウに保護されていた。しかし、スノウが飼っている猫のフラッフィーに人間に食べられるぞと脅され、逃げることを勧められる。サミーはそれを無視し、スノウに与えられるまま食事を摂った。スノウは「80日間世界一周」という名の本を子供に読み聞かせていた。サミーは世界一周の話に興味を持つ。
スノウはサミーと交尾させるため、メスウミガメのベラを捕まえてきた。しかし、ベラはサミーと交尾する気などなかった。交尾の可能性がないと気づいたスノウ達人間は、ベラを海に返した。
ある日、砂浜にいたスノウ達は、警察から退去を命じられる。戸惑うサミーはフラッフィーから隠れているよう言われる。その間に、スノウ達は去っていった。サミーは砂浜に取り残され途方に暮れる。砂浜には食べ物が無かったため、海へと入っていった。
映画『サミーとシェリー 七つの海の大冒険』のあらすじ【転】
頭にゴミ袋が落ちてきて、サミーは溺れそうになってしまう。助けてくれたのはベラだった。サミーはベラに海藻がある場所を教えてもらう。そこで食事をしていると、サメに襲われそうになっているウミガメが現れる。サミーがそのウミガメを助け、ベラがサメと戦って追い返した。
サミーが助けたウミガメはシェリーだった。サミーはシェリーとの再会を喜び、氷の海を目指す旅に誘った。人間達の話によると、そこへ行くには秘密の道を通る必要があった。シェリーは人間の嘘を疑いながらも、旅に同行することを受け入れた。
サミー達は秘密の道を探すが、なかなか見つけることができなかった。ある海で鋭い歯を持つ魚(ピラニア)に囲まれてしまう。危険を感じていると、ピラニア達は突然去っていった。その時、サミーは鳥に捕まってしまう。運ばれた先にあったのは、鳥の巣だった。サミーが海への戻り方に困っていると、大きな船がどこかを目指して進んでいるのが見えた。
映画『サミーとシェリー 七つの海の大冒険』の結末・ラスト(ネタバレ)
サミー達は船を追っていき、秘密の道だと思って水門を潜った。その時、シェリーが水流に巻き込まれてしまい、離れ離れになってしまう。サミーは落ち込みながら、海の中を泳いだ。すると、偶然出会った老夫婦のカメから、シェリーという名のカメに出会ったと教えられる。サミーは喜び、シェリーを探すことにした。しかし、長い間手掛かりが掴めなかった。
サミーは偶然出会ったカモメから、シェリーが氷の海を目指していると教えられる。カモメに行き方を教えてもらい、嵐の海を越えて氷の海を目指した。辿り着いた氷の海はとても寒く、サミーは凍えて死にそうになる。人間はそんなサミーを見つけ保護した。保護された船にはシェリーもいた。
サミーはモントレー動物保護センターに運び込まれるが、シェリーと離れ離れになってしまう。しかし、そこでフラッフィーとスノウと再会する。サミーは喜ぶが、シェリーが一足先に海に返されようとしていることに気づく。サミーは外に出ようとするが、扉を破ることができなかった。シェリーはサミーに気づくことなく、海へと入っていった。
海へと戻ったサミーはレイと再会する。だが、レイはコンテナの中から抜け出せなくなっていた。しかも、そのコンテナは網に引っ掛かっているだけで、海の地下深くへと落ちそうになっていた。サミーは他のカメと共にレイを助け出した。そして、シェリーを探すのを手伝って欲しいと頼んだ。
サミーはレイと共にレイの恋人のリタに会いに行った。すると、リタからシェリーが近くの廃船の中にいると教えられる。サミーはリタ達に見送られ、シェリーを探すために廃船の中を泳いだ。だが、シェリーが他のオスのカメと一緒にいるところを見てしまう。サミーはショックを受けるが、そのオスには別の相手がいた。サミーはシェリーに番になって欲しいと申し込んだ。シェリーは受け入れた。
年を取ったサミーとレイは、子ガメ達が海に入っていくのを見守った。そして、サミーは穴から出られなくなっている子ガメを助けた。
映画『サミーとシェリー 七つの海の大冒険』の感想・評価・レビュー
初めて見ることばかりで、不安を抱きながらも心を躍らせているサミーが可愛かった。サミーが色んなところに冒険に出かけるため、飽きることなく最後までワクワクした気持ちを持って楽しめた。ゴミによって溺れそうになるシーンは、実際に海が汚れていると、こういう風に魚達は苦しんでいるのかと思って心が痛かった。何度も離れ離れになりながらも番になったシェリーとサミーの関係は、とてもロマンチックで素敵だと思う。(女性 30代)
『ファインディング・ニモ』やディズニーシーのアトラクション『タートル・トーク』をイメージさせるような作品で、子供向けかと思いきや環境問題や海の汚染など大人も考えなければいけないテーマが盛り込まれていました。ストーリー自体は子供に分かりやすい展開なので単調ではありますが、映像と音楽がとにかく綺麗です。海の中の映像が多いのですが、美しい海だけでなく、汚染された海はこうなってしまうのかと人間の責任を感じる場面もありました。
リズミカルな音楽と可愛らしいキャラクターで大人も子供も楽しんで見られる作品でしょう。(女性 30代)
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