この記事では、映画『誰かに見られてる(1987)』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『誰かに見られてる(1987)』の作品情報
出典：https://video.unext.jp/title/SID0064387
| 製作年 | 1987年 |
|---|---|
| 上映時間 | 106分 |
| ジャンル | サスペンス |
| 監督 | リドリー・スコット |
| キャスト | トム・ベレンジャー ミミ・ロジャース ロレイン・ブラッコ ジェリー・オーバック |
| 製作国 | アメリカ |
映画『誰かに見られてる(1987)』の登場人物（キャスト）
- マイク（トム・ベレンジャー）
- ニューヨークで刑事をしている男性。妻と1人息子の3人で幸せな家庭を築いていたが、新しい部署へ移動になって早々、殺人事件を目撃した女性の身辺警護を任されることになる。
- クレア（ミミ・ロジャース）
- セレブの集うパーティーで、殺人事件を目撃してしまった女性。マイクの身辺警護を受けることになるが、つつましい生活を送るマイクとはかけ離れた、豪華なマンションで暮らしている。
- エリー（ロレイン・ブラッコ）
- マイクの妻。殺人事件の目撃者である女性の身辺警護に毎晩出かけて行く、夫のマイクを心配する。しかし、クレアに買ってもらったネクタイを締めているマイクを見て、クレアとの浮気を疑い始める。
- ベンザ（アンドレアス・カツーラス）
- クレアが目撃した殺人事件の容疑者。サイコパスなヤクザ者で、自分との取引を中止しようと考えていた男を殺害した。目撃者であるクレアが自分に不利な証言をしないよう、目を光らせている。
映画『誰かに見られてる(1987)』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『誰かに見られてる(1987)』のあらすじ【起】
ニューヨークで刑事をしているマイクは、妻のエリーと息子のトミーと共につつましくも幸せな生活を送っていたが、新たにイーストサイドにある21分署へ移動になる。しかし転属して早々、セレブたちが集まるパーティーで殺人事件が起きたという連絡が入る。
パーティーの主催者である画家のウィンは、裏でサイコパスなヤクザ者のベンザと闇取引をしていたが、ウィンが自分と手を切ろうとしていることを察したベンザがパーティー会場の地下に忍び込み、降りてきたウィンを殺害したのだった。
そしてその殺害現場を、ウィンの友人女性・クレアが目撃していた。警察は現場から逃げ去ったベンザがクレアを襲う可能性もあると考え、24時間体制の警護をすることになる。
マイクは24時間警護の中で、夜間の担当を任されることになる。交代時間になりマイクはクレアの自宅へ向かうが、そこは資産家の家系に生まれたクレアが優雅な1人暮らしをしている高級マンションで、マイクは自分の生活とかけ離れた豪華な内装に呆気にとられる。
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映画『誰かに見られてる(1987)』のあらすじ【承】
マイクの役目はクレアの身辺警護であるため、クレアの出かける先にも一緒に行くことになる。ある夜クレアは知人の開催するレセプションに出席するが、同行したマイクが締めていたネクタイを見たクレアは、「もっとセンスのいいものを」と、自腹を切ってマイクにネクタイを買い与える。
最初はそんな自分とクレアとの「身分の違い」を感じていたマイクだったが、毎晩クレアの家で過ごすうちその純朴さに惹かれて行き、クレアもマイクに心を許すようになっていく。
しかし、クレアが買い与えたネクタイを締めて家に帰って来たマイクを見て、妻のエリーは何か雰囲気が違うと感づく。マイクはあくまで仕事上の関係だと主張するが、エリーはそれだけではないと察していた。
そしてベンザが容疑者として警察署に連行され、目撃者のクレアがベンザの顔を確認する「面通し」が行われる。これでベンザの容疑は固まり、クレアの危険が去って24時間警護も終了する、つまりマイクがクレアに会うのはこの日が最後になるはずだった。
映画『誰かに見られてる(1987)』のあらすじ【転】
マイクはクレアに対する思いを告げぬまま面通しを行なうが、その夜警察署から、ベンザが釈放されたという知らせが入る。連行された時に不備があったと弁護士が主張し、その要求が通ったのだった。
再びクレアの身に危険が迫ることになり、クレアの部屋に向かったマイクは、恐怖に怯えるクレアに責められる。マイクはそんなクレアを抱きしめ、優しくキスをすると、そのまま2人はベッドを共にする。
しかしエリーはマイクの様子がいつもと違うことに気付き、警護相手であるクレアと浮気をしたのだと察する。警護担当を昼間に変えてもらってとエリーに言われ、マイクは同僚の刑事に夜間の時間を担当してらうことにする。
しかしマイクは昼間の警護が終わったあと、夜になり再びクレアの部屋に戻ってしまう。そこに、ベンザの差し向けた殺し屋が現れ、マンションの住人に成りすましてクレアの部屋に潜入する。
殺し屋は警護をしていたマイクの同僚を、サイレンサー付きの銃で撃つ。クレアとベッドで寝ていたマイクは、同僚が倒れるかすかな物音に気付き、拳銃を持って部屋の中を捜索する。
映画『誰かに見られてる(1987)』の結末・ラスト（ネタバレ）
マイクは殺し屋を見つけ、射殺することに成功するが、警護すべき相手とプライベートで親しくしていたことが警察本部にもバレて、謹慎処分を言い渡される。クレアはマイクに家庭があることで、このまま旅に出ようと考える。
そして父親が創設した学校の記念式典に出席したクレアは、この日がマイクに会う最後の日だと決め、会場に来たマイクとダンスを踊る。するとマイクに息子のトミーから電話が入り、ベンザが家に押し入って妻と子を人質にしていると聞かされる。
ベンザはマイクの家族を人質にして、マイクにクレアを連れて来させるつもりだった。マイクはクレアと共に自宅へと向かい、まずはマイク1人で家の中に入っていく。ベンザは人質に取っていたトミーを突き飛ばし、マイクに拳銃を向ける。
そこでトミーは机の下に隠していた拳銃を見つけ、エリーがその拳銃でベンザを射殺する。妻と子をぎゅっと抱きしめ、家族の無事を噛み締めるマイクを見て、クレアはそっとその場を立ち去っていくのだった。
映画『誰かに見られてる(1987)』の感想・評価・レビュー
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映画『誰かに見られてる(1987)』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『誰かに見られてる(1987)』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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