映画『スラローム少女の凍てつく心』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『スラローム少女の凍てつく心』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『スラローム少女の凍てつく心』の作品情報
映画『スラローム少女の凍てつく心』の登場人物（キャスト）
映画『スラローム少女の凍てつく心』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『スラローム少女の凍てつく心』の感想・評価・レビュー
映画『スラローム少女の凍てつく心』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

映画『スラローム少女の凍てつく心』の作品情報

出典：https://video.unext.jp/title/SID0066868

製作年	2020年
上映時間	92分
ジャンル	ドラマ
監督	シャルレーヌ・ファヴィエ
キャスト	ノエ・アビタジェレミー・レニエマリー・ドナルノーミュリエル・コンボー
製作国	フランスベルギー

映画『スラローム少女の凍てつく心』の登場人物（キャスト）

フレッド（ジェレミー・レニエ）: 元一流スキーヤーであり、今は未来のプロスキーヤーを育成するため、スキークラブのコーチを務めている。少々荒っぽい性格であり、生徒たちに罵声を浴びせることも度々ある。
リーズ（ノエ・アビタ）: プロスキーヤーになるため、フレッドがコーチを務めるスキークラブに所属する。母は仕事や自身の恋愛に忙しく、中々構ってくれないことに寂しさを感じている。

映画『スラローム少女の凍てつく心』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）

映画『スラローム少女の凍てつく心』のストーリー（あらすじ）を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『スラローム少女の凍てつく心』のあらすじ【起】

15歳の少女リーズは寄宿制のスキークラブで元一流スキーヤーのフレッドから猛特訓を受けていた。食事制限や厳しいトレーニング、時には暴言を吐かれることもあった。そんな日々に嫌気がさしながらもリーズは練習を頑張り続け、遂にレースで優勝を勝ち取る。

シングルマザーであるリーズの母は男好きであり、リーズとの時間よりも男との時間の方が大切なようだ。リーズはクリスマスを母と過ごせると楽しみにしていたが、彼との予定があると断られ、父と過ごしてはどうかと提案される。リーズは自分に向けられる無神経な母の態度が悔しくて悲しかった。

そんな時、リーズの身体を気遣いアドバイスをくれるフレッドにリーズは次第に心を開いて行く。

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映画『スラローム少女の凍てつく心』のあらすじ【承】

フレッドの家を訪れたリーズは、リーズと書かれた日誌を発見する。全員分書いているのかと問うリーズにフレッドはいいやと答える。フレッドは優勝祝いにリーズにスキー板をプレゼントする。今回のレースで優勝したおかげでリーズにスポンサーがついたそうだ。リーズはとても嬉しそうだ。

リーズは次のレースでも優勝を飾る。フレッドはリーズを自分の誇りだと褒め称える。レース帰りの車内でリーズとフレッドは今日のレースについて語り合っていた。サーキットに行ったことがあるか？とフレッドは問い、いいえと答えるリーズをフレッドは連れ出す。初めての経験に目を輝かせるリーズをフレッドは笑顔で見つめると、たまらずキスをする。

フレッドは自分の下半身をリーズに触らせ、欲を満たすと、我に返ったようにすまないと謝るのであった。そんなフレッドにリーズは、私を見捨てない？と問う。フレッドは2人でオリンピックに行こうとリーズに約束するのであった。

映画『スラローム少女の凍てつく心』のあらすじ【転】

リーズは成績が下がったことを学校から指摘されていた。学業がおろそかになるようであれば、スキーを辞めてもらうという教師に、フレッドは彼女の将来性を無駄にしないためにも我々と一緒に暮らすのはどうだろうと提案する。母も納得し、リーズはフレッドの家に暮らすことになった。

トレーニング中、膝を少し痛めてしまったリーズ。フレッドはリーズの足を心配し労わる。2人は見つめ合い、フレッドはリーズにキスをするとそのまま身体を重ねる。行為が終わった直後、リーズはすぐに立ち上がりその場をあとにする。

生理以外で血が出たのは初めてのことであり、リーズは動揺しているようだった。自然と涙が出てくるのを堪え、着替えを済ませると、平然を装いフレッドのもとへと戻るのであった。

リーズは薬局でアフターピルを購入していた。練習場に戻ると、窓の外にいるフレッドを見つめ複雑な表情を浮かべていた。

ある日、フレッドと交際相手がリーズのことで口論になり、交際相手は出て行ってしまう。それを見たリーズは自分もいずれ捨てられてしまうのではと心が不安定になる。

映画『スラローム少女の凍てつく心』の結末・ラスト（ネタバレ）

ある日、チームメイトのマックスがドーピングをしているのを見かけたリーズは、私にもやらせて欲しいという。しかし、フレッドに見つかってしまい、全てを棒に振る気かと注意される。

リーズはフレッドの交際相手に、フレッドと何があったか教えてと問い詰められたが、何もないとしらを切り続けた。そのことをフレッドに告げると、2人だけの秘密だと釘を刺された。

しばらくぶりにリーズのもとに母が訪れる。リーズの部屋で母がリーズを抱きしめると、リーズは静かに涙を流す。母は、今まで言ったことなかったけどあなたは私の誇りよと伝えると、リーズは堪らず泣き出すのであった。母はこれがどれだけあなたに大事なことか今更わかったのと言う。声をあげて泣き続けるリーズに母は優しい言葉をかけ続け、これからはもうあなたを独りにしないと約束する。

遂に迎えた大事なレース。リーズは順調に走り始め、華麗に勝利を勝ち取るのであった。しかし、リーズは嬉しそうではなかった。フレッドはこれからも一緒に頑張って行こうとリーズに言うが、リーズはいいえと答え、その場をあとにする。リーズの表情は晴れている様に見えた。

映画『スラローム少女の凍てつく心』の感想・評価・レビュー

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