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映画『セキュリティ』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『セキュリティ』の概要:元海軍の大尉だったエディは、ショッピングモールの夜間警備を紹介してもらい働くことになった。勤務初日、警備を行っていると、幼い少女が助けを求めてやって来る。その少女はギャングに追われていた。

映画『セキュリティ』の作品情報

セキュリティ

製作年:2016年
上映時間:92分
ジャンル:アクション
監督:アラン・デロシェール
キャスト:アントニオ・バンデラス、ベン・キングズレー、リアム・マッキンタイア、カン・リー etc

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映画『セキュリティ』の登場人物(キャスト)

エディ・ディーコン(アントニオ・バンデラス)
第5海兵連隊に所属していた元海軍の大尉。娘を傷つけるのではないかという恐怖に怯え、妻子に会いに行けないでいる。娘の年齢はジェイミーと同じぐらい。
ヴァンス(リアム・マッキンタイア)
ショッピングモールの警備員。夜間警備のリーダー。剽軽で、人懐っこい性格。
ジェイミー(キャサリン・メアリー・デ・ラ・ローシャ)
11歳。父親は金融関係の仕事をしており、ギャングを立件する方法をFBIに助言した。そのせいで殺されてしまう。ジェイミーはその犯行現場を目撃しており、裁判で証言する予定。
メイソン(チャド・リンドバーグ)
ショッピングモールの警備員。近々警備員を辞める予定。小心者。
ルビー(ガブリエラ・ライト)
ショッピングモールの警備員。弓が得意。二日酔いで、よく仕事をサボっている。

映画『セキュリティ』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『セキュリティ』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『セキュリティ』のあらすじ【起】

エディ・ディーコンは第5海兵連隊に所属していた元海軍の大尉だった。軍を辞めた後1年間引き籠っていたが、このままではいけないと思い仕事を探すことにした。仕事の斡旋場に足を運ぶが、思うように職は見つからなかった。受付の女性は、心理的外傷の項目で引っ掛かりを覚えており、紹介することを渋っていたのだ。エディは働けるのなら低賃金でも構わないと訴え、ショッピングモールの夜間警備を紹介してもらう。

FBIの捜査官達が、ある少女の身を守るために移送していた。その途中で、何者かの襲撃に遭ってしまう。捜査官達は少女を逃がし反撃するが、全滅してしまう。一方、エディは妻のバレリアに電話を掛け、働くことになったのでしばらく離れて暮らすことを伝えた。バレリアは病院に行った方が良いのではないかと心配している様子だったが、エディは大丈夫だと突っぱねた。そして、娘に愛してくれと伝えてくれと頼み、急いで電話を切った。

エディは職場へと向かった。警備員はエディの他に4名おり、リーダーのヴァンス、近々退社予定のメイソン、仕事をせずにベッドで眠るルビー、仕事をせずにゲームをするジョニーがいた。エディは静かに同僚達の様子を観察した。外は嵐で、建物内の電気は偶にチカチカと切れていた。

エディは警備員が自分を含めて5名おり、建物内にシャッターが設置されていることに疑問を持つ。エディはヴァンスから、建物が厳重に守られている理由を教えてもらう。隣町の人口は1万2640人しかいないにも関わらず、殺人事件は48件もあった。さらに、別の隣町では、人口が2万5328人しかいないにも関わらず、殺人事件が81件も起こっていた。つまり、隣町にいる非道なギャング達が、強盗としてやって来るのだ。

映画『セキュリティ』のあらすじ【承】

ショッピングモールが停電してしまったため、監視カメラだけ予備電気で作動させた。そんな時、少女が助けを求めてやって来る。エディは尋常ではないほどの少女の怯え方を見て、ドアを開けて中に入れてあげた。少女は何者かに追われているようだった。だが、詳しく話を聞く前に、少女が気絶してしまう。停電のせいで電話が通じず、警察に通報することもできなかった。

少女の父と名乗る男性がショッピングモールにやって来た。ヴァンス達は男性を信じ少女を明け渡そうとするが、エディは違和感を拭えなかった。ドアの施錠を開けようとしたとき、目を覚ました少女が嫌だと叫んで逃げ出した。やはり男性は少女の父親ではなかった。すると、男性は大金をヴァンスに見せ、少女と引き換えに渡すことを伝えた。そして、もし少女を匿えば皆殺しにすると脅した。ヴァンスは口車に乗りドアを開けようとするが、エディが殴ってそれを止めた。すると、男性はエディのことをさすがだと褒めて去って行った。男性はどちらを選んでも、ヴァンス達を生かす気はなかったのだ。

エディは追われている少女、ジェイミーと共に警備員室に戻り話を聞くことにした。ジェイミーの父親は金融関係の仕事をしており、ギャングを立件する方法をFBIに助言した。そのことで父は殺されてしまう。ジェイミーは犯行現場を見ており、明日証言することになっていた。

映画『セキュリティ』のあらすじ【転】

ショッピングモールの周りに、ギャング達が集まってきた。エディは少女を部屋に隠し、FBIが探しに来るまで時間を稼ぐことにした。ヴァンス達はエディの指示に従い、窓に電流を流したり、バリケードを作ったりした。その途中、ヴァンスは建物内に侵入してきた敵に襲われるが、ルビーに助けられる。

ジョニー達はネット情報を元に、爆薬を作った。エディの指示により、皆それぞれの配置について敵を倒していき時間を稼ぐことになった。すると、そこにジェイミーがやって来る。ジェイミーは身を守るため、誰にも知られていない場所に隠れるつもりだった。ヴァンス達が恐怖に負けて、ジェイミーの居場所をバラす恐れがあったからだ。そして、ジェイミーは自分も戦いに協力するつもりだった。エディはとりあえずジェイミーの作戦を聞くことにした。

ジェイミーは密かに別の部屋に隠れた後、ラジコンカーにカメラを取りつけ、敵に接触した。そのラジコンには、無線機の周波数を書いた紙が貼られていた。敵はそれを見ると、無線機を通じて全員始末するつもりであることを伝えた。そして、もし少女を逃がせば、エディ達の家族も殺すと脅しをかけた。

ルビーは恐怖に耐えながら弓を使い、敵に攻撃を仕掛けた。しかし、銃を乱射されてしまう。ルビーは死んだふりをして敵をやり過ごした。しばらくして、パトカーが近くにやって来た。ジェイミーは助けを求めるために外に出ようとして狙撃されてしまう。エディはジェイミーの死を悲しみながら、皆に合流を呼び掛けた。

映画『セキュリティ』の結末・ラスト(ネタバレ)

エディはジェイミーにラジコンを操作してもらい、敵の人数を確認した。自分の傍にいたのは5人の敵だった。エディは果敢にも攻撃を仕掛けた。だが、1人の敵が生きており反撃される。エディは必死に戦い、敵を倒した。

エディ達は合流した後、シャッターを下ろして籠城した。しかし、ルビーがヴァンスを庇って撃たれてしまう。ジェイミーは両親と共に平穏に暮らしていたときを懐かしみ、憔悴していた。ジェイミーは突然この世からいなくなった父に、怒りと悲しみを感じているようだった。エディは娘を傷つけるのが怖かったから、一緒にいなかったのかもしれないと慰めの言葉を掛けた。ジェイミーはエディの言葉の意味が分からなかった。なぜならそれは、エディ自身が娘に対して感じていることだったからだ。

警察が駆けつけるが、シャッターが開けられ突破されてしまう。ヴァンスはルビー達を守るため、必死に戦った。エディは警官と出会うが、ギャングの仲間だと誤解を受ける。無線でメイソンに呼び掛け、ジェイミーを連れて来るよう指示を出した。ヴァンスは逃げるジェイミー達を守るため、撃たれてしまう。

エディは警官の耳の裏に入れ墨が彫られていることに気づく。警官はギャングの仲間だった。エディは無線で危機を知らせた。ジェイミーはそれに気づいて立ち止まるが、メイソンは撃たれてしまう。エディはジェイミーに呼びかけ、警備員用の無線機の緊急ボタンで警察を呼ぶよう指示を出した。ジェイミーは恐怖で震えながらも、エディと再会を約束し、無線機を取りに向かった。その間に、エディは外にある通信車を破壊し、電波の妨害を阻止した。

ジェイミーは逃げ回るが、ギャングのリーダーに捕まってしまう。そこに、酷い怪我を負ったエディがやって来る。エディはジェイミーに合図を送った。ジェイミーは勇気を出し、リーダーの腕にスタンガンを押し当てた。リーダーが怯んだ隙に、エディは頭を撃ち抜いた。エディとジェイミーは無事に警察に保護された。ヴァンスも辛うじて生きており、救急車で運ばれた。

ジェイミーは街を離れる前に、病室にいるエディに別れを告げた。ジェイミーは里親の元に行くと思っていたが、迎えに来てくれたのは大好きな叔父だった。エディはジェイミーが嬉しそうに叔父に抱きつくのを見守っていた。その後、エディはぬいぐるみを抱え、娘と妻に会いに行った。

映画『セキュリティ』の感想・評価・レビュー

ショッピングモールが物語の舞台になっている。映画の90%ぐらいがこの建物内でのやり取りだと言っても過言ではない。しかし、場所が移り変わらないのが気にならないほど、警備員達の緊張感や怯えている少女の気持ちなどがしっかり伝わってきておもしろい作品だと感じた。

主人公のエディ以外、警備員達は戦ったことがない者達ばかりである。正義のヒーローみたいにとりあえず強いという設定ではなく、身の回りの物を使って戦おうとしたり、必死に隠れようとしたりと、警備員達の姿にリアリティがあって良かった。(女性 20代)


アントニオ・バンデラス主演のB級作品だろうとあまり期待せずに鑑賞しましたが、緊張感のあるストーリー展開で意外と楽しめる作品でした。
アントニオ・バンデラスは『デスペラード』のときの長い黒髪のイメージが強く、短髪で髭を生やしていると一瞬誰だか分かりませんね。しかし、演技力やアクションにはしっかりと彼らしさがあり、飽きることはありませんでした。
強くてかっこいいヒーローと言うよりも、普通の警備員が頭を使って戦うという感じなので親近感があってハラハラしながら見られます。ベン・キングスレーなども出ていて意外と豪華な作品でした。(女性 30代)

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