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映画『黙ってピアノを弾いてくれ』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『黙ってピアノを弾いてくれ』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『黙ってピアノを弾いてくれ』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0040401

製作年 2018年
上映時間 85分
ジャンル ドキュメンタリー
音楽
監督 フィリップ・ジェディック
キャスト チリー・ゴンザレス
ピーチズ
トーマ・バンガルテル
ファイスト
製作国 フランス
イギリス
ドイツ

映画『黙ってピアノを弾いてくれ』の登場人物(キャスト)

チリー・ゴンザレス
唯一無二の音楽性で人気を博したピアニスト・作曲家。狂気とも呼ばれる言動とは対照的にピアノの音色は繊細な美しさを持っていた。形式に囚われない自由なパフォーマンスを突き詰めていた人物。

映画『黙ってピアノを弾いてくれ』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『黙ってピアノを弾いてくれ』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『黙ってピアノを弾いてくれ』のあらすじ【起】

作家であるシビル・バーグはチリー・ゴンザレスのインタビューをしていた。

モントリオールに生まれた彼は、三歳の時から祖父にピアノを習い、音楽少年になっていった。兄と作曲をすることもあったが、11歳の頃から一人で作曲をするようになっていった。この頃から、自分はアウトサイダーであることを自覚するようになった。

音楽業界にいる兄は音楽仲間であると同時にライバルでもあった。兄に勝ちたかった彼は、技術を磨く兄に対し、より音楽性にこだわるようになった。

その後、「ザ・シット」というバンドにドラムとして参加することとなる。

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映画『黙ってピアノを弾いてくれ』のあらすじ【承】

約3年後、彼らはベルリンへ拠点を移した。クラブなどで音楽活動を続け、この時から彼は芸名のチリー・ゴンザレスと名乗るようになった。ベルリンではパンクが盛んになっており、その影響を受けた彼らはラップをするようになった。

表現欲は満たされながらも、レストランでピアノを弾き生活費を稼いでいたチリー・ゴンザレスの音楽活動は成功とは言えなかった。やがて、売り込みが功を奏しアルバムがヒットした。ベルリンのアンダーグラウンドに永住を決めた彼は、大統領選に出馬するという会見をパフォーマンスで行った。やがて、バンドから離れて活動することを決めた。

映画『黙ってピアノを弾いてくれ』のあらすじ【転】

チリー・ゴンザレスは、『solo piano』という作品を発表した。原点回帰とも言えるこの作品は、今までパンクやラップなど叫んで表現するアーティストとして知られていた彼が、実は静かな音楽で魅了する力があったと世間に知らしめることになった。特別なアルバムにしたいと考えていたチリー・ゴンザレスの思惑通りだった。

その後、彼は他のアーティストとコラボをしたり、プロデュースをするようになった。しかし、多彩な音楽活動で活躍するチリー・ゴンザレスへのメディアからの取材は、いつも想定範囲内のものばかりだった。チリー・ゴンザレスはそれならフェイクでも良いと考え、かつて行った大統領選出馬の会見を色々なキャストにやらせるというパフォーマンスをした。

映画『黙ってピアノを弾いてくれ』の結末・ラスト(ネタバレ)

ある日、チリー・ゴンザレスはウィーン放送交響楽団と、クラシックとラップという変わった共演をした。彼は、演奏家としてずば抜けた技術を持っていたわけではなかったが、彼の目標は他の一流ソリストがやらないことをやるということだった。

世界的にも有名な音楽の都・ウィーンでのオーケストラとの初共演は、ソリストにとって特別なことだった。そこで、彼は自分らしさで勝負をしたのだ。

音楽で食っていけるようになった彼は、子どもの頃に兄に宛てた手紙に書いた自分の夢を達成していることに気づき、自分を祝う気持ちにやっとなることができた。

彼の音楽は、独自性がある。空気を読んだ自己表現ではなく、自分の内面を表現するために形式にこだわらず、それは時にピアノであり時に室内楽やラップになった。創作の過程で自分を発見していく、本物のアーティストなのだ。

映画『黙ってピアノを弾いてくれ』の感想・評価・レビュー

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映画『黙ってピアノを弾いてくれ』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『黙ってピアノを弾いてくれ』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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この記事の編集者
影山みほ

当サイト『MIHOシネマ』の編集長。累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家です。多数のメディア掲載実績やテレビ局の映画番組とのタイアップ実績があります。平素より映画監督、俳優、映画配給会社、映画宣伝会社などとお取引をさせていただいており、映画情報の発信および映画作品・映画イベント等の紹介やPRをさせていただいております。当サイトの他に映画メディア『シネマヴィスタ』の編集長も兼任しています。

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