2006年に公開された『ステップ・アップ』の続編。日本では買い手がつかず、DVDスルーとなった。監督は『G.I.ジョー バック2リベンジ』のジョン・M・チュウ、脚本はトニ・アン・ジョンソン。
ステップ・アップ2 ザ・ストリート 作品情報
- 製作年:2008年
- 上映時間:98分
- ジャンル:ラブストーリー
- 監督:ジョン・チュウ
- キャスト:ブリアナ・エビガン、ロバート・ホフマン、ウィル・ケンプ、アダム・G・セバーニ、キャシー・ベンチュラ etc…
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※配信情報は2020年11月現在のものです。配信状況により無料ではない場合があります。
ステップ・アップ2 ザ・ストリート 評価
- 点数:40点/100点
- オススメ度:★★☆☆☆
- ストーリー:★★☆☆☆
- キャスト起用:★★★☆☆
- 映像技術:★★★☆☆
- 演出:★★★☆☆
- 設定:★★★☆☆
ステップ・アップ2 ザ・ストリート あらすじ(ストーリー解説)
映画『ステップ・アップ2 ザ・ストリート』のあらすじを紹介します。
母を亡くしたアンディは母の親友だったサラに面倒を見てもらっていた。アンディは悲しみを忘れるために仲間たちとストリートダンスのチームを結成し、没頭した。
その活動内容はかなり奇抜で、地下鉄の車内で突然踊りだすなど迷惑極まりないものばかり。テレビのニュースでも取り上げられてしまった。
ダンスに没頭するあまり、学校をサボってばかりのアンディにサラが激怒してしまう。アンディはダンスを続けるか、テキサスの祖母の家に行くかの2択を迫られる。
結局、ダンス学校のオーディションに合格して入学が決定。テキサス送りは回避することが出来たが、基礎がまるでなっていないアンディは授業についていけない。
見かねた学長のブレイクが直々に個人レッスンをしてくれるのだが、ストリートチームの練習に間に合わず、仲間たちとの関係がこじれてしまう。
ステップ・アップ2 ザ・ストリート 感想・レビュー(ネタバレ)
映画『ステップ・アップ2 ザ・ストリート』について、感想・レビュー・解説・考察です。※ネタバレ含む
前作よりもスケールダウン
前作はダンス映画の佳作らしく、高い評価を受けています。青春映画の要素も大きく、感動できるしダンスシーンの迫力がすごい、と。
本作は本国でもあまりヒットせず、日本では劇場公開されませんでした。なぜか?それはねえ、つまらないからですよ。相変わらずダンスシーンはいいんです。私は前作を観ていませんが、確かにこれは凄いと思いましたね。ダンスの観せ方が上手いと思います。下から煽ってみたり、遠くから全体を写してみたり。そのテンポが良かった。
しかし、ダンスシーン以外はゴミほどの価値もありませんでした。物語はあらすじの通りなのですが、これのどこが面白いのか。ドラマが無いじゃないですか。
ダンスに没頭するのはいいけど、なぜダンスに没頭するのかが見えてこないし、物語に何の起伏もない。ダンスばっかりやってれば保護者が切れるのは当たり前だし、チームの練習に遅れた程度で関係がこじれるって、お前らの友情はその程度かよ!5分以内にメールを返さないとハブられるとか、そういうレベルか?本来は、ダンス学校に通っていることがバレてはじめて関係がこじれるべきで。1ステップ早まっちゃったせいでよくわからんことになってるんですよね。
まあ、そういうわけで、どうでもいい映画です。ダンスが見たけりゃダンスチームの公演に行けばいいじゃない。
ステップ・アップ2 ザ・ストリート まとめ
こんなの、ダンス文化が浸透していない日本で買い手がつくわけがないよね。有名な俳優は誰も出演していないし、話がつまらない。よくDVDスルーになったなぁと思いますよ。それだけ前作が指示されたということなんでしょうね。いくらクソでも、続編は見たくなるもんです。『スターウォーズ』のエピソード1〜3みたいな感じで。
ダンスの観せ方は確かにうまかったんですけど、テンポが良すぎるせいでじっくり観ることが出来ないのはちょっと残念ですね。映画はテンポが良くないと苦痛なんですが、テンポが良すぎるのも問題です。増村保造の見せたいシーンをこれでもか!と見せ続けるタメのある演出を参考にするように。まあ、知ってるわけ無いかな!
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