映画『シャークネード6 ラスト・チェーンソー』の概要:人気B級パニックのシリーズ完結編。これまで何度もシャークネードの脅威から地球を守ってきた男フィン。シャークネード第1号を消滅させるため、恐竜時代へとタイムトラベルする。
映画『シャークネード6 ラスト・チェーンソー』の作品情報
上映時間:86分
ジャンル:SF、アクション、コメディ
監督:アンソニー・C・フェランテ
キャスト:アイアン・ジーリング、タラ・リード、カサンドラ・スケルボ、ヴィヴィカ・A・フォックス etc
映画『シャークネード6 ラスト・チェーンソー』の登場人物(キャスト)
- フィン・シェパード(アイアン・ジーリング)
- サンタモニカの桟橋でバーを経営していたアメリカ人。シャークネードから何度も人類を救ってきた。前回のラストで未来からきた息子ギルと会う。シャークネード第1号を消滅させるため、ギルによって恐竜時代に送り込まれる。
- エイプリル(タラ・リード)
- フィンの妻。シャークネードとの戦いで負傷し、ロボットとなる。今回は人間エイプリル、首だけのロボットエイプリル、エイプリル型クローンロボットの大群、女王エイプリルなど、様々なエイプリルが登場する。
- ノヴァ(カサンドラ・スケルボ)
- フィンの店の元従業員。シャークネードに大好きな祖父を殺されたため、強い恨みがある。前回の戦いで戦死していたが、ギルによって救出され、恐竜時代に送り込まれる。
- スカイ(ヴィヴィカ・A・フォックス)
- フィンの元恋人。過去にシャークネードに殺さたが、ギルによって救出され、西部開拓時代に送り込まれる。
- ブライアン(ジュダ・フリードランダー / デブラ・ウィルソン)
- フィンの友人で自称物理と歴史の教師。過去にシャークネードに殺さたが、ギルによって救出され、恐竜時代に送り込まれる。中世の世界ではアクシデントによって別人になる。
映画『シャークネード6 ラスト・チェーンソー』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『シャークネード6 ラスト・チェーンソー』のあらすじ【起】
世界規模のシャークネードの戦いで、地球はすっかり荒廃した。フィンは未来から来た息子のギルによって、恐竜時代にタイムトラベルし、死んだはずの仲間ノヴァとブライアン、ロボットになる前の妻エイプリルと再会する。彼らはシャークネード第1号を消滅させるため、ギルによってこの時代に送り込まれたのだ。
そこに恐竜時代の絶滅のきっかけとなる巨大の隕石が墜落し、衝撃でシャークネードが発生する。フィンたちが翼竜プテラノドンに乗って戦う中、少年時代のギルが竜巻の中に一瞬現れて、姿を消した。激闘の末、シャークネードを消滅させたと思った彼らは、コンデンサー(タイムトラベル発生装置)で現代に戻ることにした。
しかし、彼らがやって来たのは中世のキャメロット王国。モルガナという魔法使いがプテラノドンをドラゴンと間違って矢を放ち、フィンたちは落下する。彼らはマーリン家の屋敷に案内され、シェパード家の紋章を見つける。ギルは10年前にここにタイムトラベルし、自在に時空を操る方法を編み出していたのだ。青年となったギルは、彼らの入れ替わりで旅立ってしまった。
人間のエイプリルは、フィンが隠していたロボットエイプリルの首と対面した。その時、消滅させたはずのシャークネードが出現する。彼らはモルガナや戦士たちと一緒にサメと戦い、フィンはチェーンソー型の剣でサメを退治した。シャークネードが消滅すると、フィンたちは投石器を使って次の時空へと旅立った。
映画『シャークネード6 ラスト・チェーンソー』のあらすじ【承】
次に彼らがやって来たのは、アメリカ独立戦争の時代。フィンたちは合衆国建国の父ベンジャミン・フランクリンや初代大統領ジョージ・ワシントンに会った。この時代にもシャークネードが現れたため、フィンは大砲を使って消滅させる。ノヴァは自分のご先祖に会い、亡き祖父を死なせないための手紙を渡そうとしたが、フィンは歴史を変えてはいけないと手紙を破り捨てた。この時代に残りたいというブライアンを残し、フィンたちは次の時代へと旅立った。
次にフィンたちがやって来たのは、無法者のビリー・ザ・キッドがいる西部開拓時代。フィンは保安官に捕まり牢屋に入れられ、成長したギルとニアミスする。フィンは先にこの時代に送り込まれていた元恋人のスカイの手助けで、牢屋を脱出した。
ギルが絞首刑を受ける直前、シャークネードが出現する。ノヴァに助けられたギルはサメのヘルメットを被り、シャークネードの中に姿を消した。エイプリルはロボットエイプリルを抱えて目からビームを発射させて、サメを撃退する。フィンはビリー・ザ・キッドとの決闘に勝った後、蒸気機関車で次の時代へと旅立った。
映画『シャークネード6 ラスト・チェーンソー』のあらすじ【転】
次に彼らが舞い降りたのは、1950年代のカリフォルニアのビーチ。大勢の海水浴客や、バンド演奏に合わせて踊る人々で賑わっていた。その上空にシャークネードが出現する。中年の教授になっていたギルは、サーフィンでシャークネードの中に消えていった。フィンは結婚する前の両親と会い、ギル教授が残した時代設定可能なコンデンサーを入手。大型のビーム放射器でシャークネードを消滅させた。
彼らはフィンの父親の赤いキャデラックに乗り、2013年のサンタモニカにタイムトラベルしようとした。しかし、彼らが着いたのは1997年のサンフランシスコ。ノヴァが自分の祖父を救うために設定した時代だった。歴史を変えることをフィンは咎めるが、ノヴァはブライアンを許してなぜ祖父を救うことが許されないのだと押し切り、祖父が乗るクルーズ船に乗り込んだ。
そして、時間通りにシャークネードが出現する。ノヴァはサメを退治する際、失敗して餌食となり、人間のエイプリルも犠牲となる。ロボットエイプリルの首は海底に沈み、結局生き残ったのはフィンとスカイの2人だけとなった。
映画『シャークネード6 ラスト・チェーンソー』の結末・ラスト(ネタバレ)
フィンとスカイはコンデンサーの誤作動で20013年にやって来た。世界は荒廃し、サメは金属製のメカシャークになっていた。エイプリル型のクローンロボット隊が、2人を基地へ連行する。ロボットエイプリルの首のなれの果てである女王エイプリルが、この世界に君臨していた。彼女は海底でフィンに置き去りにされて以来、2万年かけてこの世界を作っていたのだ。フィンと女王が戦っていると、カプセルで眠っていた人間のエイプリルが目覚める。エイプリル同士が戦う中、フィンはコンデンサーでタイムトラベルをした。
フィンが着いたのは、ロボットエイプリルの首が漁船に引き揚げられた直後。フィンは首を救出し、その直後にシャークネードが発生する。そこに、女王エイプリルが未来からやって来て、フィンを強引に連れ戻そうとした。
フィンはシャークネードの嵐の中で、コンデンサーを起動する。すると、過去の偉人たちが出現した。首だけのロボットエイプリルはフィンと別れのキスをした後、女王エイプリルの陰謀を阻止するため、安全装置を起動させて全てを破壊した。
次元がリセットされ、シャークネードのないタイムラインが誕生する。サンタモニカではフィンが店を切り盛りし、エイプリルはギルを妊娠中で、店員のノヴァは忙しそうに働いていた。この世界にいる人は誰も、シャークネードの存在を知らない。フィンは店を畳んでカンザスに引っ越すことを発表し、常連客と最後の乾杯をするのだった。
映画『シャークネード6 ラスト・チェーンソー』の感想・評価・レビュー
アサイラム社の看板映画『シャークネード シリーズ』の完結編。今回もエイプリルの変化が強烈だった。前回はロボットエイプリルが首だけになったと思ったら、今回は生身の人間のエイプリルが再登場し、さらに2万年後の世界ではエイプリル型のクローンロボットの大群、世界を征服する女王エイプリルまで登場する。それぞれ性格が異なるが、どれもフィンを愛しているという点は共通していた。
場面の移り変わりも目まぐるしい。いろいろな時代にタイムトラベルするが、シャークネードと死闘は基本どれも同じ。今回はラストということで、これまでに死んだ人物が生き返る。その人物を知らなくても、特に問題なく楽しめる。最後に驚いたのは、エンドロールの異常な速さ。全く文字が読めなかった。(MIHOシネマ編集部)
遂に大人気B級サメ映画シリーズが完結です。ダニエル・ラドクリフやドルフ・ラングレンなど多くのスターから絶大な人気を誇るこのシャークネードシリーズ。最終作となる今作は、まさかの4DXで公開されました。確かに、ストーリーに合わせて揺れや水しぶきがあったら面白いなとは思いますが、何でもありの作品なので怖さもあります。
しかも、今作の舞台は過去。シャークネード第1号と戦うために過去に行くフィンですが、6作目でもまだこんなに面白く出来るのかと驚くほど楽しませてくれて見て良かったなと思えました。(女性 30代)
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