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映画『新解釈・三國志』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『新解釈・三國志』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『新解釈・三國志』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0056683

製作年 2020年
上映時間 113分
ジャンル 歴史劇
コメディ
監督 福田雄一
キャスト 大泉洋
賀来賢人
橋本環奈
ムロツヨシ
製作国 日本

映画『新解釈・三國志』の登場人物(キャスト)

劉備(大泉洋)
蜀の将軍。小心者・わがまま・面倒臭がりという武人らしからぬ人間性がある。戦嫌いだが、酔うとカリスマ性を持つ武人へと豹変する。
関羽(橋下さとし)
劉備の義兄弟。頼りない劉備を信頼し、劉備を支える。
張飛(高橋努)
劉備の義兄弟。関羽とともに劉備を支える。戦いには強く、関羽と張飛のおかげで劉備軍は勝ち進んでいくこととなる。
趙雲(岩田剛典)
蜀の武人。ナルシストの美青年で、独特な喋り方や動きが「鼻に付く」と言われるが、戦闘力は高い。
孔明(ムロツヨシ)
蜀の軍師。天才軍師と思われているが、実際には妻の尻に敷かれている凡人。適当でポジティブな発言が多い。
黄夫人(橋本環奈)
孔明の妻。口は悪いが、知識が豊富で、孔明に助言をしている。
董卓(佐藤二朗)
乱世の時代に混乱に乗じて成り上がった将軍。ひどい暴君で、大の女好きでもある。
呂布(城田優)
董卓軍にいる最強の将軍。戦いでは圧倒的な強さを誇るが、大の女好き。
孫権(岡田健史)
呉を建国した若き皇帝。優柔不断で、全ての意見に納得してしまうため、なかなか決断ができない。
周瑜(賀来賢人)
呉の将軍。すぐカッとなる一面もあるが、知的な人物。
小喬(山本美月)
周瑜の妻。国のために自ら犠牲になろうとする。
曹操(小栗旬)
魏の将軍。圧倒的な統率力で魏を築き上げる。
蘇我宗光(西田敏行)
現代の歴史学者。三國志の新解釈を提唱する。

映画『新解釈・三國志』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『新解釈・三國志』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『新解釈・三國志』のあらすじ【起】

歴史学者の蘇我宗光は、『三國志』の新説を提唱した。これまで語られていた登場人物の実像は物語とはかけ離れたものであり、特に志高く人望が厚いと言われていた劉備は、実は酔っている時だけ勇猛果敢になる小心者だったというのである。

1800年前、漢が弱体化し魏・呉・蜀の三国がせめぎ合っていた。蜀の将軍、劉備は義兄弟である関羽と張飛に強いられ、嫌々義兄弟の誓いをする。文句を言う劉備だったが、なぜか劉備を慕う民も多かったという。

国を乗っ取ろうとする逆賊・黄巾党に対抗するべく、劉備は義勇軍を結成し黄巾党のアジトに乗り込むが、中途半端な軍勢だと呆れる黄巾はなぜか顔の黄金比について語り始めた。あまりに長いその語りに飽きた劉備は、自分は戦わず張飛に戦いを任せるが、張飛の強さのおかげで劉備軍は勝利を収める。

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映画『新解釈・三國志』のあらすじ【承】

全く使い物にならない劉備が率いる劉備軍であったが、関羽と張飛の活躍により勝ち進んでいく。同じ頃、漢衰退の混乱に乗じて成り上がっていたのが暴君である董卓だった。

これに対抗するため、劉備と呉の将軍である孫権らは反董卓軍を結成し、魏の将軍である曹操とも協力し、董卓軍の拠点に集結した。しかし、肝心な戦の際に劉備は姿を見せなかった。仮病によるズル休みだったが、関羽は「そういうお人だ」とフォローするのだった。

そこに董卓軍の将軍・呂布が現れ、圧倒的な強さで両者の戦いは引き分けになる。新たな作戦を立てることになった劉備は、「董卓は大の女好き、呂布はバカだ」という助言を聞く。そこで、絶世の美女を送り込み、董卓と呂布を仲間割れさせる「三角関の計」を計画した。美女探しを名乗り出た趙雲が連れてきたのは、豊満すぎるボディとキレキレのダンスを踊る「時代考証的美女」だった。

劉備が董卓に美女を仕向けると、作戦通り董卓と呂布が仲間割れを始めた。呂布は董卓を刺し殺すも、その後騙されたことに気付き逃亡したのだった。

映画『新解釈・三國志』のあらすじ【転】

時代はさらに乱世となり、曹操や孫権が勢力を伸ばしていた。劉備は、「楽をしたい」という理由で軍師を探し、天才と名高い孔明のもとを訪れる。「気難しい人」と聞いていた劉備だったが、実際の孔明はお調子者で、妻の黄夫人の尻に敷かれていた。劉備は不安に思いながらも孔明を雇い入れる。

その頃、漢の実権を握っていた曹操は、劉備が孔明を雇ったことを知った。劉備と孫権が手を組むことを恐れた曹操は、劉備と孫権を逆賊とする勅令を出すよう帝に申し出た。追われる身となった劉備は曹操軍に追い詰められ、妻は井戸に飛び込んで自決した。

劉備は降伏し孫権の部下になろうかと思案するが、「褒められて伸びるタイプ」と言う劉備に「曹操は絶対褒めない。孫権はバカなのですぐ褒めてくれる」と孔明は進言し、劉備は孫権と組むことを決意した。

同じ頃、孫権も徹底抗戦か降伏かという決断を迫られていた。決めかねていると孔明が現れ、曹操が呉で一番の美女・小喬を差し出せと言っていると伝えた。すると小喬の夫である周瑜は激怒し、曹操と戦う決意をする。こうして同盟を組んだ劉備と孫権は、曹操を迎え討つ「赤壁の戦い」へと向かっていく。

映画『新解釈・三國志』の結末・ラスト(ネタバレ)

曹操の80万人の軍勢に対し、劉備と孫権の連合軍はわずか3万人だった。「絶対負けるよね」と言う劉備に対し、孔明は「ネバギバ」と返した。

ところが出陣する日、曹操軍では疫病が流行り、戦えない状況になっていた。報告を受けた劉備は、「疫病を移されたくない」と軍を引き上げてしまった。

孔明は周瑜に、曹操軍を火攻めにすることを提案した。「向かい風の時期だから火攻めをするのは無理だ」と反対されるが、孔明は「追い風を吹かせる」と大見得を切った。黄夫人に助けを求めると、「この地方は、低気圧の影響で山に雲がかかると追い風が吹く。それを自分が吹かせたことにすれば良い」と助言を受ける。

翌日追い風は吹かず、周瑜は孔明の斬首の準備を始めた。しかしその瞬間、孔明が言った通り追い風が吹いた。周瑜が火攻めの準備をしていると、向こう岸の曹操軍の船が燃え始めた。

実は劉備軍が曹操軍の船に火を放っていたのだった。撤退し相手を油断させる作戦だったのである。引き上げる途中で酒を飲み気が大きくなった劉備は、「俺はこの国を誰も血の流すことのない平和な国にする」と宣言し、敵陣に突入していったのだった。

映画『新解釈・三國志』の感想・評価・レビュー

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映画『新解釈・三國志』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『新解釈・三國志』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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