この記事では、映画『そばかす』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『そばかす』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0075256
製作年 | 2022年 |
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上映時間 | 104分 |
ジャンル | ヒューマンドラマ |
監督 | 玉田真也 |
キャスト | 三浦透子 前田敦子 伊藤万理華 伊島空 |
製作国 | 日本 |
映画『そばかす』の登場人物(キャスト)
- 蘇畑佳純(三浦透子)
- 地元のコールセンターで働いている。チェリストになることを夢見て、音楽大学に進学した過去を持つ。
- 世永真帆(前田敦子)
- 佳純の中学時代の同級生。意思がはっきりしていて、自身の意見を主張できる強い女性。
- 篠原睦美(伊藤万理華)
- 佳純の妹。結婚し、現在妊娠中である。結婚の気配がない佳純にどのような声を掛けていいのかわからないでいる。
- 木暮翔(伊島空)
- ラーメン屋で働いている。まだ結婚願望はなく、仕事を頑張っていきたいと思っている。結婚観で母親とすれ違っている。
- 八代剛志(前原滉)
- 佳純の小学校時代の同級生。地元の学童で働いている。特定の人にしか打ち明けていないある秘密を抱えている。
- 天藤光(北村匠海)
- 映画鑑賞や読書が好き。他人に干渉することや、1人の時間を邪魔されることが苦手。
- 蘇畑菜摘(坂井真紀)
- 佳純と睦美の母親。お節介な部分があり、佳純はそんな母親が鬱陶しく思っている。
映画『そばかす』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『そばかす』のあらすじ【起】
コールセンターで働く蘇畑佳純は同僚に誘われ、合コンに参加した。恋愛や結婚に興味がない佳純は、同僚が必死に男性へアプローチする姿をただ見ていただけだった。
ある日、菜摘にショッピングに誘われ、向かった先はお見合い会場だった。怒った菜摘は帰ろうとしたが、菜摘から「お見合いしなければ、実家から出て行ってもらう」といわれ、仕方なく相手を待つことにした。菜摘はチェリストになる夢を断念して、実家に帰ってきていた。
お見合いが終わり、相手の木暮翔と2人きりで話すことになった。翔は結婚願望がないが、母親に連れられてきたと打ち明け、佳純もまったく同じだと共感した。
佳純と翔は友人として一緒に出掛けるようになった。菜摘は上手くいっていると思い込み、何も言わなくなった。
佳純と翔はホテルに泊まるときは別部屋で過ごしていた。しかし、佳純と過ごすうちに恋愛感情を覚えた翔は、佳純の部屋にやってきてキスをしようとした。佳純は嫌がり「私には恋愛感情がない」と伝えると、怒った翔は部屋を出ていき、疎遠になってしまった。
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映画『そばかす』のあらすじ【承】
佳純は小学校時代の同級生である八代剛志と再会したことをきっかけに、剛士の職場の学童で働き始めた。
ある日、佳純は剛志からゲイであることを突然打ち明けられた。特に驚く様子もなく、受け入れてくれた佳純に、剛志は喜んだ。
佳純は翔と別れたことを菜摘に伝えたことで口論になってしまい、近くの海で落ち込んでいた。そこに、中学時代の同級生である世永真帆と再会する。真帆からキャンプに誘われた佳純は行くことを決めた。
すっかり仲良くなった佳純と真帆はキャンプ後も定期的に会うようになった。
佳純は学童で「デジタル紙芝居を作ってほしい」と頼まれ、ナレーションを真帆にお願いすることにした。真帆が快く受け入れてくれ、佳純の家でデジタル紙芝居を一緒に作ることになった。
佳純はシンデレラの物語に決めて、ナレーション用の台本を作成していた。真帆がシンデレラは男性目線で描かれていると怒り出し、それを聞いて納得した佳純は、王子と結婚しない選択をする、新しいシンデレラの物語を作ることにした。
映画『そばかす』のあらすじ【転】
学童のイベントで佳純が作ったオリジナルのシンデレラを披露する日がやってきた。子どもたちは楽しんでくれていたが、一部の保護者たちが騒ぎ始め、佳純は中断してしまった。
佳純はイベントに来ていた政治家から「子どもたちに多様性を押し付けるのはまだ早い」と叱られたことを真帆に伝えた。その政治家は真帆の父親で、真帆は選挙活動をしている父親のもとへ向かい、佳純をかばい、父親を責めた。
自分の意見をどんな状況でも主張できる真帆が憧れの存在となった佳純は、一緒に暮らそうと誘った。真帆は了承し、物件探しを始めたが、彼女が以前付き合っていた人と結婚することになり、東京へ帰っていった。
真帆の結婚を心から祝福し、帰宅した佳純は、真帆が結婚することを家族に報告した。佳純の妹の睦美は「お姉ちゃんはレズビアンなんでしょ?」と言い出し、佳純は「違う。私には恋愛感情がない」と家族に初めて打ち明けた。
映画『そばかす』の結末・ラスト(ネタバレ)
佳純は真帆から結婚式で友人代表としてコメントをしてほしいと頼まれた。言葉で伝えることが苦手な佳純は大学生ぶりにチェロを演奏した。佳純はチェロを弾くのはこれで最後と決心して、後悔のないよう全力で弾き終えた。
佳純が働く学童に天藤光という新しいスタッフが入ってきた。ある日の帰り、光から映画に誘われた佳純は一緒に映画館に向かった。しかし、同じ映画を観るわけではなく、それぞれが観たい映画を観るという、初めての経験だった。
光はその日以来、休日に佳純をカフェに誘ってくれることもあった。カフェでもそれぞれが読みたい本を持参して、会話することなく、個人で読書を楽しむという、不思議な過ごし方であった。
その日の帰り道、佳純は光に「私は恋愛感情がない。自意識過剰かもしれないけど、そういうつもりで誘ってくれたならごめんなさい」と謝った。光は佳純のシンデレラを見て、共感したと教えてくれた。私と似た考えを持つ人が周りにいることを初めて実感できた佳純は喜んだ。
映画『そばかす』の感想・評価・レビュー
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映画『そばかす』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『そばかす』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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