映画『戦闘少女 血の鉄仮面伝説』の概要:2010年の日本のアクションホラー映画です。本作はR18指定の逆輸入映画です。主演の杉本有美は初主演で、その他の出演作品には『炎神戦隊ゴーオンジャー』などがあります。本作は異例の三人の監督がそれぞれの章を担当する担当制になっています。
映画『戦闘少女 血の鉄仮面伝説』の作品情報
上映時間:90分
ジャンル:アクション、ホラー
監督:井口昇、西村喜廣、坂口拓
キャスト:杉本有美、高山侑子、森田涼花、坂口拓 etc
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映画『戦闘少女 血の鉄仮面伝説』の登場人物(キャスト)
- 渚凛(杉本有美)
- クラスではいじめられている内気な女子高生。もうすぐ16歳の誕生日を迎える凛の体には異変が起こり始めていました。
- 佳恵(森田涼花)
- ナースコスプレ担当の美少女のヒルコ。けれど見た目の可愛さは打って変わって殺し方はとっても派手です。
- 玲(高山侑子)
- 気の強い性格でプライドが高くヒルコ少女隊をまとめている。凛の育成係に任命される彼女は人間嫌い。凛が人間とヒルコの混合種であることを知ると非難していました。
- 如月(坂口拓)
- 16歳になる凛のことを迎えに来るオカマ口調の男で剣の達人でもある。最終的にはボスとして戦う事になります。必殺技としておっぱいから何か出てきます。
映画『戦闘少女 血の鉄仮面伝説』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『戦闘少女 血の鉄仮面伝説』のあらすじ【起】
渚凜は今日もいじめに遭っていました。お金持ちのクラスメイトは凜の内気な性格が気に入らずいじめは日常的に行われ、担任の先生にも手が付けられない程です。今日は弁当に鉛筆を刺されたり、カバンに落書きされたりしていました。悲しい気持ちになり廊下に出て泣いていると突然謎の少女が現れて、明日で人間じゃなくなるのだから精々余生を楽しみなさいと、凜に向かって言い聞かせてきたのです。びっくりしましたが、追いかけようと辺りを見回すと、もう彼女は居なくなっていました。
あれは何だったのか理解できないまま、凜が不思議そうに首を傾げていると、横から謝罪の声がしました。凜が階段近くで立っていると、さっきのいじめっ子がいじめた理由を話してきました。その理由に快諾した凜は、いじめっ子達に笑顔を見せました。しかしその瞬間にいじめっ子は凜の身体を突き飛ばし、凜は階段から転げ落ちてしまいました。いじめっ子達の笑い声が響く中、凜はそのまま気絶してしまいました。
映画『戦闘少女 血の鉄仮面伝説』のあらすじ【承】
凜が目を覚ますと、そこは保健室でした。そこにはセクシーな姿をした先生がいました。
凜の目は、本当は良く見えるはずと眼鏡を取られてしまいます。確かに眼鏡がないと、見えなかった筈の視界が鮮明に見えました。すると保健室の先生が凜のことを調べ、人間じゃないと言い出し凜のシーツを剥ぎ取ると、身体はベルトで固定されていました。保健室の先生は、謎の液体が入った注射を凜に打とうとすると、凜に秘められている力が目覚め、先生を殺してしまいました。
帰宅すると、凜の家族が誕生日をお祝いしてくれました。誕生日ケーキには,りん16才誕生日おめでとうと書いてあります。凜は、その言葉に思わず声に出して泣いてしまいました。お母さんは、凜を優しく介抱してくれます。凜は、自分の身体の事を話そうとします。しかしお父さんも人間ではありませんでした。お父さんは凜に自分の秘密を明かしました。そして突然自分のシャツを脱ぐと乳首と股間の部分に寄生虫の口の様な物が付いていました。お父さんは自分の下半身を見て笑顔を見せました。
映画『戦闘少女 血の鉄仮面伝説』のあらすじ【転】
お父さんが人間ではない事を知って驚く凜は、もしかしてお母さんもなのか、と尋ねようとしましたが、突然お母さんの頭が爆発して死んでしまいました。警察がやってきて、凜を殺そうとします。警官達は、凜が16才になるとその力が解放されヒルコになってしまうことを知ってたのです。お母さんを殺し、お父さんも首を切られて死んでしまいました。ケーキの上でお父さんの顔が喋ります。凜に早く逃げろと叫びます。凜の右手は、もう人間ではなくなっていました。
逃げようと外に出ると、目の前にはテレビのローカル番組の取材陣が来ていました。
その手を見られた凜は、化け物扱いされてしまいます。
商店街の人達が、凜を剥製にして、商店街に置いたら名物になり、客が増える事に違いないと凜に襲いかかって来ます。どうしてこんな事になってしまったのかと、訳が分からないまま、商店街の人々を殺していくのでした。
私は、生まれ変わったらフランスパンになりたいとパン屋の女シェフがパン作りをしていました。そんな平凡な会話していると、凜が入ってきて作っていたパンが血だらけに。パンの女シェフは、怒り叫び声を上げ攻撃しました。しかし、凜の反撃により殺されてしまいました。その形はまるで、フランスパンのようでした。ここで一旦、闘いは収まります。
映画『戦闘少女 血の鉄仮面伝説』の結末・ラスト(ネタバレ)
何とか商店街の人達を振り払い逃げる事に成功した凜は、学校で出会った謎の少女玲と、オカマ口調の武士如月が、噂を聞きつけ迎えに来ます。凜は、二人に着いて行き仲間になりました。凜たちヒルコ一族の滅亡を防ぐためです。玲は、育成係に任命され凜を鍛える事に。仮面は一人前になったら外れるようになっていると、如月が鉄仮面を見せます。凜の顔には、鉄化面が付けられていました。玲はこの時、凜が人間とヒルコの混血種であることを知り嫌っていました。暫くして、凜の力が解放され鉄仮面がはずれました。そこで仲良くなったヒルコ少女隊の一人でナースコスプレ担当(自称)佳恵と玲の三人は、如月の本当の企みを知り阻止することになりました。
日本政府は、ヒルコを全滅させると宣言された事を皮切りに、防衛省長官を殺し、一般人までも殺しました。人間との全面戦争だと如月が叫び狂っていました。ヒルコと人間の戦いの火蓋が切って落とされました。凜は、如月の本当の力に圧倒され、苦戦したものの、無事に悲惨な戦いに幕を落とす事が出来ました。
映画『戦闘少女 血の鉄仮面伝説』の感想・評価・レビュー
坂口拓が大好きな私は彼が監督した第一章に大興奮しながら鑑賞してしまいました。アクションや殺陣を演じさせたら超一流の彼なので、やはり自分が監督する作品のアクションにも物凄く拘っているようでした。女の子だからとなめてはいけないですね。
竹中直人や津田寛治など意外と豪華なキャストが揃っているのでちょっとしたサプライズで飽きずに見られます。
個人的には坂口拓の女装が見られるのが最高でした。如月の綺麗さに驚きつつ、コアでマニアックすぎる描写に笑ってしまいました。(女性 30代)
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