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映画『スネーク・アイズ(1998)』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『スネーク・アイズ(1998)』の概要:ハリケーンの夜、ボクシング試合の大観衆の前で国務長官が暗殺される。事件の鍵を握る女を追う悪徳刑事リックは、知らぬ間に暗殺の裏に潜む陰謀に巻き込まれていく。ブライアン・デ・パルマ監督による、緊張感溢れるサスペンス。

映画『スネーク・アイズ』の作品情報

スネーク・アイズ

製作年:1998年
上映時間:99分
ジャンル:サスペンス、ミステリー
監督:ブライアン・デ・パルマ
キャスト:ニコラス・ケイジ、ゲイリー・シニーズ、ジョン・ハード、カーラ・グギーノ etc

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映画『スネーク・アイズ』の登場人物(キャスト)

リック・サントーロ(ニコラス・ケイジ)
アトランティックシティ出身、在住の悪徳刑事。チンピラを脅迫して金を巻き上げ、ギャンブルに注ぎ込んでいる。妻子持ちだが女たらし。
ケヴィン・ダン(ゲイリー・シニーズ)
リックの旧友。現在は軍所属の国務官で、階級は中佐。ボクシング試合での国務長官の警備を担当する。
ジュリア・コステロ(カーラ・グギノ)
パウエル社の女性社員。社長パウエルの企みに気付き、国務長官に内密に報告する。
チャールズ・カークランド(ジョエル・ファビアーノ)
アメリカ政府の国務長官。ジュリアに会うため、試合観戦を装って会場を訪れる。
ギルバート・パウエル(ジョン・ハード)
ホテル経営から軍事産業まで手広く手がける大企業パウエル社の社長。試合の会場であるアリーナを買収しており、ホテルに改装する予定である。
リンカーン・タイラー(スタン・ショウ)
タイトル防衛戦に挑むボクシングチャンピオン。リックと同じ高校の出身。
ルー・ローガン(ケヴィン・ダン)
リックと知り合いのアナウンサー。リックの賭博によく参加している。
ジミー・ジョージ(マイケル・リスボリ)
リックの知り合いの賭博ディーラー。今回の試合の賭博を取り仕切っている。
サイラス(ルイス・ガスマン)
チンピラの賭博師。リックに借金がある。

映画『スネーク・アイズ』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『スネーク・アイズ(1998)』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『スネーク・アイズ』のあらすじ【起】

ハリケーンの夜、アトランティックシティの巨大アリーナで、ボクシングの試合が開催される。アリーナがホテルに改装される前の最後のイベントということもあり、会場は1万4000人の観客でごった返している。

アトランティックシティの刑事リックは、賭博ディーラーのジミーが主催する試合賭博に参加している。リックはチンピラのサイラスを脅して金を巻き上げ、賭け金にする。同じ高校出身というよしみから、リックはボクシングチャンピオンのタイラーのファンである。リックはタイラーの勝利に大金を賭ける。

国務長官のカークランドが、富豪のパウエルと共にアリーナを訪れる。カークランドとパウエルは、新しいミサイル迎撃システム『エアガード』の開発と導入に同意し、その祝賀も兼ねてボクシング観戦にやってきた。

リックは、カークランドの警護を務める旧友のケヴィンと再会する。試合が始まり、リックはケヴィンの隣の席で観戦する。ケヴィンは、向かいの席に座っている赤毛の女を不審に思い、声をかける。赤毛の女は逃げ出し、ケヴィンは後を追って会場を離れる。

空いたケヴィンの席にブロンドの女ジュリアが座り、後ろの席にいるカークランドに何事かを耳打ちする。突如、客席にいた一人の男がタイラーを大声で侮辱し、その直後にタイラーはノックアウトされて気絶する。

突然、カークランドが撃たれ、続けてジュリアも被弾する。リックは、リングの上のタイラーが目を覚ましていることに気付く。ジュリアの頭からカツラが落ち、短い黒髪が現れる。ジュリアは腕から血を流して逃げていく。

ケヴィンが狙撃犯を射殺する。カークランドが撃たれたのは自分が持ち場を離れたせいだと自責するケヴィンに対し、リックは、何としてでもケヴィンに責任がかからないよう取り計らうと約束する。

映画『スネーク・アイズ』のあらすじ【承】

リックは州警を追い出して現場の指揮権を握り、アナウンサーのルーに独占取材を許可する。

ジュリアはトイレで傷を手当てし、盗んだ服に着替えた後、アリーナと直通しているカジノに逃げ込む。

記録映像から八百長試合を確信したリックは、VIPルームにいるタイラーを尋問する。ギャンブル好きのタイラーは、多額の借金の返済のために八百長を強制されていた。タイラーは、赤毛の女が八百長の詳細を伝えに来たと言う。リックは、この事件がただの暗殺ではないと考える。

ケヴィンは、狙撃犯はカークランドに私怨を抱いていたイスラエル人だったと発表する。ケヴィンは立ち入り禁止区域に入り、変装を解いた赤毛の女や、タイラーに叫んだ男と会う。実は、暗殺の首謀者はケヴィンだった。口止めのため、ケヴィンは二人を射殺する。

リックは、監視員のウォルトと共にカジノの全監視カメラをチェックする。リックは、娼婦のふりをして一人の男に近づくジュリアを発見し、追いかける。同時に、ケヴィンがジュリアを追い始める。ジュリアは男の部屋に隠れようとするが失敗し、部屋を追い出されたところでリックに捕らえられる。

映画『スネーク・アイズ』のあらすじ【転】

リックはジュリアを非常階段に連れていき、事情を聞く。

パウエル社で働くジュリアは、パウエル社製のエアガードの実験結果が捏造であることに気付き、カークランドに連絡した。パウエルの企みを暴く証拠資料の受け渡しのため、ジュリアとカークランドは試合会場で待ち合わせていた。カークランドに近づくタイミングを窺っていたジュリアは、ケヴィンが赤毛の女や狙撃犯と話し合っているところを偶然目撃してしまう。

ケヴィンが暗殺の首謀者だと認めたくないリックは、全ては勘違いだとジュリアを責める。リックに酷く罵られ、ジュリアは傷つく。リックは、ジュリアを警備の目に触れずにアリーナから外へ出してやろうと考える。リックは、ジュリアをボードウォーク内の倉庫に一旦閉じ込めておく。

リックはモニター室へ行き、会場を上空から隠しカメラで撮影した映像を見る。ビデオには、狙撃犯を始末しようとするケヴィンが映っており、リックはジュリアの話を信じる。

モニター室にケヴィンがやってくる。ケヴィンは、自分の信条のため、利害が一致するパウエルと共謀してカークランドを暗殺したことをリックに打ち明ける。ケヴィンは、リックを買収してジュリアの居場所を聞き出そうとするが、リックは断る。

映画『スネーク・アイズ』の結末・ラスト(ネタバレ)

ケヴィン一味に拷問されても、リックは口を割らない。ケヴィンは気絶したリックに発信機を付ける。

目を覚ましたリックは、重症の体を引きずってジュリアのいる倉庫へ向かう。ケヴィンはリックを追跡する。倉庫の前で、リックは背後に潜んでいるケヴィンに気付く。ジュリアは、リックがケヴィンを足止めしている気配に気付き、ロックされた反対側の扉を自力で破ろうとする。ケヴィンが撃った弾が倉庫の壁を突き抜け、ロックを壊す。

アリーナの屋上に飾られていた巨大地球儀が、ハリケーンの暴風で地面に落下している。強風に押された地球儀は、倉庫に向かって転がり出す。

アリーナへ向かう警官達が乗ったバンが、倉庫の方角に走ってくる。バンは向かってくる地球儀を衝突寸前で避け、倉庫の前で停車する。同時に、リックとジュリアが、ロック解除された扉からバンの前に飛び出す。

警官隊は、銃を手にリック達を追って出てきたケヴィンを包囲する。警官隊と報道陣の前に動かぬ証拠を晒したケヴィンは、自分を撃って自殺する。

事件解明後、リックは市から表彰されるが、警察の内部告発によって汚職を訴えられる。妻子にも見捨てられ敗色濃厚のリックは、逮捕されることを覚悟する。

ある日、街中でリックはジュリアと再会する。リックは出所後に会いに行くことをジュリアに約束し、二人はキスをする。

映画『スネーク・アイズ』の感想・評価・レビュー

悪徳刑事のリックだが、仲間思いだったりジュリアのことを助けたりと優しい一面がある。そのため、悪徳や妻子持ちという設定じゃなくても良かったのではないかなと思ってしまった。ストーリーとしては、親友が犯人というありきたりな物語で、少しがっかりしてしまった。でも、ニコラス・ケイジの活躍が楽しめたので、見て損はなかった。1998年に制作されたということもあり、今とはまた違う1990年代らしい衣装とかも見ていておもしろかった。(女性 30代)


ニコラス・ケイジが悪徳警官を演じるという事は、ラストはきっと良いやつになるのだろうとありがちなシナリオを想像して鑑賞しましたが、まさにその通りで映画好きならすぐに分かってしまうであろう犯人にも少しがっかりしました。
ニコラス・ケイジ演じるリックはやることもクズだし、性格もだらしないです。しかし、中身は実は優しくて仲間思いな一面もあり、ラストはそういう部分がしっかり感じられるのでハッピーエンドと言えるのではないでしょうか。
余計な予想はせずに、楽しんで見ることをオススメします。(女性 30代)

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