映画『宇宙戦艦ヤマト 復活篇』の概要:今でも根強い人気を誇る、『宇宙戦艦ヤマト』シリーズの劇場版アニメーション。宇宙を舞台に、古代と戦艦ヤマトが大暴れ。宇宙戦艦ヤマトを知っている人には勿論、見たことがない人にもオススメな一作。
映画『宇宙戦艦ヤマト 復活篇』の作品情報
上映時間:135分
ジャンル:アニメ、SF
監督:西崎義展
キャスト:山寺宏一、伊武雅刀、藤村歩、由愛典子 etc
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映画『宇宙戦艦ヤマト 復活篇』の登場人物(キャスト)
- 古代進(山寺宏一)
- 宇宙戦艦ヤマトの艦長。パイロットとしての腕は超一流で、圧政を強いるSUSに立ち向かう。
- ゴルイ(伊武雅刀)
- 当初古代の前に敵として立ちはだかった人物。民を虐殺するSUS艦隊に怒り、単身勝負をしかけた。
- 大村耕作(茶風林)
- 古代とは長い付き合いの、宇宙戦艦ヤマトの副艦長。SUSとの戦いの最中、勝利のためとある決断をする。
映画『宇宙戦艦ヤマト 復活篇』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『宇宙戦艦ヤマト 復活篇』のあらすじ【起】
今より遥か未来、2220年の地球。なんと、地球にはカスケードブラックホールが迫っており、このままでは地球は吸い込まれ消滅してしまうという危機に陥っていた。そして、地球人はアマールという別惑星への移住を決意するのだった。
彼らは宇宙船に乗り込むが、なんと、第一次および第二次移民船団が、突如何者かに襲撃されてしまったのだ。しかし、このまま地球に居残ってもブラックホールに吸い込まれて一巻の終わりである。謎の敵のことが気にかかりながらも、政府は第三次便を出すことにするのだった。そして、その任を負ったのが宇宙艦ヤマトと、パイロットである古代だった。
そして、多くの地球人を乗せて宇宙戦艦ヤマトは発進した。しかし、予想通り敵が古代達の行く手を阻む。敵の大勢力に、古代は自慢の技術をフルに使いなんとか乗客を守り続ける。そんな古代の姿に感銘を受けたのが、敵勢力の一人、ゴルイだった。ゴルイは、古代達が侵略者と聞かされていたが、古代の奮闘ぶりを見てそうは思えなくなったのだ。
映画『宇宙戦艦ヤマト 復活篇』のあらすじ【承】
そして、奮闘の末、彼らはとうとうアマールへと辿り着いた。しかし、その当時アマールはSUSという国から支配を受けていた。そして、SUSはアマールが地球人を受け入れることに反対だったのである。SUSは、自分達の意思に反し地球人を受け入れたアマールに対して攻撃をしかけた。
そして、その人逆非道な猛攻によって、アマールの人々は次々と命を落としていく。そんなSUSに対して立ち上がったのは、先程古代を認めたゴルイだった。しかし、ゴルイはSUSに対して特攻をしかけ、命を落としてしまう。そんなアマールの民とゴルイの姿を目にした古代は、とうとうSUSに対して反旗を翻すのだった。
古代は、その圧倒的な技術を持って、アマールに侵攻していたSUSの勢力を追い返すことに成功する。そして、彼らの戦いの舞台はアマールを飛び出し、宇宙へと移る。古代の属する地球陣営とアマール陣営は、SUS艦隊を打ち倒すために手を組んだ。しかし、SUS艦隊はハイパーニュートロンビームという恐ろしい武器を搭載していたのである。
映画『宇宙戦艦ヤマト 復活篇』のあらすじ【転】
そして、SUSはその武器をヤマトに向けて放った。絶体絶命、そんな時だった。なんと、アマールの艦隊が自らの身を犠牲にして、ヤマトを守ったのである。そして、このSUSの攻撃は、SUSの同盟国の不信感を買った。同じく同盟国であるアマールを躊躇いなく撃ち落としたSUSの様子を見て、自分達も攻撃されるのではないか、と感じたのである。
そして、彼らは戦いから手を引き、敵軍はSUSの艦隊を残すのみとなったのだった。SUSは巨大なシールドによって守られており、そのシールドを破壊するためには例のハイパーニュートロンビームを破壊するしかなかった。その役目を自ら買って出たのは、ヤマトの副長、大村だった。大村は搭載されていた特務艇、信濃に乗り込むと、敵の要塞へと突撃していった。そして、仲間に最後の言葉を残した大村は、特攻をしかけ命を落としたのである。
大村の決死の行動により敵の砲塔は破壊され、SUSはシールド機能を失った。そして、ヤマトは搭載していたトランジッション波動砲という新兵器を用い、SUSに攻撃をしかけるのだった。
映画『宇宙戦艦ヤマト 復活篇』の結末・ラスト(ネタバレ)
しかし、SUSもしぶとく立ちはだかる。なんと彼らは別次元を移動するというとんでもない技を使いながら、ヤマトを翻弄するのだった。その攻撃に苦しみながらも、古代がとあることに気がついた。彼らが別次元へと移動する際、必ず空間の奥に太陽に似た物が見えるのである。
古代はこれが鍵だと考え、その人工太陽を撃ち落とした。すると、古代の読み通り、とうとう巨大要塞は崩れ落ちたのだった。SUSを率いていたのは、メッツラーという地球外生命体だった。そして、なんとメッツラーは現在地球を襲っているブラックホールを起こしている犯人でもあったのだ。
それはブラックホールではなく、地球の資源を欲するメッツラーが用意した転送装置だった。それがブラックホールでないのであれば、侵攻を食い止められると考えた古代は、ヤマトと共にその装置の中を進んでいく。計算上では、その中でトランジッション砲6発分を1発にまとめて撃ち込めば、その転送装置は破壊されるのだ。
しかし、それを撃つヤマトにも多大な負荷がかかり、古代の安全も確約されない。しかし、古代は地球のため、と迷うことなく引き金を引くのだった。そして、計算通り転送装置は破壊された。ヤマトも多大なダメージを負ったものの、古代と共に無事に生還したのだった。
映画『宇宙戦艦ヤマト 復活篇』の感想・評価・レビュー
日本人ならほぼ誰でも知っているビックタイトルアニメ。
今回の「復活篇」では、CGを駆使してアニメーションに奥行きとリアリティーを与えている効果がすごい。
アニメでしかできない内容も魅力の一つだ。ブラックホールの影響で滅亡の危機が迫った地球。人類は別の惑星に移住を計画するも、その移民船団が何者かに襲撃されてしまうというスケールの大きさだ。
また、古代進と雪の子どもなど、新キャラクターも登場し、往年のヤマトファンにはたまらない作品となっている。(男性 40代)
この作品の良かったところと言えばTHE ALFEEの曲でしょうか。彼らが作る曲って壮大な「宇宙」のイメージにピッタリでわくわくさせてくれますよね。そんな素晴らしい曲を使用しているのが勿体なく感じてしまうくらい、残念な作品でした。
『宇宙戦艦ヤマト』について私は、あまり詳しくありませんが松本零士のイメージでした。この作品の冒頭で出てきたのは「原案 石原慎太郎」。え?とはてなマークが頭に浮かびながら見てみてると、私がイメージしていた作品とはかなりズレがあり、2009年の作品でありながらかなり甘い設定に、飽きてしまいました。(女性 30代)
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