海外ドラマ『SHERLOCK/シャーロック シーズン1』の概要:小説シャーロック・ホームズが現代版で甦る。スマホやネットも使うシャーロックは難解事件を解決していく。助手のワトソンや兄のマイクロフト、宿敵モリアーティなども揃ったミステリードラマが始まる。
海外ドラマ『SHERLOCK/シャーロック シーズン1』の作品情報
話数:全3話
ジャンル:ミステリー、サスペンス
海外ドラマ『SHERLOCK/シャーロック シーズン1』の登場人物(キャスト)
- シャーロック・ホームズ(ベネディクト・カンバーバッチ)
- 頭脳明晰の探偵だが、「高機能社会不適合者」と自身でも言うほどの社交性には乏しい人間である。コンサルト探偵を自称し、おもしろいと思った事件を解決していくが、暇だと奇行に走るという変わり者だ。
- ジョン・ワトソン(マーティン・フリーマン)
- 元軍医で退役してから足の調子を悪くした。医術に長けているだけでなく、銃の扱いも シャーロックと同居し始めてから忙しい毎日を送る。
- マイクロフト(マーク・ゲイティス)
- シャーロックの兄で頭脳明晰さは弟に引けを取らない。英国政府との関りがある。
- ハドソン夫人(コナ・スタッブズ)
- シャーロックたちが住む221B部屋の大家さん。面倒見の良い母親のような存在だ。
- レストレード警部(ルパート・グレイヴス)
- シャーロックに事件を依頼するスコットランド・ヤードの警部。
- ジム・モリアーティ(アンドリュー・スコット)
- シャーロックの宿敵となる犯罪コンサルタント。
海外ドラマ『SHERLOCK/シャーロック シーズン1』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
第1話 ピンク色の研究
ロンドンでは3つの自殺が連続して起きていた。謎が多い事件として記者会見が開かれ、レストレード警部が質問に答えると場にいた人へ「違う!」というメールが届く。その犯人はシャーロック・ホームズ。彼は事件を他殺と考えていた。
ジョン・ワトソンはアフガニスタンの戦地から戻り、後遺症からカウンセリングに通っていた。その際に出会った旧友からルームシェアの勧めを受ける。生活資金にも困っていたので、まずは死体安置所にいるシャーロックに会いに行くことになる。
シャーロックはジョンを見ただけで、戦地から帰ったことなどを的確に言い当てる。そして住所を教えて颯爽と去っていき、唖然とするジョン。彼に興味を持ちながら部屋に行くと、4件目の自殺が起きたという報告がある。シャーロックはジョンと共に現場へ向かった。
共通するのは薬を飲んで自殺したこと。そして、行くはずの無い場所で薬を飲んだこと。犯人はその場所に人を運び、自殺を促したのだ。事件の手がかりを追って推理していき、それができる人物が分かった。そんなシャーロックの元にタクシーの運転手が現れる。そう、犯人は彼だったのだ。
シャーロックは事件の真相を聞くため、そして好奇心に誘われてタクシーに乗り、建物の1室へ連れてかれる。犯人は2つの瓶を出し、シャーロックに選ばせ薬を飲むよう勧める。もちろん、自分はもう一方を飲むことを前提に…どちらが毒か分らぬまま、二人はそれを飲もうとした瞬間、犯人は窓の外から撃たれてしまう。シャーロックは事件の黒幕を聞き出し、毒はどちらに入っていたのかも聞くが、それを知る前に息絶えた。
建物の外に出るとGPSを追ってジョンと警部が迎えに来ていた。シャーロックはジョンが助けてくれたと推理。そこにマイクロフトが現れ、ジョンと会っていたことをシャーロックに伝えた。そこでジョンはシャーロックの兄であることに驚く。果たしてモリアーティとは何者なのか…
第2話 死を呼ぶ暗号
シャーロックの友人が職場に黄色のペンキで記号のような文字を書かれたことで相談に来ていた。高層ビルで監視カメラもすり抜けてどう犯行に及んだのか?現場を調べるとその記号は香港の投資担当者へのメッセージと気づく。その担当者は殺されていた。
その後、記者が殺されたとのことで現場に赴き、それまでの事件と関りがあると分かる。そして犯人は身軽で強靭な人間だと推理したシャーロック。また、謎の記号の手がかりも増え、そこから被害者たちは中国から密輸をしており、その品を持っていることから狙われたと解いた。
その関連を調べると、博物館で勤務していた女性が急にいなくなったことを知る。シャーロックは調査した結果、彼女はまた博物館に戻ると推理。夜間に忍び込むと彼女がいた記号の解読のヒントを得たが、彼女は犯人に殺されてしまう。
一方でワトソンは診療所で勤め始め、そこの看護師のサラとデートをすることになった。シャーロックがサーカスを進めたので赴くと、なぜかシャーロックもいる。彼は身軽で事件に関わりがあるとみて、雑技団の裏方を捜索すると男に襲われる。その男がタトゥーをしていたことに気づき、記号の謎と共に全ての事件の謎が解けるが、帰宅するとジョンとサラがさらわれていた。
記号の解読から居場所を突き止め、ジョンとサラが殺される一歩手前で助けることができた。犯人のボスは取り逃がしたが、何者かによって殺されたようだ。彼らの裏にいた人物とは誰なのか…
第3話 大いなるゲーム
シャーロックは退屈な事件ばかりのため奇行を繰り返してた。突如、向かいのビ建物が爆発したが彼は無事だった。マイクロフトが駆け付け、政府にとって大事なフラッシュメモリが無くなったために捜索を依頼する。
シャーロックは犯人を追っていると、女性から電話が入る。爆弾を付けられており、指示された文章を読まされている。時間内に謎を解かないと爆発するとのことだ。手がかりの靴から水泳選手が死んだ事件が殺人であり、謎を解明したことで女性は助かる。しかし、次に2問目が待っていた。
同じように男性から電話があり、過去の事件を解くと次は3問目。今度は目の見えないお婆さんの声だった。それも解いたシャーロックだが、電話で犯人の声について話そうとしたお婆さんは殺されてしまう。そして4問目は指示された事件を解いたのち、たどり着いた画廊で贋作を見抜けという指示。かかってきた電話の相手は子供で、爆発の秒読みを始める。あるはずの無い絵の記載を見抜き、子供が解放された。そして、画廊の女性からモリアーティの指示だったことが分かった。
前に頼まれていたフラッシュメモリがモリアーティの目的であり、シャーロックは室内プールに彼を呼び出す。待ち合わせ場所には爆弾をまかれたジョンとモリアーティがいた。交渉は成立し、モリアーティは去っていったが「気が変わった」と言って再び現れる。シャーロックたちにレーザーライトを向けたところで話は終わる。果たしてシャーロック達は無事なのか…
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