この記事では、映画『悪魔のサンタクロース 惨殺の斧』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『悪魔のサンタクロース 惨殺の斧』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0060904
製作年 | 1984年 |
---|---|
上映時間 | 79分 |
ジャンル | スリラー ホラー |
監督 | チャールズ・E・セリアー・Jr |
キャスト | リリアン・ショーヴァン ロバート・ブライアン・ウィルソン ギルマー・マコーミック トニー・ネロ |
製作国 | アメリカ |
映画『悪魔のサンタクロース 惨殺の斧』の登場人物(キャスト)
- ビリー(青年時:ロバート・ブライアン・ウィルソン / 幼少時:ダニー・ワグナー)
- 幼少の頃、クリスマスイブの日に祖父からサンタが怖い存在だと脅された上に、両親がサンタの扮装をした強盗に殺害され、イブの日とサンタに対するトラウマを受け付けられてしまった。それは青年になってからも続き、凄惨な事件へと繋がっていく。
- 院長(リリアン・ショーヴァン)
- 両親が亡くなった後、ビリーと弟のリッキーが預けられた、教会が運営する施設の院長を務めるシスター。しつけに厳しく、サンタを怖がるビリーにお仕置きをする。
- シスター・マーガレット(ギルマー・マコーミック)
- 施設に預けられたビリーの面倒を見ていた優しいシスターで、青年になったビリーの就職先も紹介していた。
- シムズ(ブリット・リーチ)
- 青年になったビリーが働くことになった、アイラ玩具店の店長。真面目に働くビリーに好感を持ち、クリスマスイブの日に、ビリーにサンタの扮装をして欲しいと依頼する。
映画『悪魔のサンタクロース 惨殺の斧』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『悪魔のサンタクロース 惨殺の斧』のあらすじ【起】
幼い少年ビリーはクリスマスイブの日中、生まれたばかりの弟を連れた両親と共に、精神病院に入院している祖父を見舞いに行き、「クリスマスイブは一年で一番恐ろしい夜だ。いい子じゃなかった子供は、サンタから酷いお仕置きをされる」と祖父に脅される。
そしてその夜、車で家へと帰る途中、サンタの扮装をした強盗に襲われ、両親はビリーの目の前で殺害されてしまう。ビリーと弟のリッキーはその後教会の運営する施設に預けられるものの、それ以来ビリーはイブの夜が近づくと精神的に不安定になってしまう。
8歳になったビリーは、施設内で抱き合う若いカップルを目撃する。しつけに厳しい施設の院長を務めるシスターは、ビリーを見つけて「あの2人(カップルのこと)は悪いことをしていたのよ」と言い聞かせ、それを覗いたビリーにも尻を叩くお仕置きをする。
そしてイブの夜になり、施設を訪れたサンタを怖がるビリーを見て、院長はビリーを無理やりサンタの膝に乗せる。ビリーは反射的にサンタを殴り倒してしまい、院長から再びきついお仕置きを受けることになる。
映画『悪魔のサンタクロース 惨殺の斧』を無料視聴できる動画配信サービスと方法については、以下の記事をご覧ください。
映画『悪魔のサンタクロース 惨殺の斧』のあらすじ【承】
それから10年後、青年となったビリーは、これまでもよく面倒を見てくれていたシスター・マーガレットの紹介で、アイラ玩具店という店で働くことになる。最初は真面目な勤務態度を見せ、店長のシムズや同僚の若い女性・パメラからも好感を持たれていたビリーだったが、やはりクリスマスイブが近づくにつれ、様子がおかしくなっていく。
そしてイブの当日、サンタの扮装をする従業員が体調を崩し急遽休みになったため、シムズはビリーにサンタになってくれとお願いする。ビリーはシムズに逆らうことが出来ず、なんとかサンタとして店を訪れる子供に対応していたが、密かに近付いた子供を脅すなど、異常な言動を見せ始めていた。
夜の7時になり、シムズは店を閉めて忙しかったクリスマス期間を労おうと、従業員たちと酒を交わすことにする。ビリーもシムズに勧められて酒を口にするが、その時パメラが同僚の若い男・アンディーと共に、店の裏手にある倉庫へ向かうのを目撃する。
ビリーがパメラたちの後を追うと、アンディーはパメラと抱き合い、パメラの服を脱がし始める。
映画『悪魔のサンタクロース 惨殺の斧』のあらすじ【転】
それを見たビリーは、2人が施設で院長に言われた「いけないこと」をしているのだと考える。更にアンディーが嫌がるパメラを無理に押し倒そうとしているのを見て、ビリーはアンディーの傍に駆け寄り、電源コードで首を絞めて殺してしまう。パメラを助けたつもりのビリーだったが、「あなたはおかしいわ!」とパメラに叫ばれ、近くにあったカッターでパメラも刺し殺す。
倉庫での騒ぎに気付いたシムズがそこにやって来ると、ビリーは店内にあったピッケルでシムズも惨殺する。こうして殺人鬼と化したビリーは、イブの夜に「いけないこと」をしている者たちに「お仕置き」をするため、夜の町に出ていく。
まずビリーは、若いカップルが抱き合っている民家に向かい、カップルを殺害する。続いて、森の中でソリで遊んでいた若者たちのところに行くと、年長者が年下の若者をいじめているのだと気付き、その年長者の首をオノで叩き切る。
その頃、イブの夜になると様子がおかしくなるビリーを心配して、シスター・マーガレットがアイラ玩具店を訪れ、惨殺された死体を発見していた。
映画『悪魔のサンタクロース 惨殺の斧』の結末・ラスト(ネタバレ)
マーガレットは警察に通報し、ビリーがまた罪を犯す前に捕まえて欲しいと願うが、翌朝になり刑事から新たな死体が見つかったと聞き、愕然とする。そしてマーガレットは、小さい頃のビリーにお仕置きをしていた、施設の院長に復讐に行くのではないかと考える。
マーガレットの予想通り、ビリーはサンタの扮装をしたまま施設を訪れていた。警察からの連絡を受けていた院長はビリーを入れまいとするが、サンタが来たと思った子供が施設の扉を開け、ビリーを中に入れてしまう。
ビリーは持っていたオノを振り上げ、「お仕置きだ!」と言って院長を殺害しようとする。そこにマーガレットと刑事が到着し、刑事は背後からビリーを射殺する。ビリーが院長の前に崩れ落ちると、院長は汚いものを見るような目付きでビリーを睨みつける。
ビリーが持っていたオノは、施設にいたビリーの弟・リッキーの前に落ちる。リッキーは血に染まったオノをじっと見つめ、そして院長に向かって「悪い子だ!」と呟くのだった。
映画『悪魔のサンタクロース 惨殺の斧』の感想・評価・レビュー
この映画の感想・評価・レビューはまだ投稿されていません。
映画『悪魔のサンタクロース 惨殺の斧』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『悪魔のサンタクロース 惨殺の斧』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
映画『悪魔のサンタクロース 惨殺の斧』を見逃した人やもう一度見たい人のために、以下の記事では映画『悪魔のサンタクロース 惨殺の斧』を無料で視聴できる動画配信サービスと方法について紹介しています。
ぜひ、以下の記事もご覧いただき、映画『悪魔のサンタクロース 惨殺の斧』を視聴してみてはいかがでしょうか。
みんなの感想・レビュー