映画『スマーフ スマーフェットと秘密の大冒険』の概要:邪悪な魔法使いガーガメルによって生み出されたスマーフェットは、自分が他のスマーフ達とは違うことに悩んでいた。そんなある日、村の外で1人のスマーフを見かける。禁断の森と呼ばれる場所に、女性のスマーフが暮らす村があった。
映画『スマーフ スマーフェットと秘密の大冒険』の作品情報
上映時間:90分
ジャンル:ファンタジー、コメディ、アニメ
監督:ケリー・アズベリー
キャスト:デミ・ロヴァート、レイン・ウィルソン、ジョー・マンガニエロ、ジャック・マクブレイヤー etc
映画『スマーフ スマーフェットと秘密の大冒険』の登場人物(キャスト)
- スマーフェット(デミ・ロヴァート)
- 邪悪な魔法使いガーガメルによって粘土から作られた。力(魔力)を吸収することができる。
- ガーガメル(レイン・ウィルソン)
- 邪悪な魔法使い。巨大な力を手に入れるため、スマーフ達を狙っている。鳥のモンティと猫のアズレールと一緒に暮らしている。
- ヘフティ(ジョー・マンガニエロ)
- スマーフ。スマーフェットの友人。筋トレが好き。怒りっぽい性格だが、仲間思いの優しい一面も併せ持っている。
- クラムジー(ジャック・マクブレイヤー)
- スマーフ。スマーフェットの友人。おっちょこちょいな性格で、そのことを自覚している。
- ブレイニー(ダニー・プディ)
- スマーフ。スマーフェットの友人。秀才。オタク気質。発明家。知識は豊富だが、実際に行動することは苦手。
映画『スマーフ スマーフェットと秘密の大冒険』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『スマーフ スマーフェットと秘密の大冒険』のあらすじ【起】
森の中には、妖精であるスマーフ達が暮らす村があった。そこには筋トレが好きなヘフティ、秀才(おたく)のブレイニー、村を治めているパパスマーフなどなど、個性豊かなスマーフ達が集まっていた。この物語の主人公は、スマーフェットである。彼女は村の中で唯一の女性で、邪悪な魔法使いガーガメルが生みの親だった。
ガーガメルは闇の魔法で、粘土からスマーフェットを生み出した。スマーフェットは悪しき心を持ち、スマーフの村を見つけてくるよう指示されていた。だが、パパスマーフの魔法によって可愛くて優しいスマーフに生まれ変わった。スマーフェットは村で皆と一緒に暮らし始めるが、自分がどんな個性を持ちどんな性格をしているのか分からなかった。そのことで深く悩んでいた。
スマーフェットはブレイニーが作った装置を使い、自分の個性を見つけることにした。だが、スマーフェットが力を放出せずに体内に取り込んでしまったため、機械で判断することができなかった。ブレイニーは思わず本物のスマーフではないから検出できないのだと言ってしまう。友人のヘフティ達は落ち込むスマーフェットを励ますため、遊びに連れ出すことにした。
スマーフェットはヘフティ、ブレイニー、おっちょこちょいのクラムジーと遊んでいたが、「禁断の森」がある方角に飛ばされてしまう。落下したところで、1人のスマーフを見かけた。スマーフェットは追いかけるが、逃げられてしまう。スマーフは帽子を落としていった。
映画『スマーフ スマーフェットと秘密の大冒険』のあらすじ【承】
スマーフェットは鳥のモンティに攫われ、ガーガメルの元まで連れて行かれる。その時、スマーフが落とした帽子をガーガメルに奪われた。ガーガメルは帽子を使い、スマーフの居場所を特定することにした。はっきりした場所は分からなかったが、手がかりを見つける。それは禁断の森の中にある3本の高い木だった。
スマーフェットはヘフティ達によって助け出される。喜んだのも束の間、パパスマーフに村から出たことがバレて叱られてしまう。スマーフェットは部屋で反省する振りをして、ガーガメルの犯行を止めるために禁断の森に行くことにした。ヘフティ、ブレイニー、クラムジーはスマーフェットを放っておくことができず、一緒に行くことを決める。
スマーフェット達は森を訪れるが、ガーガメルに見つかってしまう。ガーガメルは飛龍の卵をクラムジーに渡し、飛龍に始末させることにした。スマーフェット達は飛龍から必死に逃げた。飛龍が火を吐いたのを見て、ガーガメルはスマーフェット達が死んだと確信した。
スマーフェット達は生きていた。バッキーと名付けたウサギの助けを借り、3本の高い木を目指した。辿り着く前に夜になってしまい、皆で野宿をすることになった。スマーフェット達は食事をしながら、禁断の森に暮らすスマーフ達を助けようと改めて心を1つにした。一方、パパスマーフはスマーフェット達が勝手に抜け出したことを知り、腹を立てていた。
映画『スマーフ スマーフェットと秘密の大冒険』のあらすじ【転】
スマーフェット達は川を渡ろうとするが、バッキーが怯えてしまい入るのを嫌がった。そこで、筏を作って川を渡ることにした。スマーフェット達は心配そうな表情をしているバッキーと別れ、筏に乗って川を下った。すると、木に乗って川を下るガーガメルと再会してしまう
ガーガメルが石にぶつかって川に落ちた。ヘフティとスマーフェットは放っておくことができず、ガーガメルを助けた。すると、ガーガメルはスマーフェット達を川に落とし、筏を奪った。スマーフェット達は川の水に飲まれ流された。
スマーフェット達は皆無事だった。しかし、散々な目に遭ったことで皆苛立っており、喧嘩になってしまう。その時、凶暴な生き物と面を被った生物が現れ、スマーフェット達は捕まった。面を被った生物はスマーフで、全員女の子だった。その中には、スマーフェットが見かけたスマーフ(スマーフ・リリー)もいた。スマーフェットはスマーフ・リリーにガーガメルの件を説明した。
スマーフェット達はスマーフ・リリー達が暮らす失われた村に案内される。その村には女の子しかおらず、女性のスマーフ・ウィローが村を治めていた。スマーフェットはスマーフ・ウィローに、ガーガメルが3本の高い木を探して村に迫っていることを話した。すると、大丈夫だと言われる。村にあるのは3本の川で、木がある場所は脱出不能の沼だった。
映画『スマーフ スマーフェットと秘密の大冒険』の結末・ラスト(ネタバレ)
スマーフ・ウィローは念のため偵察に行かせることにした。勇敢なスマーフ・ストームは飛龍に乗り、ガーガメルの顔を知っているクラムジーを無理矢理乗せて空高く飛び立った。スマーフ・ウィローはスマーフェット達を歓迎した。スマーフェットは弓矢を教えてもらうなど、失われた村に暮らすスマーフ達と仲良くなった
スマーフ・ストーム達はガーガメルを見つけるが、モンティに襲われてしまう。クラムジーは飛龍を使い、スマーフ・ストームの矢に火を点けさせた。スマーフ・ストームはその矢を使ってモンティを撃退した。
スマーフ・ストームはクラムジーからスマーフェットの出自を聞き、ガーガメルの手下だと認識した。スマーフ・ストームが皆の前でスマーフェットを糾弾しているとき、何者かが襲撃してきた。現れたのはバッキーに乗ったパパスマーフだった。スマーフェットが皆に紹介していると、ガーガメルが攻撃してきた。スマーフェット以外のスマーフ達は誘拐されてしまう。
ガーガメルは特殊な装置を使い、スマーフ達から力を奪い取った。スマーフェットはガーガメルを騙し、彼の力を吸収した。ヘフティ達はスマーフェットの意図に気づき、彼女の手助けをした。ガーガメルはアジトの外へと吹っ飛ばされていった。スマーフェットは元の姿である粘土の姿に戻ってしまい、スマーフ達は嘆き悲しんだ。
パパスマーフ達はスマーフェットを連れて村に帰った。女性と男性、全員のスマーフがスマーフェットを中心に輪になり、手を握って祈りを捧げた。すると、スマーフ達の手から力が溢れ、スマーフェットが生き返った。スマーフ達は喜び合った。
映画『スマーフ スマーフェットと秘密の大冒険』の感想・評価・レビュー
皆小さい体で青い顔なのだが、秀才だったり怒りっぽかったり個性がはっきり分かれていたため見分けやすかった。邪悪な魔法使いによって生み出されていながらも、優しい心を持っているスマーフェットが可愛かった。スマーフ達以外にも、光るウサギだったたり食虫植物だったり珍しい植物や動物が登場してくるのがおもしろかった。特に目玉が付いた植物は驚愕した。海外ならではの斬新な設定だと思う。ガーガメルは嫌な奴なのだが、おっちょこちょいなのでそこまで嫌いにはなれなかった。(MIHOシネマ編集部)
アニメ『スマーフ』シリーズのことは目にしたことがあったが、青色の体がどうしても受け付けなくて今まで見たことがなかった。一度お試しで見てみようと思って本作を見たのだが、どのキャラクターも動きや表情が可愛くて、なんで今まで見なかったんだろうと後悔した。
スマーフェットと仲間達の友情、パパスマーフの深い愛情に感動する物語だった。自分には一体何ができるのか、どんな力があるのか悩むスマーフェットは、身近に感じる存在だった。悩んでいても、明るく前向きな性格に好感が持てた。(女性 30代)
劇場版シリーズ3作目。1・2はCGと実写の融合でしたが、今作はCGのみで物語が展開されます。個人的には実写と融合した不思議な世界観が好きだったので残念ですが、本物じゃないかと疑ってしまうようなCGのクオリティなので見ていて本当に飽きません。
これまでの作品の中でもアドベンチャー要素が1番強いのではないかなと思います。悪役も子供向けの作品らしい愛嬌のある悪役で、そこまで悪くないのが可愛いですよね。
ハラハラドキドキできるので、家族みんなでわいわい見るのにぴったりな作品でしょう。(女性 30代)
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