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映画『サイレント・トーキョー』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『サイレント・トーキョー』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『サイレント・トーキョー』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0055889

製作年 2020年
上映時間 99分
ジャンル サスペンス
クライム
アクション
監督 波多野貴文
キャスト 佐藤浩市
石田ゆり子
西島秀俊
中村倫也
製作国 日本

映画『サイレント・トーキョー』の登場人物(キャスト)

朝比奈仁(佐藤浩市)
喫茶店の店員。過去のある経験から、普通の暮らしをしてきた人間には知り得ない情報を持っている。
山口アイコ(石田ゆり子)
主婦。夫と死別してから、1人で生きてきた強い女性。今でも彼女にとって、夫は大切な存在である。
世田志乃夫(西島秀俊)
警視庁渋谷署の警部補。偏見や誤解を生む可能性があるため、できる限り捜査資料に頼らない。自力で真実を突き止めることを心がけている。
須永基樹(中村倫也)
IT実業家。冷静で寡黙。他人との付き合いが苦手。常に母親のことを気にかける、優しい一面がある。
高梨真奈美(広瀬アリス)
会社員。楽観的で他人に流されやすいところがある。合コンで須永と知り合う。
来栖公太(井之脇海)
テレビ局で働く契約社員。ジャーナリストを志望している。誤った情報を発信することが嫌い。
磯山毅(鶴見辰吾)
内閣総理大臣。「日本はテロリストとはいかなる交渉もしない」と公言したことによって批判する国民が多く存在する。

映画『サイレント・トーキョー』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『サイレント・トーキョー』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『サイレント・トーキョー』のあらすじ【起】

クリスマスイブ。来栖公太が働くテレビ局に、恵比寿の複合施設で今日の正午に爆発が起きるという情報が入った。半信半疑だったが、来栖は先輩の高沢雅也と撮影機材を持って現場に向かった。

施設に到着した来栖らは、そばのベンチに座る主婦の山口アイコから、これから起きることを中継するよう頼まれた。高沢が山口の隣に座ると、彼女はベンチの下に爆弾があり、負荷が30㎏未満になると爆発することと、腕時計型の爆弾を自身と来栖の手首に付け、犯人に監視されていることを伝えた。

山口らは避難を促す館内放送をするよう、警備員に頼んだが、信じてもらえなかった。そして正午になり、ベンチのそばにあったゴミ箱が爆発した。ようやく事の重大さに気づいた警備員が避難を促し、それを聞いた人々は施設から逃げていった。

ベンチに取り残された高沢のもとに、爆弾処理班が到着する。液体窒素で解除を試みる中継映像を観ていた謎の男は「いつもそうとは限らない」とつぶやいた。そして、爆弾は大きな音を立てて、映像は中断された。ベンチの爆弾は実際の爆発に似た光と音を発しただけの偽物で、高沢は無事だった。

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映画『サイレント・トーキョー』のあらすじ【承】

来栖は犯人を名乗り「内閣総理大臣の磯山毅とテレビの生放送番組での対談を要求する。できなければ、18時に渋谷のハチ公広場で爆発を起こす。これは戦争だ」という動画を全世界に発信した。

警部補の世田志乃夫は現場周辺の聞き込みを行い、実業家の須永基樹にも話を聞いた。そこで、正午に現場近くで爆発音を聞いたという彼が、淡々と話すことに疑いを持った。そして、彼の電話が鳴り、相手に「今夜横浜に行く」と返したのを聞いた。

磯山首相は犯人の要求を無視した。ハチ公広場には大勢の人々がおり、そのなかに爆破予告を聞き、興味本位でやってきた会社員の高梨真奈美とその友人もいた。須永に昼間電話したのは高梨の友人で、2人は横浜にいるはずの須永を見かけ、違和感を覚えた。

18時まであと数分のところで、世田も須永を発見し、後を追ったが、見失ってしまう。

18時ちょうどに大爆発が起きた。世田はビルの上から渋谷を見下ろす人影を見つける。そこにいたのは来栖で、山口と犯人の指示通りに動いていたと主張した。手首の爆弾は偽物だった。

映画『サイレント・トーキョー』のあらすじ【転】

運良く軽傷で済んだ高梨は、須永の存在を思い出し、彼の自宅を訪ねた。「爆発地点から50m離れていた」という須永の発言から高梨は「須永が犯人だ」と確信し、警察署に向かった。

犯人から「22時に東京のどこかを爆発する」という次の犯行声明が出された。

須永はあるカフェの店員を訪ねた。そこには、高梨による証言を聞いた世田がいた。須永は犯人が元自衛官の父親だと訴え、彼から事前に情報を聞かされていたと主張した。

世田は須永を連れて彼の父親の部屋を訪れ、これまでの爆発地点などが書かれたメモを見つけ、次に爆発する場所が東京タワーであることを知る。

山口は東京タワーが見えるレストランに来ていた。そこに、あの謎の男が現れた。世田とともに来た須永は爆発をやめるよう説得した。謎の男の正体は須永の父親の朝比奈仁だった。

朝比奈は東京タワーの次に、レインボーブリッジを爆発させると宣言した。山口は彼にレインボーブリッジまで付き添うから、無事着いたら解除方法を伝えるよう提案し、朝比奈はそれを受け入れた。

映画『サイレント・トーキョー』の結末・ラスト(ネタバレ)

世田は須永と、朝比奈らを追ってレインボーブリッジに向かう途中、山口が腕に爆弾をつけていなかったことに気づいた。

その頃、山口は朝比奈に、山口の夫が海外で戦争を経験し、精神を病み帰国したこと、夫から爆弾の作り方を学び、完成させた日の夜、夫が自殺したことを打ち明けていた。磯山首相の「日本を戦争ができる国にする」という発言を聞いたことをきっかけに、戦争を知らない磯山と日本中の国民に、戦争を教えるために事件を起こしたのだ。

真犯人は山口で、朝比奈は山口の夫と同じ戦地にいた後輩だった。以前山口の夫から東京観光の計画を頼まれ、彼に伝えたルートと今回の爆発地点のルートが一致したことから、事件の様子を窺っていたのだ。

須永のもとに朝比奈から解除方法が伝えられた。その後、朝比奈らが乗る車が猛スピードで、レインボーブリッジを突き破り、海へと落ちていった。

来栖のもとへ死んだはずの山口からメールが届く。東京タワーもレインボーブリッジも爆発させる予定だったが、朝比奈に説得されたという内容だった。

一連の爆破事件は被疑者死亡で、詳細や動機は公にされないまま、終結した。

映画『サイレント・トーキョー』の感想・評価・レビュー

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映画『サイレント・トーキョー』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『サイレント・トーキョー』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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